ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

ゆっくりつくるこねないパンのレポート、ひらきました!

f:id:hitotobi:20180719165101j:plain

 

ポッドキャストをメインに活動していることほぎ研究室のはじめての講座、ことほぎクッキングレポート無事ひらきました。

 

第1回は「ゆっくりつくるこねないパンのレポート」。

 

こねないパンを焼いたことがある方から、ホームベーカリーで焼いたことがある方、パンを焼くのがはじめての方まで、いろいろなわくわくを持ってご参加くださいました。

 

こねないパンは、つくる行程で何をしているのか、ふつうのこねるパンとどう違うのか、パンの歴史、グルテンの性質とパンがふくらむ仕組みなどをレポートして、最後は皆さんの持ち寄りおかずをテーブルに広げてオープンサンドをいただきながら、パンをめぐってたくさんおしゃべりました。おやつは3回目のテーマになっているコーヒーゼリーもお出ししました。

 

ピクニックの様子を写真に撮り忘れて、様子がお伝えできないのが残念ですが、とってもおいしく楽しい時間でした。


ありがとうございました!

 

▼ゆっくりつくるこねないパンのレシピはこちらに。

scrapbox.io

 

 

▼「週刊ことほぎラジオ」でもパン講座の話をしました!

doremium.seesaa.net


 

▼これからの予定
8/8(水)冷凍庫さんありがとうレモングラニータ
9/12(水)ひみつがありますコーヒーゼリー
毎回3つ(パン、グラニータ、コーヒーゼリー)ご試食いただけます。

気になるものがありましたら、ぜひ一緒にあっちからこっちから、食べて話してことほぎましょう。

 

ご参加お待ちしてます♪

kotohogicooking.peatix.com

 

 

f:id:hitotobi:20180719165441j:plain

f:id:hitotobi:20180719165533j:plain

f:id:hitotobi:20180719165547j:plain

f:id:hitotobi:20180719165621j:plain

場づくりサポートのお仕事をしています

f:id:hitotobi:20180718121116j:plain

 

あらためまして、こんにちは。せいこです。

 

わたしは、場づくりしたい方をサポートするコンサルティングや講座のお仕事をしています。

 

場づくりとは、「人が集まる場をつくりたい!」「人を集めてやりたいことがある!」というときに必要になる様々な構造と意図と哲学と責任を持って、企画設計し、進行、運営することです。人が集まっているだけではやりたいことが達成されない、思ったようにならないとき、そこに足りないのは人やコンテンツの魅力ではなく、もしかしたら「場」という概念かもしれません。

 

場はこれまでになかった機会を生み、人と人との間に関係をつくることで、世界とのかかわりを多様で網目のように細かく、深い信頼で結びつくものにしていくことだと、わたしは考えています。

 

わたしがここで書いている「場」とは、地域や建物や施設を指す「場所の場」ではなく、具体的な言葉では、
会、室、部、クラブ、サークル、セミナー、シンポジウム、イベント、ワークショップ、講座、祭、フェスティバル、会議、ラボ、屋、店など、人が集まり活動することのあらゆる「形態」「機会」「営み」のことです。

営利/非営利、限定メンバー/公開、単発/継続、オンライン/オフラインなども同じ場として取り扱っています。

 

 

f:id:hitotobi:20180718124547j:plain

 

例えば、自分の関心のあるテーマで生き生きとした活動の場を目撃したり立ち会ったりしたときに、思わず天を仰いで、「ああ、自分(あの人)の身近にこんな場があればなぁ!」という感情がこぼれるようなことがもしあったとして。そんなふうに自分が心から求める場が、自分の手でつくれたらいいなぁと思っています。わたしにも、あなたにも。

 

 

 

自分が好きなこと関心のあることで、「これはもしかすると他の人にも役に立つのでは、いいことがあるのでは」と、ふと思えることがあったら、場をつくってシェアすることをしてみるといいんじゃないか、ということをわたしはお伝えしたいです。

 

場にすることで、自分にとっても集う人にとっても、思わぬ広がりがあって、この世界との新しいつながりが見つかります。生きるのが楽しくなる。

 

あるテーマで、既にたくさんの場があるようなものも、誰からシェアされるか、ガイドしてもらうか、橋を架けてもらうかによって、ぜんぜん違う体験になります。そういう体験を思い出してみていただけるといいかと思うのですが、「あの人から伝えてもらったからよかった」というようなもの、あると思うんです。

場をつくるというのは、あなたもそういう人になるということなのです。

 

何かを真ん中にして集うときに、その対象の魅力をあなたのように語る人は、あなたの他にはおそらく誰一人としていません。それは一人ひとりの性質や経緯や出会い方や見えている世界がそもそも全く違うから。あなたの語りに耳を澄ませる人はきっといるので、世界を信頼して、臆せず、なんとか届くように表して伝えてみましょうよ!

 

...というようなことを場づくりゼミや個人セッションなどでお伝えしています。

いろんな背景や個性や思いをもった方の、いろんな場所の、いろんなテーマの場づくりにふれ、次に進むきっかけをご提供できることに喜びを感じながらお仕事をしています。

 

 

f:id:hitotobi:20180718121455j:plain

 

 

どこでサポートを受けられるかですが、場づくりのゼミは、現在、まちの教室KLASSで開講しています。

bazukuri-2nd.peatix.com

 

ゼミは、レクチャー3割、ディスカッション7割で進めますので、講師のわたしからだけでなく、ゼミ生同士の対話から学ぶことが多く、連続で参加すると進捗を共有しいろんな人からいろんなフィードバックと応援を受けて進められます。単発でも参加できるので気になるテーマのときだけいらして、自分に必要なことをつかんでいかれるとよいです。

また、スペースやプラットフォームを運営されている方向けに、コンテンツとしてもご提供可能です。テーマごとに切り出し可能も可能です。内容や回数や料金など、ご相談にて承ります。

 

 

 

 

一方でゼミでは、一人ひとりのお話を深める時間を十分にとれないので、

 -わたしのケースではどうなの?

 -ここがピンポイントで聞きたい!

