ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

片付け祭りレポート③

片付け最終章。今月中に終わるぞ!

 

直接的に間接的に、いろんな方にお世話になりながら進めてます。

 

ほんと感謝だなー。

 

たとえば、今朝は同じ路地のおばちゃんに、「あらぁこないだから大掃除?」と声をかけられ、「そうなんです〜もうたまっちゃって」と応答。「片付けないとすぐたまるのよねぇ」なんて会話があり、よしがんばろうと思う。

 

見ててくれる、知っててくれる人がいると励みになります。

 

きのう友人たちとZoomで1時間、「新月の願い事リスト書き」のコワークをやっていて、片付けはやっぱりみんなのテーマだった。

片付けてどうなりたいの?

片付いてると何ができるようになるんだろう?

その状態を想像してみたらどんな気持ちがわくんだろう?

などなど話しました。いい時間だったな。

 

写真は息子が保育園のときのもの。夕方迎えに行くと、「おかあ♡はい」とよく手紙をもらいました。かわいくてとってあったのどこに行ったかな?と探してたら、片付け中に見つかった。封筒に、これまた息子の描いた魚を切って貼ってかわいくして、大事にしまいました。

 

息子が、そのへんの紙に、自分の泉からわきでるままに描いてた絵は、あとから見ても懐かしくなりそう。

 

それでもだいぶさよならしました。

 

今まで息子の絵や製作物をよく壁に貼ったりしていたけれども、懐かしいもの一つと最新のもの一つがあれば十分じゃないかと思った。

 

そうしないと新しいものが作れない。

以前の創作物をいつまでも大事にしすぎることが、新しいものを創作する足を引っ張っているんじゃないか。

 

それはわたし自身にも言えることで。

 

この発見はとても大きかった。

 

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片付け祭りレポート②

片付けに真剣に取り組むこと約1ヵ月。

日々EUREKA!!と叫ぶことばかり。

 

きょうはじめてうちに来た人が見たらめっちゃ散らかってると思うだろうけど、ビフォーを知っている人なら目を剥く美しさになった。

 

そもそもこの片付けの物語は、1月にかるたの大会で優勝した前後に体感した「身体と心のぴったり」からはじまっている。

話すと長いので割愛するけど、まぁ人生ぶんと言っていいぐらい、ほんとーうにいろいろあっての今なのだ。

 

妹がGWに片付けを手伝ってくれたとき、片付けをする上で大事なことをさまざまに伝授してくれた。

 

中でも、

・色

・Z軸

・8割

・メリハリ

・一軍とそれ以外

・既成概念から自由になり自分だけの快適さを追究せよ

は非常に役に立っている。

 

夜中に「えーん(ToT)」みたいな気分になったときによく、お世話になったスクールカウンセラーさんの「せいこさん、それは別にやらなくていいんじゃないですか」と「せいこさんはほんとうによくやってらっしゃる」をさかんに脳内再生させてるときみたいに、片付けのときのフレーズを妹の声で脳内再生することにした。

 

「いや、それはやばいで...」

「これはもうええんちゃうかぁ?」

「ねねは疲れてんねん、ほんまはきれい好きな人やって知ってるで」

など。

 

生き延びるために、よく生きるために、使えるもんはなんでも使う!!!

 

さらに妹からは、「片付けはどうですか、進んでますか。困ってることない?」「きれいになった部屋の写真送ってや」などの励ましのメールが数日おきに来る。

 

ありがたいことである。

 

きょうもアイロン台と収納グッズを買いに、仕事の後に上野のダイソーニトリと無印をはしごしていた。

 

無印でふと写真のイデーのバブーシュが目に留まった。

先日桐島かれんさんのお店で試したバブーシュが可愛くて、履き心地もよくて、買わなかったけど、バブーシュっていいなぁという印象が残っていた。

(その時の用事がまた片付けにめっちゃ関係あるのだけど、それはまた後日別途独り言する)

 

 

税込3,780円。

 

室内履きにこの金額出したことない。超高級品だ。

 

いつもはユニクロの800円のスリッパをボロッボロになるまで履き込んで捨てるわたしが、こんなものを買ったらあかんよね、と一瞬思う。

 

でも一応履いてみる。履くのはタダ。

 

……わー履き心地いい...。なにこれーぴったりやん!

