ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

本気で読書会を主催したい方向け: 読書会のつくり方講座をひらきます

10/21に千駄木で読書会を主催したい方向けの講座をひらきます。

読書会のつくり方講座

 

「本気で」と煽っておりますが、ぜひこの機会に本気で考えてみてほしいな!と思って書きました。

 

★ ★ ★

 

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わたしは2014年〜2016年白山夜(はくさんよる)という読書会を営んでいました。

2014年に立ち上げるまでに、ワークショップデザインやファシリテーションについて学ぶと同時に、教える仕事もしていました。なので、ある程度の設計などはできたわけですが、それでも読書会というものがどのようなものなのか、どのようなプログラムが可能なのかは、実際に現場に行ってみないとわかりませんでした。

 

いくつかの読書会に行ってみて、主催している人に話を聞いてみて、どれもとても参考になるし、よい場なのだけれど、わたしがひらいてみたい場とちょっと違う...とどれに関しても思っていました。

 

そのあたりの気持ちをこのメッセージに込めて、ひらきはじめました。

 

立ち上げに協力してくれた相方さんが場所も提供してくれて、いつも応援し励ましてくれました。フライヤーも刷って、ホームページもひらいて、会う人会う人に「読書会をやるんだ」と話して。

 

「でもそれだけがんばってやって、誰も来なかったらどうしよう」とひらく前はびくびくしていたのですが、相方さんが「大丈夫、二人いれば場になるから!」と言ってくれた言葉を、今でも場をひらくときにはおまじないのように唱えています。

 

記念すべき第一回に、近所に住む一人の女性が来てくれたことを、ほんとうに昨日のことのように思い出します。彼女とはそれからずっと親しくしていますが、ほんとうに今も、そのときの丁寧な申し込みのメールの文面そのままの人です。この出会いはほんとうに宝物でした。もちろんその後来てくださった方からも、たくさん宝物の出会いをいただきました。

 

うまくいかないこともありますし、いろいろな事情や変化によって、結果的にこの読書会は仕舞ったわけですが、この場での経験は、何年経っても、幾度となく、わたしにいろんなことを教えてくれています。本気でつくったこと、やりきったことを、ほんとうによかったと思うし、場にも人にもとても感謝しています。

 

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そんなこんなをいろいろと書きましたが、、ともかくお伝えしたいことは、自分の動機から場をひらくことには、何にも変えがたい興奮と幸福があるということです。

 

自分の安心領域から出て(殻を破る)、自分の領域をストレッチする必要がありますが、ひらいてみたときに、自分の見たかった景色が、自力では至れなかった場所に展開されていることに驚く、というような体験でもあります。

一回だけの読書会でも、コミュニティとして存続していく読書会でも、同じようなことが起こるのではないかと思います。

 

 

もう一つは、読書会をひらいてみたいときには、「読書会に参加するのが一番」ということです。場は人。取り上げる本のジャンルだけではなく、進め方も場で大切にしていることも人によってまったく違います。

ぜひ、いろんな読書会に参加されることをお勧めします。

 

 

 

過去に何本か記事を書きましたので、こちらもご参考までに!

 

過去に配信したポッドキャストの中に、読書会を番組として収録したものがあります。
ご興味ありましたらぜひ聴いてみてほしいです。
 
「森の読書会」

 

 

10/21のつくり方講座はこんなふうに考えています。

 

[自己紹介] お互いのことをちょっと知ってみる
[解説] 読書会とは?
[体験&ふりかえり] 持ち寄り紹介型読書会
[解説] つくり方・進め方
[体験&ふりかえり] 感想シェア型読書会
[解説] つくり方・進め方
[解説] 企画の立て方
[ワーク] 自分の読書会を企画しよう
[発表&フィードバック]
[ふりかえり] きょうどうだった?

 

 

もしわたしの場にも興味をもっていただけましたら、ぜひいらしてください。

あなたらしい読書会を一緒に企画・設計していきましょう!