 -ちょっとだけ進まないところの話を聴いてほしい

 -自力でがんばるの大変なので、セッションを目標に走りたい

 -リマインドしてほしい

 -自分の視点からだけでは偏るので、プロのアドバイスがほしい

 -宣言する相手がほしい

という、実現に向けた個別の伴走は、個人セッションが向いています。

 

個人セッションの概要です。

・対面またはZoom/Skypeなどのオンライン通話で行います。対面の場合は東京都内のカフェなどのオープンスペースです。

・初回限定20分無料ガイダンスにて、ご相談内容や状況やご経験に応じて、期間、回数、金額のお見積もりをいたします。相談内容の確認と要点整理をし、時間や金額のお見積もりをします。せいこってどんな人?まで含めて、納得した上で本セッションにお進みいただけます。

・新しく場を立ち上げる場合は、実施約1ヵ月前までに2〜3回のセッションがおすすめです。

・20分 ¥3,340〜110分¥16,700の間で10分刻みでお選びいただけます。こちらからご提案もします。

 

*個人トータルサポートの一例
 ①現状把握・ニーズ掘り起こし(100分)
 ②アイディア出し・設計支援( 60分*2回)
 ③告知文添削(1往復)
 ④現場同席とフィードバック(120分)
 ⑤ふりかえり・今後に向けて(60分)
--------------

 合計 ¥71,700(税別)

 

セッションで扱えるのは、立ち上げ〜ふりかえり〜クローズ、企画〜設計〜運営などのさまざまなフェーズ、さまざまなアクションと、場づくりにおいて起こるあらゆるテーマです。

わたしが扱いきれないテーマも、内容により、法律、医療、ファイナンス、キャリア、セラピーなどの専門家のご紹介が可能です。

 

 

 

 

まずはこちらのコンタクトフォームからお問い合わせください。お待ちしております。

hitotobi.strikingly.com

 

 

 

 

ちなみに...「せいこってどんな人?」「なぜこの仕事をしているの?」にご興味ある方は、こちらで話をお聴きいただけます。65分もあって長いですが...もしよろしければ!

doremium.seesaa.net

 

 

 

場づくりゼミ第2期、はじまりました!

f:id:hitotobi:20180716203302j:plain

 

まちの教室KLASSでの場づくりゼミ第2期がはじまりました。

(ほんと板書が汚い字ですいません......)

 

今期も、

・棚卸と企画の抑えどころ
・設計と進行の抑えどころ
・運営と事前・事後の抑えどころ
パート練習

というテーマで進め、さらに最終回には新しく
・場づくり関連本の読書会
をしようと思います。

 

 

f:id:hitotobi:20180719221533j:plain

 

 

さて、今は1回目の「棚卸と企画の抑えどころ」をちょうど終えたところです。

新しく立ち上げる人、既に場をひらいていてふりかえる人、既存の場とは別の場を立ち上げる人が参加してくださいました。場のテーマは自然療法、手芸と多言語、写真、子ども向けの造形。不思議と「教える」と「育む」がキーワードとして出てくるようなメンバーでした。これから毎回必ずこのメンバー、このキーワードというわけではないですが、たまたま。

 

主催者になる前に、まずは参加者としての自分を点検するため、「行きたい場」と「行きたくない場」を考えました。

そしてコンテンツの魅力を尖らせていく前のそもそものところ...

・わたしは何者で、なぜ場をひらくのか。
・誰と何をするのか
・場にすることで何を分かち合いたいのか。

を考え、一人ひとりシェアしてもらい、全員でフィードバックを行いました。

 

他のゼミ生との対話を通して刺激を受けられるように、レクチャー3割、ディスカッション7割を意識して進行しました。(自己評価としては、かなりそれに近づけられたかな?)

 

人が来てくれないと場は成立しないし、参加する人にとって魅力的か来やすいかも大切なのですが、その前にまず、「わたし」はなぜ場をつくりたいのか、どんな場をつくりたいのか、誰に会いたいのかなど、「わたし」を主語に考えてみる。それが場をつくる動力になってくれ、迷ったときの指針になってくれます。

 

最後に、タイトル、目的、特徴、対象者、回数・頻度、日程、場所...など具体的な15項目に落としていき、シェアとフィードバックをして終了しました。

 

ゼミでシェアするのは、評価のためではなく、自分の現状や進み具合を客観的に知るため。自分が今特に関心をもって取り組んでいるところはどこなのか、場として成立するためにはあとどこを考えたらいいのか、を見つめることができます。

 

どの企画にも、 一人ひとりの人生のテーマがあり、それが場に反映されている様があり、「今まさに新たな場が生まれた瞬間に立ち会った!」という感じがして、うれしかったです。これぞ場づくりゼミ講師の醍醐味だなぁ、と。

 

◎ゼミ生の感想より

私に必要な場所かも?とピンときて申し込みましたが、その勘は間違ってなかったなぁと思いました。

場をつくる最初として、「わたしは」を主語に棚卸ししていくことの大切さがわかりました。
参加者あっての場ではあるけれど、まずは私自身がどんな場をつくり、どんな人に来てほしいか、そこで伝えたいことは何かをちゃんと言語化すること。
それを伝えるために私のどの部分を切り取って見せるのかを、今までのたくさんの経験の中から選びとっていく作業だったと思います。

今日のディスカッションの中だけでも、たくさんの発見がありました。
やっぱり人に話したり、人が話すのを聞く中で、自分のことを客観的に見れますね。
本当に良い時間でした。

  

 

 

 7/28(土)第2回は残り2席。「わたしが先に進むためのキーワードは『場』なのかも!」「今かも!」と思っていらっしゃる方、ご参加お待ちしております^^

単発参加の方も、出ていない回の内容についてメールでフォローしますのでご安心を!

bazukuri-2nd.peatix.com

 

前期のゼミに参加してくださった方が、自分の企画した場のためにKLASSを会場として使ってくださったり、検討してくださっており、次の一歩が出しやすくなっているのはうれしいね!とKLASSのスタッフさんたちともいつも話をしています。おなじみのKLASSであれば安心してひらけますよね。会場もぜひ楽しみに来ていただきたいなぁ。

 

 

★場づくり個人セッション -人が集まる場をつくりたい方、人を集めてやりたいことがある方に-

あなたらしい場があなた自身の手でつくれるように、企画・設計・運営をカウンセリング&アドバイスします。 立ち上げ〜ふりかえり〜クローズ、場で起こるさまざまなフェーズ、テーマに伴走します。対面またはZoom/Skypeオンライン通話にて。相談内容や状況や経験に合わせてスケジュールをお見積もり。初回15分Zoom無料ガイダンス有。
20分 ¥3,340〜110分 ¥16,700(税別)の間で10分刻みで承ります。

http://hitotobi.strikingly.com/

 

 

f:id:hitotobi:20180716214043j:plain

「読みたい本がもっと積んじゃう」、積読本をひらく読書会ひらきました。

f:id:hitotobi:20180717180022j:plain

 

7/7「積読本をひらく読書会」をひらきました。

 

積読していることに罪悪感があって、どうにかしたいと思っていたところこの会を見つけて『これだー!』と思った」「読みたい気持ちはあり、読めそうな兆しも感じているので、話すことでもう一歩踏み出してみたい」
...などなど、読書への熱い思いを胸に抱いた方々がご参加くださいました。

 

今回ひらいてみた積読本は、よくよく聞いて話し合ってみると、どうやらこんな理由のよう。


・気になるテーマだけれど、自分事すぎて重いから
・読みづらい組み方で通勤電車内で気軽に読めないから
・こんな本を書ける人への嫉妬から
・これ一冊の文章を全部読みたいというよりは、好きなところや惹かれるところが部分的

 

f:id:hitotobi:20180717180131j:plain

 

毎回毎回、その人その本によって積読の理由が違っていて、新しい理由を知るのがおもしろいのです。時間がないわけじゃない、読む力がないわけじゃない、なのに読めない。その奥にはその人が大切にしていること、物語があるんですね。

 

聞きあうことでその人となりが見えてきて、ほんの少し、その人と自分の人生が交差する瞬間が訪れます。

 

f:id:hitotobi:20180717180042j:plain

 

 

◎ご感想をいただきました。

積読本をこれから開くきっかけを見つけられたのはもちろんでしたが、行きたいカフェや家族について考える時間などプラスアルファに得られたことが多すぎて、逆に積むような素敵な時間でした(笑)。また、人によって積読理由が違っていたり、人の本の読み方が覗けてとてもワクワクしました! 次、本屋に立ち寄ったら、「あの人(他の参加者)の目線で」本を探してみようかなと思います。



ご参加ありがとうございました!