 

そのとき気づいた。市販のスリッパはわたしには大きすぎるのだ。

女性向けでも25cmぐらいある。

わたしは22.5-23cmなので、大きいスリッパは実はとても歩きにくい。

ものによってはミッキーマウスの足みたいになる。

 

この狭い家の中でさえも、そういうものを毎日履いて歩くことが小さくストレスだったのだ。

でも「それしかない」ので履いていた。

 

このバブーシュは23-24cm。

そうか、こういうのが欲しかったのか、わたし!

 

もう一度値段を見る。

でも…他を探しに行く手間…気にいるかどうかもわからない…またここへ出直す手間…めんどう…めんどう...

 

......面倒!!!!!

 

色、どうする?

 

 

妹曰く「片付けは色」。

茶と白で迷う。

結局、床の色に近い茶をお買い上げ。

 

帰ってきて、買ったばかりのバブーシュを履いて台所に立ってお茶を入れてみる。なんと気分が良いことか!

そうか、買い物っていうのはこうするのか。

 

片付けとは「色」と「サイズ」と「性質」なのかもしれないなーと、今のところのキーワード。

 

またしてもEUREKA。例えばこういうことが日々起こっている。楽しい。

 

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第1期の1 積読本をひらく読書会


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4/28「積読本をひらく読書会」ひらきました。

 

「読書会ってはじめてだけど、積読本を持って行くだけでよくて、しかも読んでいなくていいなら参加できる!おもしろそう!」と来てくださいました。1人1冊を順番に紹介し、これを2周して、計8冊が集まりました。

 

買った本や借りた本、何十年も前からある本からつい数日前に買った本まで、何ページかは読んだ本から一度も開けていない本まで、本との関係もさまざま。忘れられない旅、家族の思い出、ずっと追ってきた作家、今取り組み中の学問、選書の基準や読書スタイルなど、本がいろいろなテーマを運んできてくれました。

 

この日は「読むべき」という言葉が何度か聞かれました。義務でも脅迫でもないのだけど、ある本を前にしたときに、なぜかその人にだけ湧き起こる強い衝動。これってどこから来ているのでしょう。また、ほとんどの本に、手元に来るきっかけになった人がいることが見えてきたのも興味深かったです。

 

やっぱり積読本をひらくのは楽しいです。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

 

次回は5/9(水)10:00〜12:00です。

お申し込みはこちらから!
https://tsundokubon.peatix.com/

 
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【KLASS】 積読本をひらく読書会 第1期-2


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5/9 積読本をひらく読書会、ひらきました。
雨で寒い日にもかかわらず、4名がご参加くださいました。

大事すぎてもったいなくて読めないけれど、書棚にも並べていなくて、目につくところには置いてあって積読本ならこれ、とすぐに決まった本。

今ものすごく自分のテーマだけど、難しくて読めなくて、読まずにそのまま図書館に返しそうな本。

菓子折りのようにお世話になった人に気軽に渡すプレゼント本として待機している自分では読むつもりのない、誰の元へ行くのかまだわからない本。

…など、10冊の積読本が集まりました。

 



それぞれの物語(読んでないけどある!)をじっくり聴いてみんなであーだこーだ話して、一緒に本の旅をして帰ってきて、最後に並べると、「おお、壮観!」なこの瞬間が好きです。物語を知らなくて、ただ本が並んでいるだけならこんなふうにはきっと感じないのでしょう。

 

お一人、「一冊だけだったので、もう一冊は読んでしまった本を…」と出してくださった本が、付箋だけでなく、図書館の予約表やリフレのチラシやしまいにはおしぼりの袋まで動員してしおりにしていて、取るものとりあえず、ここの大事な箇所にしるしをつけねば!という勢いや情熱が感じられ、他人の読書の痕跡を見るのもおもしろいなぁと思いました。

 

 

ご感想をいただきました。

「楽しそう。と眺めては、何度もHPを見て、また楽しそう、と思って参加しました。

読めていない本を持ち寄り、観察と対話を繰り返すことで、本への気持ちが確かになったり、出会った方との交差を楽しみます。
本日5名。持ち寄りは2冊づつ。
1冊だったらわからない各々の現在の気持ちが透き通ってくるようでした。

私の本は「実行につながる宣言」をしたかった!と、徐々に気づいたり(ちょっと恥ずかしい)。

みなさんの積読が、我が家へ移動しそうな魅力的な本が集まっていて楽しかったです。」

 

ご好評につき、「積読本をひらく読書会」は第二期もひらく予定です。

ご参加くださった方、ご関心をお寄せくださった方、ありがとうございました!