 


次回は8/4(土) 10:00〜

この読書会にくると、本を読むことはもちろん、積んでおくこともますます楽しくなります。ほんとにほんとにです!

暑い盛りですが、きーんと涼しいお部屋で本の話をするのもまた愉し。冷たいおやつご用意してお待ちしてます^^

ご参加の方には「積読本をひらく読書会のレシピ」を差し上げます。自分でもひらいてみてくださいね!

dokushokai-2nd.peatix.com

 

【KLASSの講座】また行きたい!と思える場をつくるゼミ(第4回)、ひらきました

f:id:hitotobi:20180711110859j:plain

 

千駄木のまちの教室KLASSで開講している「また行きたい!と思える場をつくるゼミ(通称「場づくりゼミ」)」。第1期はこの第4回が最終回。

 

こちらでお知らせもしたパート練習をしました。

 

ゼミ生にはそれぞれ予定している模擬的な場(ワークショップ、講座、ミーティングetc)の冒頭の20分を進行してもらい、参加者役の方々には「その場に関心があり参加した人」の体(てい)でいていただき、20分の時間が終わったのちに、フィードバックや質問やアイディアをもらうやり方で進めました。

 

この日は、「自己紹介のZINEをつくろう」「韓国料理講座」の2つの場を練習してもらいました。

 

「場をひらいているのは何者なのか」「なぜこの場をひらいているのか」が語れているか、安心安全な場を進行できているか、時間の管理はできているか、手順がわかりやすいか・無理や無駄がないか、などの態度やふるまいや流れや居心地のよさ。

 

フィードバックを受けることで、実は伝わっていないと気づいたり、自分では大したことがないと思っていたことが強みだったことががわかったり、人の場にコメントすることで「自分だったらどうするか」をふりかえる機会になったようです。

 

皆さんからの応援や期待や祝福で、場がほわほわとあたたかい空気に包まれました。

 

f:id:hitotobi:20180711111345j:plain

 

プロダクトを作る際にプロトタイピングという工程がありますが、今回の練習はまさにそれ。いきなり完成品をリリースするのではなく、不完全な状態で、設計したモデルが実際にどのように動くのか検証し、フィードバックを得ながら改善・改良していくことは、場づくりにも非常に有用です。そして、自分のほんとうにやりたいことがなんなのかが見えてくることは、場をひらいていく上での原動力になります。

 

「また行きたい!」という気持ちはどこから出てくるか、どのようにデザインできるか、を考えてきた4回のゼミ。これからも皆さんの自分らしい場づくりを応援しています!

 

ご参加ありがとうございました!

 

----
★第2期の場づくりゼミは7/14(土)から!単発参加OKですが、第1回「棚卸しや企画の抑えどころ」は、場の構造の話なので、やりたいことを「企画」にまとめていきたい方や、今の場に不足感があってブラッシュアップしたい方には特におすすめです。

http://klass.hagiso.jp/class/bazukuri-2nd/

 

★場づくり個人セッション -人が集まる場をつくりたい方、人を集めてやりたいことがある方に-

あなたらしい場があなた自身の手でつくれるように、企画・設計・運営をカウンセリング&アドバイスします。 立ち上げ〜ふりかえり〜クローズ、場で起こるさまざまなフェーズ、テーマに伴走します。対面またはZoom/Skypeオンライン通話にて。相談内容や状況や経験に合わせてスケジュールをお見積もり。初回15分Zoom無料ガイダンス有。
20分 ¥3,340〜110分 ¥16,700(税別)の間で10分刻みで承ります。

http://hitotobi.strikingly.com/

 

f:id:hitotobi:20180711111401j:plain

ことほぎクッキングレポート・ゆっくりつくるこねないパンをひらくにあたり

f:id:hitotobi:20180706124953j:plain

 

週刊ことほぎラジオをやっている、ことほぎ研究室で、ことほぎクッキングレポートという講座をひらくことになりました。

わたしが場づくりゼミなどでお世話になっている、千駄木にある「まちの教室KLASS」にて。

 

KLASSは、hagi studioという設計事務所が運営しています。KLASSの半分はhagi studioの事務所。

hagi studioは、谷中・千駄木エリアでhagisoという複合施設の中にカフェや、tayoriというお惣菜屋さんや、来週リニューアルオープンするRainbow Kitchenというハンバーガー屋さんなどを手がけていて、食や暮らしを大切にしている建築の人びとが営んでいる会社です。

 

そしてKLASSは、このまちにある暮らしをちょっと豊かにする知恵や文化を、教える人も教わる人も学びあえる場所として生まれました。

 

なんだかいい感じのするこの場所で、またラジオの収録でたびたびお世話になったりもしてきたこのエリアで、ラジオをする中で探求してきた、ちょっと楽しいことを、皆さんとシェアできたらなぁという気持ちでやります。

 

くわしくはこちら>

kotohogicooking.peatix.com

 

 

KLASSには広くて明るいキッチンがあります。読書会をやっていても、コラージュの会をやっていても、場づくりゼミをやっていても、同じ空間にキッチンがあるのがいい。

すぐに温かい/冷たいお茶を淹れられるし、キッチンとテーブルを行ったり来たりしている間に、メンバー同士が自然なおしゃべりをしたり、洗い物をしながらキッチンの向こう側と話したりと、ただテーブルに座って話しているだけではない、いろんな動きや線が生まれるのがすごくいいです。

f:id:hitotobi:20180706125709j:plain

 

これまで番組内ではいろいろなことほぎ方について扱ってきたのですが、クッキングレポートは、「料理を通してこの世のことほぎ方を知る」がテーマになっています。

 (「ことほぎ」とは、漢字では「寿」や「言祝ぎ」と書き、お祝いやお祝いの言葉やお祝いする品々のことをいいます。)

 

最初にこれから作るパンを試食、パンの材料を混ぜるところを見る、発酵させたパン種で実際に焼くところを見る。パンがいい匂いをさせて焼けている間に、歴史や地理や材料にまつわるひみつのレポートを聞いて、みなさんでおしゃべりしながら、さらに展開させてみます。パンが焼けたら各自が持ち寄った塗るもん、のせるもんで、焼きたてパンのオープンサンドを楽しみます。

 

というのがおおまかな流れ。

 

美味しいという喜びがまずことほぎであるし、料理という作業、食べ物について知る、人と食べる行為......。

この場で起こる、することの一つひとつが、ことほぎになるだろうなぁと思っています。

 

こうやってあまたある食べ物の中からひとつを取り出して拡大鏡で見てみることで、もしかすると普段何気なくやっていることも、大切な作業だったのかもって思い出したりするかもしれない。何が出てくるかわかんないけど、楽しみです!

 

 

ラジオでも講座の話をしています。よかったら聞いてみてください。

doremium.seesaa.net

 

 

レシピをこちらで公開しています。ぜひつくってみてほしいです!

scrapbox.io

村上春樹の作品について

f:id:hitotobi:20180703120705j:plain

 

先日参加した持ち寄り型の読書会であったこと。

 

村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」が場に示されたことから、「村上春樹」の話題になった。

持って来られた方は、「彼の作品は何冊か読んだことがある。正直苦手なのだが、古本屋で見つけて、有名な作品だし手頃な値段でもあったので、もう一度トライしてみるか、と軽い気持ちで購入した。しかし目次をひらいただけでもう嫌になってしまって、積ん読になっている」とおっしゃっていた。

 

場にいたのは4人で、そのうち苦手もしくは嫌いという方が3人。

わたしは好き......好きというか、彼の作品に一定の思い入れを持つ、場で唯一の人間だった。

 

「もしかして気を悪くされるかもしれないが...」とわたしに丁寧に断った上で、「できればまずは苦手な理由を説明させてほしい。そして好きで読んでいる人の話もぜひ聞きたいと思っている」と言ってくださったので、ちょっとホッとしながらその場にいた。

 

わたしがその作品を書いたわけではなくても、やはりめちゃめちゃに貶されるのは胸がぎしぎしする。自分がひらいたり参加した読書会で彼の作品を取り上げたときに、物語としての感想を語る前に、嫌悪の感情でいっぱいになってしまう方がかなりいたので、それ以来、わたしも持ち出すことも語ることも慎重にしてきた。そのぐらいいつも両極端な反応が生まれる彼の作品て、一体なんなんだろうなぁ、といつも不思議ではある。

 

村上春樹」が苦手や嫌いの理由は生理的な問題でありそうだった。言葉の使い方や言い回し、多用されるメタファー、生々しい暴力や性の表現。主人公だけが特別な存在で、現実離れした、主人公のために都合よく登場人物が存在しているかのような身勝手な世界観と閉塞感...などなど。そういう感じも一つひとつ、うんうん、あーそうかぁと共感しながら聞いていた。「わたしとは違う見方」という立場と「なんのために今それを話すか」をお互いに明らかにしていると、感情も必要以上に波立たない。場のおかげだ。

 

 

そのとき話したことの内容は正確には覚えていないので、今の自分として再話するとこんな感じになる。

 

・・・・・・・

 

わたしにとって「同時代を生きている」という実感が強くある作家は、村上春樹よしもとばななの2人。4つ歳上の姉が「風の歌を聴け」や羊シリーズを買ってきて、わたしも一緒に読むようになった。それが小学生のとき。よしもとばななが「キッチン」でデビューして、これまた姉と読んだのもその頃。

 

それ以来、出る本出る本すべて読んできて、時にその暴力と性の表現に嫌悪感をおぼえた時期もあったのだが、それでも作品を途切れずに読み、時期に偏りはあるものの、読むことを必要としてきた。

それは今にして思えば、自分の生きている現実世界との折り合いがつきにくくなったとき、起こっている出来事の理不尽さを強く感じたとき、歪みや揺れを感じるときに、もうひとつの世界の可能性...暗い地下鉄やホテルなど、時間や空間や次元を超えたところにある何かを物語の形で読むことによって捉え方が変わったり、理解できることがあったりして、結果、正気を保ちながら今日も生きられる、、ということが実感としてあったからだと思う。あるいは、暴力は暴力的な顔をしていないということを物語から理解することができた。実際に「海辺のカフカ」は個人的にもっとも救われたという実感のある物語だ。

 

村上春樹の作品はとても人気があるし、わたしの周りでもよく読むという人も多い。でも他の人がどういうふうにそれを特別に思っているのかは、知らない。ハルキストの集いにも行ったことがない。行けるほど詳しくない。

書かれた物語には、読む人一人ひとりに個人的な物語が付随してくる。だからわたしのこの「思い入れ」もわたし個人のもので、「村上春樹が好きな人」の代表はしていない。

 

「閉塞感をおぼえる」は、同じことを指しているのかはわからないけれども、あえてわたしの側から見るとすると、「孤独の確認」とも表現できる。ときどき人間は孤独の確認が必要なのではないかと思う。「夜の時間」に入ること。夜の時間には暴力と性もある。それらを真っ向から描いているのが、前述した同時代を生きている2人の作家で、村上春樹に関しては、もしかすると男性的な立場からが強いのかもしれない。

 

悪い物語を見分けるための良い物語の話、長い物語を書き続けるために鍛える話、徹底的な時間管理や人間関係の調整について、インタビューで語ってきたことも、わたしに強い影響を与えてきたと思う。

 

作家も変化しているが、書くテーマはそうそう変わらないのかもしれない。なんのために小説を書かざるをえなくしているのか、というようなことは。

 

 

いずれにせよ、嫌悪するほどならば、いくらその作家や作品が有名だろうが売れていようが、読まなくてもいいのでは、とわたしは思う。

 

「もう大人なんだから、〜ぐらい読みこなせたほうがいいのでは」という言い訳めいたとっかかりも、おもしろいところに連れて行ってくれる可能性はあるけれども、やはり人生は短い。

 

実際、物語ならいくらでもある。

たくさんの書き手や語り部がいる。

「自分の人生でどの物語を必要とするか」だけではないかなぁ。

 

・・・・・・・

 

村上作品に対する自分の思い入れについて、その日はじめて会った人にこんなに丁寧にフラットに聴いてもらえたこともなかったので、とてもありがたかった。しかもその作品も人も苦手や嫌いという人たちに。

場としての設定があるからこその体験なんだろう。

 

 

▼今家に残っている村上春樹作品。共通項はよくわからない。特におすすめというわけではない。あと「雑文集」もある。
f:id:hitotobi:20180705092816j:image

 

 

村上春樹作品の分析本には興味がなかったが、これはとてもおもしろかった。
f:id:hitotobi:20180705092852j:image

 

映画「6才のボクが、大人になるまで。」がよかった話

f:id:hitotobi:20170817012135j:image

 

何年か前の夏休みの夜に見て、そのとき感想がずっと下書きしたままになっていたので、どさくさに紛れて(なんの)投稿してしまおう。

 

・・・

 

今すぐの感想(第一感想)は、とにかくわぁーーーーと叫びたいような、なんて言ったらいいのか…とにかくもう言葉になんないきもち!!