 

《募集中の講座@KLASS》
▼また行きたい!と思える場をつくるゼミ(単発参加OK!) 5/26(土), 6/9(土), 6/23(土) 
http://klass.hagiso.jp/class/bazukuri/

▼自分の今とこれからを見つける夏至のコラージュの会 6/21(木)
http://klass.hagiso.jp/class/collage-2/

 


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片付け祭りレポート①

先週からがしがしと片付けに勤しんでおります。

懐かしいものが出てくる出てくる。今までありがとう、さようなら。

 

 

連休後半は、関西在住の妹と甥がうちに泊まりにきているので、わたしなりに片付けていたのですが、「こんなんまだまだあかん!もっといけるで!」とのことで、妹のご指導の下、計画を立て整理しドカドカ捨てまくったら、45L袋で10袋ぐらいになった。

でもまだあと5袋は出そう。

 

...が、さっき区のゴミの捨て方をちゃんと見たら一回あたりに捨てられるのは3袋までとのこと。オーノー!何週間かはこのゴミ袋と暮らさねばならんのか。でも日毎に快適になっていく家、うれしい。

 

自分にぴったりくるものだけを家の中に持ち込み、好きなものとだけ一緒にいて、「賞味期限」が過ぎたものはどんどん放出し、常に新しいものをつくりだしていく暮らしや人生にしたい。

 

いつどうなるかわからないので、遺品整理する人が困らない感じにしときたい気持ちも年々高まっています。

 

 

▼映写時代の予告フィルムの破片。

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不忍ブックストリート・一箱古本市、出店しました!

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今年も「不忍ブックストリート・一箱古本市」に出店しました。

立ち寄ってくれた方、見ていてくれた方、場をつくってくださった実行委員の皆様、ありがとうございました!
はじめましての方も、いつもどうものお友だちも、お久しぶりですの方も、ここの場でお会いできてうれしかったです。

 

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3年目のわたしたちのお店[トリとニワトリ]で並べたいのは、「ゆずりたい本を音読つきでお届けする」と「今はまだゆずれない本だけど音読をお届けする」の2つなんだなぁというところに、相方のマキさんと至りました。そのまっすぐな気持ちで一日お店に立ててよかった。

 

準備の時間も楽しくて、年に一度、こうして本棚の本を一冊ずつ出して、風を通していく作業もとても楽しかったです。

 

48冊の本たちを音読と共に次の方々へ手渡しました。

小さな出会いの場がぽこぽこたくさん生まれました。

どんな本棚に並んで、どんな場所で読まれるのかな。

 

本と人とまちにありがとう。

 

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お知らせ・映画「ちはやふる-結び-」の感想をあーだこーだ語る会、ひらきます

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映画「ちはやふる-結び-」が映画としても競技かるたとしてもたいへんよかったので、4/21にあーだこーだ話す会をひらきます!

…とこちらでお知らせする前に満席になってしまった。ごめんなさい。

chihayafurumusubiadacoda.peatix.com

 

今回一緒に場をひらく相棒のゆきこさんは、「物事をたいこ目線で語りがち」というアマチュア打楽器奏者で、「ちはやふる」は漫画も映画もかなりディープなお付き合いをされています。「ちはやふる」と「結び」の魅力をゆきこさんのたいこ的世界観でどう語ってくれるのか楽しみです。

 

わたしは競技かるた、和歌、平安時代などをキーワードに語りたいな〜

会場は競技かるたの聖地、文京スポーツセンターや大塚かるた記念会館に近いカフェ、totoruさん。わたしが大好きなお店です。

 

レポートをどうぞお楽しみに!

 

お知らせ:KLASSの講座はじまります!(場づくりゼミ、読書会、コラージュ)

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(考えていることをまとめて書く場がほしいと思ってはじめたブログですが、見た目がお知らせとレポートだけになっているような気もします...。まぁしょうがないか...。)

 

さてさて、

まちの教室KLASS、第1期講座のお申込みがはじまっております!
わたしはこちらの3本を担当します。



・また行きたい!と思える場をつくるゼミ  5/12土, 5/26土, 6/9土, 6/23土  
・積読本をひらく読書会 4/28土, 5/9水
・自分の今とこれからを見つける夏至のコラージュの会 6/21木


 

シラバスに書ききれなかったことを少し書きます。

 

どこから入ってもいい場づくりゼミ

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このゼミでは、個人の自発的な活動/団体や組織内の担当業務、営利/非営利でも、対象が少人数/多人数でも、単発/継続でも、どんなテーマでも自分の場に取り組むことができます。

単発でも途中からでも受講可能なところがミソです。場というふわふわとした概念を自分なりに体系化するときの入口や順番は人それぞれ、背景やこれまでの経験から必要としているパーツも人それぞれだからです。

ゼミ生同士のディスカッションとパート練習は、現場でいきなり出す前に、手放しで応援してくれる人と練習ができる、貴重な機会!きっと背中を押してくれるはずです!