 

映画の中のこと、現実世界のこと。過去のこと、今のこと、未来のこと。
俳優さんのこと、わたしのこと、わたしの家族のこと…。

たくさんのレベルのことが自分の中で多重のらせんになり、入れ子になり、層になり、複雑に関係し合っているものだから、途中で思考の処理能力がストップして、ただただ夢中で観て、聴いて、感じていた。

 

こんな映画があったんだ。すごい。

2時間46分があっという間で、こんなに終わらないでほしいと思った映画はなかったかもしれない。もう少し、この人たちといたい、という気持ちで。

ずっと気になっていて、でもこの長さに及び腰だった。観てよかった。

 

ファミリーヒストリーを淡々と綴っているだけの、「やっぱ家族っていいよね」的なアメリカっぽい映画で、成り立ちの特殊さのみで話題になっていたのかと思ったのだけど、全然そうじゃなかった。

テーマは家族、だけじゃない、たくさんすぎる、山盛り。味わいきる暇もなく、次から次へとやってくる。一人ひとりの人間の生の瞬間。その連続。それを抱えた人間同士の交差。絶え間ない運動。偶然の事象。人間の歴史。天の計らい…。

 

私的で、贅沢で、壮大で、奇跡の映画!

今のわたしの年齢や状況で、息子のいない夏休みのこの時期と嵐の夜に一人で観られてよかった。

 

ほかの人がどんなふうに観たのか、聴いてみたいなぁ。

 

・・・

 

という熱い感想が書き残してあった。わたしよかったネ。

 

このあと友だちと話したら、イーサン・ホーク好きだけど邦題がなぁ...と思っていた「恋人までの距離(ディスタンス)」がめっちゃいいよっていう話だったので観てみたらほんとうにとってもよくて、続編の「ビフォア・サンセット」、「ビフォア・ミッドナイト」も一気に観てしまった。

いまいちだった邦題(っていう言い方も旧いのか...?)も「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」に改題されていた。

心のベストテンに間違いなく入る三部作。

 

他にも「スクール・オブ・ロック」とか「ウェイキング・ライフ」とかもおすすめされていたのを思い出したので、観たい。

 

バイアスについて

f:id:hitotobi:20180703091009j:image

 

友だちと待ち合わせしたカフェで。

わたしはもうこういうものを見たときの反応が鈍くなったのだなぁ、とふいに思った。

 

テーブルのガラスの天板。

目の高さにくるぐらいの身長の子どもが、角でぶつける可能性...。

 

ほんの5、6年前までは、幼い息子とはこういうおしゃれなお店には来られないなぁと思っていたのに。

 

個人の状況や関心は移る。当事者性の変遷。でもその渦中にいる人もいる。暮らしや仕事の中で出会う人を通じて、渦中にいないからこそ、そのテーマに触れ考え続けられるのはありがたいことだ。

 

当事者性でいえば、過去にこんなこともつぶやいていた。

 

 

バイアスの話で言えば、先日、これまたふと気づいたのが、わたしは夜の時間の外の世界にふれなくなってずいぶん経つ、ということだった。

 

 

 

そうしたらそのツイートを読んだ友だちが、共感をくれた。「人に嫉妬するとき、あり得たかもしれないけど選ばなかった自分が疼く」「でも理由はどうであれ、今の自分は選んで選んで選び抜いた上で、ここにいるのよね」と。

ほんとそうだなって。


今もこれからも、生きている間にまた選べるものもある。

同じものでなくても、底のほうでほしかったのはいつも「自由」「本物であること」だとしたら、きっと何度も満たされて幸せを味わうことはできる。

 

 

自分のバイアスを自覚しながら、聴く、話す。

そしてときには自分のバイアスから思いっきり語る。

 

そういうことをあれこれやってみている日々。

ひらきました!【KLASS】自分の今とこれからを見つけるコラージュの会《夏至編》

f:id:hitotobi:20180628161004j:plain

 

まちの教室KLASSの定例講座、暦に合わせ、節目につくるコラージュの会。

今回もとても思い出深い旅でした!

 

みんなで、ふたりで、ひとりで、そしてみんなで。今から過去へ未来へ、そして再び今へ。行ったり来たりしながらの3時間半でした。書いたり、話したり、切ったり、貼ったり。どの時間も集中して取り組んでくださいました。

 

f:id:hitotobi:20180628161119j:plain

最後に、ひとりずつ作品について発表し、みんなで鑑賞し、感想を交わし合う時間がいつもほんとうに宝物のような時間です。作品と語りに圧倒されます。「節目につくる、今とこれからの自分」の大テーマに沿って、集った人たちが少しずつ関係し合ってつくった作品は、どれも作った人そのもので、美しいのです。「そうやって生きている、生きていくあなたを知っているよ」とたまたまその日に場を共にした人たちを祝福し合うひとときです。

 

お引越しが近い方が毛糸やシールなどを持ち込んでくださったり、その日お出ししたティバーッグのタグを使ってくださったりもうれしかったです。

 

この日わたしが大切にしていたのは、「選べる」ということ。

進行のシートにも忘れないよう、付箋で選べると大きく書いて貼っておきました。

 

わたしにも、あなたにも、選ぶ力がある。

そのことから配慮したり、信頼したり、応援したりして、一緒に過ごせたらと思いました。

 

「集約するコラージュははじめて」と言われて気づいたのですが、確かにコラージュは発散やアイディア出しにも使われる手法ですね。コラージュの会でも以前は、最初から製作していたのですが、壁に貼りたい、手帳に挟みたいというお話を聞いて、ならばもっと願いが込められて、愛着をもって作ったほうがいいなぁと考え、今のスタイルになりました。

はじめに表面的な気になっていることを言葉で全部出して聞いてもらう時間をとっているので、コラージュにはほんとうに願っていることだけが載り、表面的にはいろんなことが移ろっていって、迷うこともあっても、見ればいつでも自分の深層につながれるという効果があるようです。

 

わたしがつくったコラージュは、前回春分のときの片鱗も残しつつ、今の自分にぴったりなものができました。満足です!

f:id:hitotobi:20180626134348j:plain

 

 

*ご感想をいただきました*

作業の始めの頃は、どの雑誌を見ても何も思いつかなくて、「どうなるんだこれ?」て感じだったのですが。とにかくページを破っていく間に、自分で思っていたのと違う方向にす〜と収斂していって。まさにミラクル。不思議な時間でした。

 


色々変わるタイミングで参加しました。コラージュしなかったら、うつうつぐるぐるしてたままだったとおもいます。やる前は言語化できてなかったのですが、コラージュが完成して語ったときに、すっ、てきた感じがしました。また節目に参加したいです。

 

イメージや言葉を集めて、それを出し入れする時はじめて「自分」がそこに発生する。自分の感覚や経験と照らし合わせて何かを解釈するとき、その一言、一貼り毎に、新しくなる。いつも更新しながら、わたしがわたしを「作って」いるんだなぁと思いました。そして、そんな「コラージュ=わたし」が眼前に現れた今日、みなさんのを見て、自分のを見て、気持ちを言葉にして話しあったことを思い出していると、ああこれって「美しい」なあと、つまり今日はじめて、自分が生きていることを「美しい」と思えた気が、するのです。

 

壁に張ってみたのですが、その後もいろいろ発見があって、とてもよい感じです!