積読本の会に出て、場の様子を見てからゼミにいらっしゃるのも歓迎です。

 

 

積読本をひらいた後が楽しい読書会

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3月のプレ講座に来られなかった方からも「おもしろそう!行ってみたい!」と声をかけていただいた読書会。持ち寄り型の読書会でもさらに、「中身を読んでないから自分もよく知らない」という半闇鍋的な感じがまずおもしろいのと、時間がなくて読めていなかっただけ「ではない」、積読という行動の奥深さを味わうひとときでもあります。

わたしは、前回のプレ講座で背中を押されて読んでみたら、「やっぱりそういう本だったんだ!」とびっくりしたり、読書会で宣言した「この本に期待していること」を本からたくさん受け取りながら読み進めることができ、ひらいた後の楽しさがいつまでも続いていました。

本のジャンルは問いません。読書会をひらきたい方にもはじめやすい型です。

 

 

節目につくる、自分の今とこれからを見つけるコラージュ

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こちらも3月のプレ講座は、仲間内のイベントから講座としてひらくことの意味をつかむきっかけになりました。(「プレ」のありがたさ!)これを通じてわたしは何をお届けしたいのかしら?ということがすっきりと言語化できました。

このコラージュをつくる会は、節目を迎えている方に特におすすめです。今や未来が漠然としている方は最初の一歩のお知らせになります。やりたいことが決まっている方には、自分自身とほんとうにつながった、大切な願いから生まれていることに取り組んでいるのだ、という一貫性の確認になります。

3時間半じっくりと、比較や評価もない安全な中で「自分と二人で対話」、「一緒に作業した人と対話」しながら取り組んで出来上がった作品は、きっとあなたにとってお守りのような存在になるはずです。

暦に合わせて製作すると、自然とのつながりが感じられて、よりパワフルです。次回は夏至の日です。

 

・・・

 

◆KLASSの他の講座も気になるものがいっぱい!ぜひチェックしてみてくださいね!

◆KLASSは千代田線千駄木駅から徒歩0分!交通至便!講座の前後は千駄木〜谷中〜根津のまち歩きもぜひお楽しみください。おすすめルートもご案内できますよ。

KLASSのオープンDayが4/21、4/22にあり、どなたでもご見学いただけます。

◆ひととびの各講座はご希望の場所での開催も承っております→ひととびのWebサイト

  

 

 

ひらきました!:春をことほぐコラージュの会@まちの教室KLASS

 3/20、KLASSでの「春をことほぐコラージュの会」をひらきました。翌日は春分の日。天体の運行が大きく変わる節目の日。日本では、今年度が終わり、新年度を迎える境目の頃。自分の今の座標や願いを確かめてみませんか?とお誘いしました。

ptix.at

 

コラージュの会ではこのようなものを作ります。

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ペーパークラフトのような「きれいな飾りを工作する」のとは目的が少し違います。

コラージュの会は、今の自分の中にモヤモヤとうずまくあれこれ(したいこと・行きたい場所・ほしいものetc...)をまずは欲望のままに全部バサッと出してみて、紙一枚に定着させてみる。そして、その自分の作品が発しているメッセージを読みとってみる...という、わくわくした気持ちを作ることが目的です。

 

2011年ごろから友人を誘って主に年末年始にひらいていた場なのですが、やるたびに好評をいただいていて、毎回参加してくださる方もおり、自分でもとても好きな場なので、今回初めて講座として取り組んでみることにしました。

 

主な手順はこちらに書きましたが、毎回ひらく時期・時季や来てくださる方に合わせて少しずつアレンジを加えています。

 

自己紹介をしたあとは、「今、気になっていること・関心のあること」をテーマに書いたり話す時間をもち、そのあと製作にかかります。普段はあれやこれやと理由をつけたり制限を感じてやらないできたことや、逆に実現に向けてあたためてきたことが、キーワード出しをしたり、人と話したり、雑誌をめくりながら写真や文字を雑誌から集めているうちに、だんだんとクリアになってきます。

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仕事、人間関係、暮らし、健康...生きているといろいろ気になること、関心のあることはありますが、何を選ぶにせよ、いっぺん自分にとっての「大好き!!!!」「こうなったら素敵!!!!」をコラージュでがっつりと描いてみて、そこからメッセージを自分で読み取ることで、進められる流れや動きがあるように思います。

具体的な方法や手段で悩んでいて進まないとか、「どうせ...」みたいなしょんぼりした気持ちになってしまうことがあるなら、ぜひこの場を試していただきたいな。 

 

ほかの人の作ったコラージュを見るのもとても楽しいのです。似たような雑誌から探して、同じ時間を使ってチョキチョキしてるのに、出来上がってくるものは人によって全く違うことに驚きます。

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自分のコラージュ作品にもらう感想や質問も貴重です。自分ではなんとなく気になって貼っていたものなのに、そこに大切な願いが込められていたことに気づきます。自分の今の状態も客観的に見ることができます。

 

当日は講師(というかツアーガイドみたいなものです)のわたしも作ります。作品は部屋に貼って、新しく作るたびに貼りかえます。ときどきふと眺めると、作ったときのわくわくやみんなに応援されたうれしさがよみがえりますし、見るたびに新しい発見があって、今気になっていることへのヒントになることもしばしばです。

時間をかけて自分と人と対話しながら作るので、とても気持ちが乗っていることもあるだろうと思います。単にその場だけの楽しさで終わらないよさがあります。

 

ここでは何をしているのかというと、すごく抽象的に言うと、「自分の生きたい世界を描き、そのように生きる」ための描き方の一つの手法ときっかけ、ということかと思います。そのように生きると何がいいかというと......楽しい。ただそれだけなんですけど、とても大切なことかもと最近感じています。

そういえば息子が小学3年生のある日ふと、「ぼくたちの役目は楽しく生きること!」と言ったことがありました。「だよね!」と思わず握手を求めてしまった。

 

この日の講座では、「ゆっくり」と「待つ」を心がけ、来てくださった方と3時間半の旅をしました。同じ電車に乗っているけれど、見えている風景やそこから想い起こすものや受け取るものは、一人ひとりまったく違う。それを時折交換しながら。

 

今回はこんなふうに、作品の発表から感じたことを短い単語カードを使ってフィードバックすることをしてみました。誰もが持っている本質の言葉なので、もらうとあたたかい気持ちになります。

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最後にきょうどうでした?とうかがうとこんな言葉を聞かせていただきました。

「自分てありきたりだなと思っていたのに、他の人のコラージュを見たら、なんだ、全然違う!わたしはなんてわたしらしいんだろうと思った。大切にしたいことや好きなものを見える形にして、見るたびに背中を押してもらうようなものが作りたくて来た。本当にその通りのものができてうれしい」

それをうかがって、その日の「ツアーガイド」のお役目を果たせたかなと感じることができました。ありがとうございました。 

おやつは谷中の和菓子屋さん、岡埜栄泉さんのおはぎをお出ししました。お彼岸限定のお味、美味しかったです!ごちそうさまでした!

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・・・


次回は第1期の6月21日(木)。この日は夏至。北半球ではこの日が一年のうちで日の出から日没までの時間が最も長くなります。天体の運行や暦に合わせて製作すると、自然とのつながりが感じられて、よりパワフルです。

collage2.peatix.com

 

 

他にも魅力的な講座がたくさん生まれています。まちと人と暮らしが出会う。KLASSをめぐるこれからの展開がとても楽しみです!

まちの教室 KLASS
http://klass.hagiso.jp/
https://www.facebook.com/klass.sendagi/

 

ウェブサイトをオープンしました

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2018年3月から本格的に場づくりと場づくりする人のサポートの仕事をはじめました。それに合わせてウェブサイトをオープンしました。

hitotobi.strikingly.com

 

わたしは何をしているのか?、仕事を通じて何をしたいのか?、場づくりに関心を持たれた方とどの部分でご一緒できそうか?をお伝えしたり、場づくりという世界を覗く窓の一つになっていればいいなぁと思います。

 