 

コラージュは作ってみると、言語化されないモヤモヤが霧が晴れたように表現される面白さがあるなぁ!って思いました。表現されたがって隠れているものが映し出される、というような。季節ごとに見直せるタイミングがあるのも、すごくよいです。

 

 

 

ご参加くださった方、ご関心をお寄せくださった方、ありがとうございました!

 

f:id:hitotobi:20180628161144j:plain

 

 

▼次回のKLASSでのコラージュの講座は、9/23秋分の日です。

http://klass.hagiso.jp/class/collage-2nd/

 

▼コラージュの出張講座やコラージュの製作を通じて実現したい場づくりのご相談も承ります。お問い合わせはこちらまで。

http://hitotobi.strikingly.com/

 

 

f:id:hitotobi:20180626134500j:plain

f:id:hitotobi:20180626134531j:plain

f:id:hitotobi:20180626134603j:plain

f:id:hitotobi:20180626134633j:plain

f:id:hitotobi:20180626134655j:plain

 

 

人の場に参加して学ぶ!6/23場づくりゼミパート練習会のお誘い

f:id:hitotobi:20180518065902j:plain


明日の場づくりゼミ最終回は、ゼミ生によるパート練習会です。

 

パート練習とは、ゼミ生が自分で催す予定の模擬的な場を合計20分で進行し、参加者役の方々は「その場に来た人」の体(てい)でいていただき、20分の時間が終わったのちに、フィードバックしたり、質問していただくものです。

 

この参加者役として【あと2名】来ていただけたらなぁと思っています。

 

見ていただきたいのは、練習役が「なぜこの場をひらいているのか」が語れているか、、安心安全な場を進行できているか、時間の管理はできているか、手順がわかりやすいか、などの態度やふるまいや流れやご自分の居心地のよさなどです。

 

練習を行うゼミ生に対しての貢献になるのはもちろんですが、参加される方にも場で起こるやり取りから学べることがたくさんあります。わたしも講評し、解説も適宜入れていきますし、全体でディスカッションする時間も持ちます。人の場に参加して学ぶといいのはわかるけれども、どういうことに意識を向けて参加すればよいのか?そのフラグが立つところではないかなと思います。

 

そして、場に参加した感想を、催している人と率直に話す、、特に意図を聞くとか、要望を伝えるなどはあまり機会がないかもしれません。参加する立場でもこんなふうに場にかかわれるのかもしれない、という参加の練習にもなるかも、という気もしてきました。

 

つまり、何かしらお持ち帰りいただけるものがあります!

 

練習役にとっても、全員を含む場としても、なるべく多様な視点、背景、経験からの発言が出るほうがよいので、定員の5名まで来てくださるといいなぁと思ってのお誘いです。

 

ご自分の場づくりのお悩み相談などもお持ち込みOKです。場づくりの経験の有無や多寡は重要ではなく、素朴な疑問や感想などが助けになり、全体の学びになります。少しでも「場」に関心のある方ならどなたでも大歓迎です!

 

今予定している場は、以下の3つです。場合によって2つになるかもしれません。
・自己紹介のZINEをつくろう
・韓国料理をつくろう
・チームの今後についてミーティングしよう

 

もしご都合とお気持ちが合えば(もちろん必要性と!)、ぜひご参加お待ちしております。
参加者役の受講料は通常より1,000円引の4,000円となっております。


詳細、お申し込みはこちら ↓ です。

bazukuri.peatix.com

 

お聞きになりたいことなどありましたら、こちらまでお気軽にお問い合わせください。

 

第2期 ↓ の下見としてもぜひ。

bazukuri-2nd.peatix.com

 

KLASS第2期「積読本をひらく読書会」お申し込み受付中です

f:id:hitotobi:20180619142258j:plain

 

まちの教室KLASSの第2期でも、「積読本をひらく読書会」をひらきます。

 

ご参加の方には「積読本をひらく読書会のレシピ」がお土産でつきます。

「自分でも読書会やってみてくださいね」とよく場の終わりに話しますが、言うだけじゃなくて、こういうレシピがあったらいいかもな、とふと思いついて作ってみました。

今せっせと組み立てています。

 

読書会への参加をちょっとためらうという人も、積読本の読書会なら読んでいなくて当たり前なので、気軽にご参加いただけるかなぁと思います。

 

気になる積読本がある方、本にまつわるおしゃべりしたい方、積読行動の秘密に迫りたい方、場づくりゼミの下見に、などなど、最後の2つはマニアックですが笑、お待ちしておりまーす!

 

 

dokushokai-2nd.peatix.com

 

《募集中のKLASSの講座》

▼また行きたい!と思える場をつくるゼミ(単発参加OK!) 7/14(土), 7/28(土), 8/11(土), 8/25(土), 9/1(土)
http://bazukuri-2nd.peatix.com

▼節目につくる、自分の今とこれからを見つけるコラージュの会《秋分編》 9/23(日)
http://collage-2nd.peatix.com

 

 

《読書会をひらいてみたい方、ふりかえりたい方へのサポート》

▼個人セッション
企画、設計、案内文添削、現場にオブザーバー参加&フィードバックなど、場をつくるにあたって直面する様々なフェーズのコンサルティングやアドバイスを対面およびZoomでお受けしています。
http://hitotobi.strikingly.com/ (フォームよりお問い合わせください)

 

▼読書会のつくり方講座
ミニ読書会体験→解説→企画→講評で3時間。読書会ならではの場づくりに集中して取り組みます。「これだけ考えれば、とりあえず告知はできる」という状態でお帰りいただけます。対象、人数に応じカスタマイズ可能です。
http://hitotobi.strikingly.com/(フォームよりお問い合わせください)

 

 

f:id:hitotobi:20180619153139j:plain

はじめての競技かるた@アカシデカフェ、ひらきました

f:id:hitotobi:20180618145448j:plain

 

6/17、池尻大橋のアカシデカフェさんでの「はじめての競技かるた」の講座でした。カフェがあるのは、なんと知っている人は知っている、競技かるたの強豪校、駒場高校の隣!個人的に萌えるロケーションです。

 

店主さんと、とあるイベントでお会いしたときに、どこからその話になったのか、「わたし競技かるたをやっています」と言ったら、「ぜひ教えにきてほしい!」とお声がけくださったのです。

 

子どもが学校の授業や行事で百人一首を習って、漫画を読んだり映画を観たり、教本を買ってみたりしたけれど、なかなかその次の一歩、正式な競技かるたを教わる機会や場がない。かるた会を調べてみたけれど、近隣の会は定員いっぱいで新規入会を受け付けていない。大人も興味がある人は混じれて、もう少し気軽にはじめられて、ゆくゆくはここで定期的に部活のような場をひらけたら...とのことでした。

そこからかるた会へ入りたい子は入り、かるた会に入るほどじゃないけどやりたい子は来られる、なんて場になればなぁ...!などなど、打ち合わせで、「この先どうしていきたいか、という中での今回の場の位置付けをどうするか」のお話もきかせていただきました。

 

確かに百人一首の歌は知っていても、坊主めくりや散らし取りはやったことがあっても、競技かるたをほんとうに習ったことがある、という人はなかなかいません。華やかでカッコいいイメージはあるんだけど、でも競技かるたとは何なのか、何をしているのか、どういう世界なのかということは、実はあまり知らないという方がほとんどかと思います。

未経験者が知ることができる場がないんだよなぁ、この道でやっていくと決めないと知ることができないのはもったいないよなぁ...ということは、かるたCafeを定期開催しているときから思っていました。間のつなぎ、橋をかける場がない。もっともっと場ができるといいなぁ。わたしもこのような単発の講座をお届けすることで貢献できたらと思い、所属会の会長にもお話し、今回のお話をお受けしました。

 

 

f:id:hitotobi:20180618150531j:plain

 

当日は親子で来られた方も含め8人満席でわいわいと行いました。

競技かるたを経験したことがない方が、自分の知っていることから少しずつ入れるように、見ている風景を想像しながら設計しました。前回の中央区の講座とは目的もテーマも対象者も違うのと、3月から今までに新たに勉強したことなどを加え、一から考えてみました。

 

前半は、「競技かるたと『百人一首』ってどう違うの?どこでできるの?級や大会とは?」という話からはじめ、「和歌の歴史、百人一首の成り立ちや構成、歌人百人一首が競技かるたに至るまでの歴史的変遷」のお話をしました。千年前の人々と今の自分たちとが歌を通してつながっていること、これからやる競技かるたもそのつながりの延長上にある、ということを感じてもらいました。

後半は、1時間ちょっと使って実技をしました。並べ方からはじまり、ルール、マナーなどを少しずつ説明しながら、決まり字の仕組みを説明し、短い方から枚数を限定し、暗記して狙って取る、暗記して狙って取る、を繰り返し、「相手より速く取れると楽しい!」を体感してもらうことを心がけました。

 

 

youtu.be

 

やってみてはじめて、

・狙っていた札が取れるとうれしい!・取れないと悔しい!
ちはやふるの太一のすごさがわかった
・畳は叩くんじゃなくて札を払っていたのか
・これを袴でやるのは大変
・本当にスポーツなんですね!
・人に対する礼儀や敬う心がある

などがわかったり、最後のほうには、

・決まり字の短い札は自分に近いところに置いたほうが有利では?
・そうか、同じ音の札は二枚並べたら速く取れるのか!

などに皆さんがどんどん気づいていく様子に、こちらもわくわくしました。

 

最後のふりかえりの時間では、

・負けて悔しかったので、かるた会のことなど調べてみて、競技かるたをやれる方法を考えてみたい
・歌の意味も知って、決まり字も覚えて、もっとかるたのことを知りたい
・最近家で百人一首をするのは飽きていたけれど、競技かるたを知ってまたやってみたいなと思った
・楽しかった!家に帰って子どもとやります!

などの感想が出ました。

 

かるたにはじめてふれた人が、みんなほんとうに楽しそうでキラキラしている様子は、いつ見てもぐっときます。そこに立ち合わせてもらっているのだなぁ。

 

自分で発見したほうがより喜びが深いし、体験として強く残ります。決まっていることと、大事なことだけ説明して、あとは展開していく中で、発見する喜びを持ってもらえるように願っていたのですが、やはり枠が信頼に足るものなら、自然と出てくるし、そしてさらにその発見の喜びに寄り添っていくと人は伸びていくのだなぁと実感しました。「講師」にできるのは、信頼に足る枠をつくるということなのかもしれない、ということも考えました。

 

今回のお仕事は、わたしにとって大切な存在である競技かるたをシェアできたこともうれしかったし、ひとつの世界への分け入り方を見せる、教える、講師としての場づくりが鍛えられたという側面も非常に大きかったです。

 

人間、身は一つで有限なので全部の道には分け入れない。分け入るかもしれない人のきっかけになれたらとてもうれしいけど、たとえ分け入らなくても、ちょっとその世界をのぞけて、自分の持つ何かと接続して対象をとらえられたら楽しいんじゃないか。そんなふうにこの日の競技かるたの体験を受け取っていただけたらうれしいです。

 

ご参加くださった皆さま、アカシデカフェさん、貴重な機会をありがとうございました。

 

f:id:hitotobi:20180618151635j:plain

【KLASSの講座】また行きたい!と思える場をつくるゼミ(第3回)、ひらきました

f:id:hitotobi:20180618124725j:plain

 

人が集まる場をつくりたい人や、運営している場をふりかえりたい人が、自分らしい場づくりをレクチャー、ワーク、参加者同士の対話を通じて考え、学び合うゼミ形式の講座です。

 

6月9日(土)に第3回を開講しました。
テーマは、「運営と事前事後の抑えどころ」。

今回もゼミ生の皆さんのおかげでとても充実した時間となりました。

 

f:id:hitotobi:20180618124813j:plain

 

わたしが一番シェアしたかったこと、みんなで考えたかったことは、「場に集う人と人との間にどう信頼関係を生み育むか、安心・安全・健やかな場を何をして・何をしないことでつくるか」ということでした。

問いを立てて、具体的な行動やツールをみんなで出し合いました。

また、安心、安全、健やかさは、参加する人にとってだけでなく、場をつくる人にとっても非常に大切だということもお伝えしました。タフラブ(tough love)を持つ勇気、ファイアウォールを守人自身がつくる、人を人として扱う、子どもの同伴についての場のポリシーを定めるなど。

 

f:id:hitotobi:20180618124747j:plain

 

 

人が集まれば起こることを想定して対策を立て仕組みにすることが、「準備7割」の中に含まれます。事後には、事前に計画し仮説を立てたこと、想定したことが実際にどのようであったか点検し、評価し、次につなげるふりかえりが大切です。一つひとつに裏付けや根拠があってはじめて、タスクリストを作成したり、スケジュールを組むことが意味を持ちます。