ずっとつくりたかったポートフォリオもこれを機にまとめました。何になるかはわからないけれども、できるだけ記録をとろうと心がけてきたことが、今、役に立ちました。レポートやメモを拾えたもの、写真だけでも撮っておけたものなどいろいろですが、やっておいてよかったです。記録やっぱり大事です。それでも記録のないものもあるので全部は入りませんでしたが、しかしこうして見ると壮観!じわじわと喜びを感じます。

 

我ながらなかなか画期的だと思っているのは、「場を休みたい、終いたい」と思ったときにもセッションが受けられるところです。立ち上げは華やかで勢いがありますが、終わったり始末をつけることもまた祝福なのです。わたしたちは有限の存在なので、場もまた有限で当たり前。変化も自然なこととして受け容れ、祝福したい。休むことや終うことを決断するまで、決断して手をつけはじめてから、学びと感謝と悼みを味わう必要も出てきます。ここを伴走してもらえるときっと心強いよなぁと、自分がしてもらった経験から、サービスに加えました。

 

まずはここからはじめてみようと思います。

あらためまして、ひととび&せいこをどうぞよろしくお願いいたします。

 

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お知らせ・今年も不忍ブックストリート 一箱古本市に出ます!

今年も不忍ブックストリート 一箱古本市にお店を出します!

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こちら去年のようす>>

hitotobi.hatenadiary.jp

 

今年は4/29(日)11:00-16:30です。


本を通じて知り合った相方のマキさんと結成した「トリとニワトリ」がわたしたちのお店。こんなふうな気持ちで準備を進めてます。

このまちで暮らし働く二人が、ぎっしり詰まった自宅の本棚から、それぞれおすすめしたい本を持ち寄ってお店をひらきます。ジャンルは物語、暮らし、人、つくること、などなど。愛しいこのまちで、大好きな本を介して、たくさんの方と小さな出会いの場をひらけることがしあわせです。

「トリとニワトリ」

2018年春:店主一覧 | 不忍ブックストリート より

 

一箱古本市の良さは、その本へのあふれる愛を店主が語れちゃうところ、お客さんが聴いてくださったり、お客さんの話がとても近い距離で聞けるところ、たまたま隣り合わせたお客さんと会話がはじまったりするところ。小さな読書会と言ってもいいかもしれない。

 

会場は、谷中の切手通りにある「特別養護老人ホーム谷中」。千代田線千駄木駅から徒歩2分と好アクセス!この日はまちじゅうが会場。12の会場、56の箱を追いながら、わたしたちが暮らし働き愛するこのまちをてくてくお散歩しながら楽しんでいただけたらうれしいです。

 

本と人とまちに出会いにきてね!

 

▼相方のマキさんのブログ

http://gururi.sunnyday.jp/2018/04/03/1-66/

 

▼マキさんが音読しているところ。去年はお買い上げ時に音読をプレゼントをしました。

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ミロコマチコ展に行ってきた

世田谷文学館で開催中のミロコマチコ展、会期終了の前日になんとかすべりこみました!

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どういう方なのかまったく存じ上げずに行ったのですが、すぐに「このいきもののここにグッとくる、不思議を感じている」…がぐいぐい伝わってきました。

 

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おそらくたくさん観察をされて、生態も調べて、触って…という上で描かれているのだな。特にいきものたちの目がよかったなぁ。よく見たら気持ち悪いとか、種が違うゆえにわかりあえない感じと、同じいきものだからわかる感じと。作品の中では、絵本になってる「オレときいろ」シリーズが特によかったです。

 

絵描きさんと行ったので、一見ヘタウマに見えるタッチの奥にどんな技術や蓄積があるのか教えてもらえ、わたしの素朴な感想に対しては、何があるからそう感じるのかを説明してもらえたり、描き手に代わって対象への愛を語ってもらえた気がして、とてもよい時間でした。彼女自身の感想も聞けてよかったし。

 

切手っぽくもあったのは、その裏に空間設計、造形美ということがあったのだなぁ。

 


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発泡スチロールを電熱カッターで切ってアクリル絵の具で色をつけると、木彫に見えるのおもしろかったなー。アクリル絵の具の鮮やかさ見てるとほしくなっちゃったり。画材がシンプルで身近なものが多いので、図工スイッチも押される。

 


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わたしもわたしの好きなものをのびのびと作って表現していこう〜!と自然と思える、元気になる展覧会でした。

3月の大会

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第99回競技かるた横浜大会D級に出場しました。

戦績は、一回戦 不戦勝、二回戦 11枚差負け。

 