 

第1回から参加しているゼミ生は、回を重ねるごとにその人とつくる場が立体的になってきました。今回初めて参加するゼミ生にも「宿題」に取り組んでもらい、どんな場をつくりたいかを語ってもらいました。申し込み時点ではまだ具体性が薄くても、「場」という言葉にたどり着いている時点で、場づくりははじまっています。聴かれ問われ、様々な視点にふれることで形を取っていきます。その様子を目の当たりにすることで、他のゼミ生にも気づきが生まれます。

 

わたしのふりかえりとしては、ゼミは3割レクチャー+7割ディスカッションを目指して設計してきましたが、3回目にしてようやく相互的なよい形がつくれてきたように思います。また今回は、場づくりの本丸とも言える、今までで一番濃い時間となりました。今後の自分の仕事としても、「これだけ切り出した出張講座もできる!」という感触を得られたのはうれしかったです。

 

わたしだからシェアできる場づくりのあれこれがあるのかもしれないと、この仕事にますますやりがいを感じています。

 

次回のパート練習会も楽しみです!

 

\【参加者役募集】6/23(土)パート練習会/
ゼミ生が模擬的にひらく場の参加者役になり、フィードバックや質問をしてみませんか。これからつくる方、運営中でふりかえりたい方にとって、つくりの観察やディスカッションを通じて得るものは多いです。http://klass.hagiso.jp/class/bazukuri/

 

 

 

KLASSの第2期の受付もはじまっています。気になる方ぜひ!

5回のいずれも単発参加ウェルカムです。
7/14、7/28、8/11、8/25、9/1 (いずれも土曜日10:00-12:30)

bazukuri-2nd.peatix.com

 

 

 

おまけ。講座では毎回お菓子をお出ししています。こちらは谷中にある和菓子屋「荻野」さんのもの。あじさいをイメージしたお菓子です。美味しかった!

f:id:hitotobi:20180618124851j:plain

 

 

KLASSで開催していてありがたいところは、たくさんたくさんあるんですが、今回つくづく感じたのは、写真を撮ってくださる方がいることだなぁ!

f:id:hitotobi:20180618124911j:plain

 

 

明るくて開放的なKLASSの空間。ゼミ生が自分の場をKLASSでやりたいという動きもあって、こういうつながりや拡がりはとてもうれしいです。

レンタルについては>KLASS | スペースマーケット

f:id:hitotobi:20180618124923j:plain

家族のごはんをつくる人の食と農の話

f:id:hitotobi:20180615124803j:plain

 

日本農業経営大学校小野ゼミによるグループインタビューに参加してきた。

小野ゼミの講師・小野さんとわたしは、直接つるんだことはないのだけど、共通の友人が多かったり、界隈でチラチラお会いしたり、わたしがひらく場づくり系の勉強会などに以前からちょいちょい来てくださっている。しゃべっても書いても、独特の視点、独特の味わいをお持ちで、気になる方だ。いつもはオノフミさんと呼んでいるので、以下オノフミさんと書く。

オノフミさんが専任講師を務める学校の、担当ゼミの活動の一環としてのグループインタビューだった。テーマは、「子育て中の女性に聞く〜ふだんの食と農」。

 

参加した学生さん8人はそれぞれ、「実家の農家を継ぎます」とか、「『非農家』だけれど農業に関心があり『就農』します」とか、そういう学校だから当たり前なのだが、農業に関係ある自己紹介をしてくださって、世界を農業フィルターで見ている人たちが集まっていることとか、聞き慣れない業界用語が交わされることに、わたしは冒頭から密かに(萌え.....)となっていた。

 

f:id:hitotobi:20180615124812j:plain

 

 

 

「都会の主婦のお話を聞くのは貴重な機会」との言葉に、そんな大げさな…と思っていたけど、いざインタビューに答えて話しはじめると、わぁ確かにあたし都会の主婦だわって思ってきた。食材の入手経路から選択基準から優先順位から…、もうそのものやん…。

 

朝昼晩三食食べたものの写真を撮って事前に送るところからまず、これはライフログだ!すごくおもしろい!と思った。リアル「きのう何食べた?」だ。わたしは仕事以外ではあまり食べ物の写真を撮らないし、たまに撮ってもあまり人に見せないので、それも新鮮だった。しかも、たまたま大量にいただいたソーセージが皿に盛ってあったりして、特に何も考えずに食卓に並べている「いつも」と「偶然」が、撮るとはっきりと写り込んでいるのがおもしろかった。

 

これは朝ごはん。

f:id:hitotobi:20180615124823j:plain

 

他の方の写真や話も、聴いていくとその人ならではの背景があり、興味深かった。

日本のどこのどういう歴史と文化のある地方で、原家族とのどんな食生活の中で育ってきて、ライフイベントと共にどう変化があって、どんな人や地域や食べ物との出会いがあって、どんな調理法や道具を知って、今どういう仕事や時間の使い方をしていて、誰とどんな関係性や分担の中で暮らしていて、何人何歳の子どもがいて、何が好き・食べられて、何が嫌い・食べられないか…などなど、同じ「子育て中の女性」で切っても、全然違う。比較や評価なんてまったく意味がない。すべてがその人による、その子によるので、「普通はこう」とか「何が一番優れてるか」って話ではない。食べる人の行動とその背景を聞きたいというのが主目的だから、場がそこからブレてなくてよかった。料理の上手/下手とか丁寧/雑みたいな話になったら、とてもじゃないけど場にいられなかったと思う。

 

なるほどそれは便利だから参考にしたいと思うこともあったり。

うちは数量的にはわたしとわたしの3/4くらいしか食べない息子のごはんだけ考えればいいけど、家族4人とか5人とかのごはんを考える人はほんといろんなことを考えてつくらないといけないんだなぁ!と尊敬したり。

 

自分ではあんまり食にこだわりはないと思っていたのだが、話してみたらむちゃくちゃこだわり強いやん!てことにも気づいた。4月から5月にかけて取り組んでいた大片付けのあとに性別役割分業からの真の解放があったのだが、さらにこの客観視できたインタビューのおかげで、今、気分はとっても晴れやか。

 

インタビューのテーマのうち、「レタス」と「しいたけ」は、ひとつの食材について、こんなに一生懸命考えたり、人と話したことがなかったので非常におもしろかった。わたしはどちらもあまり買わない。そこから、「なぜか?」を掘っていく。日常会話では、好き嫌いまでは話しても、「なぜ?」まで行かないから、その先に行けるのは楽しい。種類や特徴や用途について聞いたり話したりするのも楽しい。

 

今年の後半は食のほうへ「旅」をするつもりなので、自分自身の食の場づくりのヒントもいただき、大満足だった。

 

オノフミさん、学生さん、日々家族のごはんをつくってる皆様、ありがとうございました!