決して敵わない相手ではなかったし、ミスも頻発していたのに、全然自分のリズムがつかめず、読手の読みともタイミング合わず、音も遠く感じられ、終いには束負けとは...と情けなくて悔しくて泣きました。

それでもこの大会に向けてがんばってきたことは、技術の向上に直結したし、勇気を持って慣れ親しんだ型を捨て、素直に人のアドバイスを取り入れ、葛藤しながらも新しい型を身につけるという成果を出したので、決して無駄ではなかった。

相手の動きや気配や感情を全身で感じとりながらも、自分のかるたをする。それを引き続き「自分の仕事をする」「自分の人生を生きる」としっかりとつなぎながら、しぶとく諦めず、失敗や負けを怖れず、挑戦していこうと思います。

 


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きょうはなんだか反感と執着との葛藤がありました。今、自分のテーマになっていることが、対戦中に出てくる気がします。

 

どうして勝つのか、どうして負けるのか。若輩者のわたしにはほんとうのところはまだわかりません。技術の高低、実力の上下、練習や経験の多寡、体調の良し悪し...に加え、それだけでは説明できない何かがあるようです。それがなんなのか、わかりそうでわからない。運と言えば簡単なんだけれども。

逆にわかっていたはずのことがわからなくなったりもする。

だからまた仮説を立てて試してみようと思える。

 

次回の大会に向けては、限られた中でも練習の機会をつくり、大切にして、勝(克)つ意思と状態をつくり、それを暗く孤独で静かな場所で準備すること。あの場に何をしに行くのか、何をしに来たのか、なぜここに座るのか、自分にはっきりとぴったりとさせること。相手が誰であれ、どうであれ、自分が自分でいること。勢いだけでなんとかなる年齢がとうに過ぎた今、それでもやりたいから。

 

次回を目指せることのありがたさよ。

そう、次の一枚に何が起こるかは誰にもわからない。

かるたのそこが好きなんだよね!


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ひらきました!:「積読本をひらく読書会」

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「暮らしと学びを近づける」がテーマのまちの教室KLASS「積読本をひらく読書会」をひらき、3人で7冊の本をひらきました。

 

積読になっている理由なんて『忙しくて本を読む時間がないから』の一択でしょ?」と思いきや、いざひらいてみると一人ひとり、一冊ごとに、まったく違う理由が出てきました。

 

・自分の想像が膨らみすぎて、買って手元に来た時点でもう満足してしまった。
・自分の違和感に真っ向から応えてくれている本だと思い、もう読まなくてもこの本が存在しているだけで心強いという気持ち。
・一度5ページほど読んだけど難しくて投げ出してしまった(でも読んだ感想を話したい相手がいてどうしても読みたい)
・名作や文豪だと思うと身構えてしまうから、親しみがわいてから読もうと思って待っている。
・読むのがもったいなくて楽しみで、がんばったご褒美にとってある。読んでいいよといつ自分にOKを出すかも楽しみ。
・考えるべき大切なことが書いてあるとわかっているけど、読み終えても変化できない自分を見るのが少し怖くて、読むタイミングが来るのを待っている。

…などなど。

 

別々に持ってきたし、読んでいないので中身もよく知らない本なのに、本同士が共鳴しているような話題に展開し、「おお〜すごい偶然が起こっている!」という瞬間もたびたび訪れました。そうそう、これが紹介型の読書会の醍醐味だったわ〜とわたしも思い出しました。

 

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その本が手元にやってくるまでの経緯や、そのときに考えていたこと、感じていたことをおそるおそる話してみると、みんながふむふむと聴いてくれて、感じたままに口にしあっているうちに、するするとほどかれ、ひらかれていく、その人だけの物語がありました。

 

また、隣の人がその本を観察して、気づいたことを持ち主に紹介する時間をつくることで、短い時間の中でより多角的にその本に迫ることができました。今回の場は、「積読本をひらく勇気」と「他己紹介」がポイントだったように思います。

 

きょうのご感想はこんな感じ。 

・読書会には興味があったけど参加するのはきょうがはじめて。

・課題本が決まっていて感想を話す場だと、自分の解釈が間違っていたらどうしようとか、人と比べて自分の読み方が浅いかもとどきどきしたり恥ずかしくなりそう。でも積読本の読書会なら読んでこなくていいし、「ついつい積読しちゃうよね〜」という共感があるという、同じラインからはじめられるので気楽だった。

・普段あまり自分の読書体験をシェアすることはありませんが、私こんなに本についてしゃべりたかったんだ!とビックリ。気持ちよくしゃべらせてもらえる同席の方々のおかげ!

・世の中には本が沢山あるんだな!と改めて実感し、視野が広がりました。

 

お互いの読書習慣の違いを話したり、苦手なジャンルへの取り組み方のアドバイスがあったり、「積読本の特徴は、売上スリップが挟んだままになっていること」などの考察もありました。

 

 

「企業や団体の少人数のチーム研修などにもよさそう!」というアイディアも生まれました。もともとコミュニケーションが活発なチームの中で、積読本を通じて話をすることで、その人個人が何を大切に生きているかを知り、お互いの理解がさらに深められそうですね (^^)!

 

KLASSでもまたこの読書会を開催する予定です。

 

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!!

 

 

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KLASSにはキッチンがついているので、温かいお茶をすぐお出しできるのもうれしい。

 

・・・

2018/4/11追記
参加された方が、感想を書いてくださいました。キリッと冷えた炭酸ライム水のような文章がすてき。

junkotakijiri.com

あの場で何を見てくださったのか、何をひっつかんでくださったのか、ということが知れて、書いてくださることとそれを読めることはありがたいです。

積読ってなんとなく自分ダメ感とか罪悪感があるのだけど、「なーんだ、ちゃんと自分なりの大切な理由があるんじゃん!」と思えるのが、この読書会のいいところなのかもしれません。

キャリア教育の授業がおもしろい

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息子の通う小学校では年に一回、保護者が先生になって自分の仕事をプレゼンする、キャリア教育の公開授業があります。子どもたちが「こんな仕事があるんだ」「身近なことの中に、こんな仕事をしている人の存在があるんだ」と知ることで、仕事観を広くもてるように、というのがねらいだと思います(たぶん)。「○○ちゃんのお父さん」「○○くんのお母さん」等々以外の、働く人、個人としての一面が見られるのは新鮮で、息子もわたしも毎回楽しみにしています。


昨年は築地市場で卸のお仕事をされている方のお話でした。築地で扱うもの、卸・仲卸の役割、市場での買い方(相対とセリ)、市場の構造(空撮写真をつかって)、築地の成り立ち、などをスライドを使いながらとてもわかりやすく、話してくださいました。
こういう仕事だからか、そういう性格だからこういう仕事につくのか?オープンマインドでサービス精神旺盛、お話上手で、引き込まれました。


セリの仕組みも、動画を見て、「手やり」という、指の折り曲げ伸ばしで金額を表す「言語」をみんな実際にやってみたり、セリ人が何を言っているかを翻訳してもらいました。初めてちゃんとセリを理解した気がします。しかしあの人がわらわらと集まってる中で、どれをだれが買うかあらかじめわかってなくて、そのときに急にしかもこっそり手先だけでやられて、ちゃんと拾えるのがすごい!聞けば聞くほど神業です。


卸で残った魚はどうするのかとか、ユニークな落とし物の話はおもしろかった!カニとかタコとか。スイカが落ちてるときはややこしいな…。

 

息子が卒業するまでにわたしもいっぺん前に立つほうもやってみたいなぁと思っています。子どもたちは、わかろうと一生懸命に聞いてくれるので、「この仕事をやっててよかったなぁ!」とすごく思いそう。もちろんそのために授業をするわけではないけれども。わたしの仕事は、市場の仲卸、建築家、医者など、よく耳にする名前ではないので、これから自分の仕事をつくることだらけの若い人たちに、もしかしたら何か伝えられることがあるのかもしれない、と僭越ながら思ったりします。

その人だからこそ語れる生の言葉の迫力があり、あざやかすぎず、時にはしどろもどろに伝える姿がリアルなのではないかと思うのです。

 

今年は商店街で職場体験もありました。保育園の頃は近所の中学生が保育士体験に来てたりしたなぁ。大人もできたらいいなぁって思ったりもする。職業訓練て意味じゃなく、リフレーミングの機会として。わたしも一日保育士体験をやらせてもらいましたが、「こちら側」にいるだけでは想像の域を超えられないことが、同じ作業をやることでようやく見えてくるものがあるのではないかと思うのです。

 

話がずれていったけど、、

「仕事」や「働く」については、たぶんだれでも生きていく上で一生必要としていて、一生考えていることだと思う。だからわたしも興味が尽きないんだろうと思います。