 

お待ちしています^^

 

dokushokai3.peatix.com

 

 

 

✴︎今後の予定です✴︎

 

10/7(日)杉並区男女平等推進センター講座 マンガから学ぶ「女性の働き方と両立支援」ーー「ちはやふる」から学ぶ「百人一首と競技かるた」

http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2018/09/28/103347

 

10/13(土), 11/4(日), 11/18(日) また行きたい!と思える場をつくるゼミ

http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2018/09/16/110234

 

11/21(水) 爽やかな集中感 競技かるた体験会

https://coubic.com/uminoie/174356

 

12/23(土) 自分の今とこれからを見つけるコラージュの会《冬至編》

https://collage3.peatix.com/

 

《随時》場づくりサポート個人セッション 

http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2018/07/18/124924

調べ学習が楽しい話

以前ポッドキャストで、「調べ学習が楽しい話」という話をしました。

doremium.seesaa.net

 

 

配信した頃に書いていたメモをブログの下書きに見つけたので、投稿しておきます。

 

 
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絵で見るある町の歴史

図書館で借りてよかったので、高かったけど、買ってしまった本。ある川沿いの町(おそらくヨーロッパ西北のあたり)の12,000年にわたる変遷を見開きページで追っていく本。「ウォーリーをさがせ!」や屏風絵の「洛中洛外図」のようにこんなところでこんな人が!と細部を追っていくのも楽しい。

わたしがこれを買ったのは、西洋絵画を見る時に役に立つなと思ったから。世界史は好きなんだけど、年代・年号を暗記するのが苦手で、それらと出来事とを結びつける感覚も弱い。「1,600年ごろ」って言われたときに、その頃の暮らしや風俗がパッと浮かぶと、それをひとつの軸にして、作品を見られたり、同時代の作品と比較したり、より深い理解ができるのではないかと思ったので。歴史的に西洋絵画の中心と、この本の「ある町」はだいたい近い感じがする。発展させて、「その頃日本では...」「その頃アメリカでは...」とかも、パッと把握できるようになりたい。

 

 

名字と歴史のはなし

百人一首と競技かるたの講座の講師を務めることになって、平安時代のことをあれこれ調べていたときに、「そういえば藤原ってめっちゃ人数多いんだけど、なんで?」「近現代までの名字の付け方の変遷って?」と疑問がわき、読んでみたらおもしろかったので、これも買ってしまった。教科書で知っていた日本史を、名字をいうテーマで串刺しにしたときに、あれとあれが関係していたのか!とか、そういう関わり方だったのか!という発見があって、おもしろい体験でした。これが絵がいっぱいでカラフルで見開き一テーマな感じがわかりやすいので、大人向けの「雑学なんとか」よりもわたしは好きです。「名字のひみつ」というシリーズで他に3冊ほどありました。

 

 

 

イスラームってなに?

聖書の勉強をしていたきたこともあって、他の宗教はどのようになっているんだろう?との好奇心から借りてみました。4冊シリーズで出ています。2017年8月〜2018年3月と最近出た本なので、今の世界状況に沿っているところがよいです。同じイスラム教徒でも国や地域によって異なることを、4カ国のイスラームの子どもの生活からリアルに感じられます。子ども向けの本は、シンプルで網羅的すぎない、そして読み手に親しみを起こさせることを大切にしているところがいいのかもしれません。

 

 

 

アニメなんでも図鑑 

この本自体が、アニメ博物館のような編集、構成、レイアウトになっていて、すごく楽しかったです。時間を忘れて館内見学してしまう。作り手の熱をびしばし感じる本。作業工程の表現の仕方は他の分野でも参考になるんじゃないかしら。

  • アニメーションと「アニメ」は違う(というところから、えー!!となる)
  • アニメの歴史(それぞれの時代、社会の中でどのように求められてきたか)
  • アニメのジャンル(それぞれのアニメによって得られる印象、効果、向き不向き)
  • 特徴(アニメという形式によって何を表現しようとしているか)
  • アニメのできるまで(知っているようで知らなかった制作工程)
  • アニメの作り方(原理を使って自分でもやってみれるアニメ、何がおもしろいのかを自分でもつくることを通して理解できる)
  • みておきたい傑作アニメ(アニメとアニメーション、日本と海外に分けて)
  • アニメにかかわる仕事につくには(こどもにとってもいいし、大人にとってはこれからその仕事につかないまでも、誰がどうやって制作にかかわっているかを知れる、制作や業界を支えるパーティ) 

 

 

 

 

図書館のこどもの本のコーナーにはお宝ざくざく!

 

 

この記事で書いた、宗教学を教えてくれた先生によると、

あたらしいことを学ぶなら、小学生向けの本を読み、

小学生向けの本が理解できたら、中学生向けの本を読み、

中学生向けの本が理解できたら、高校生向けの本を読み、

高校生向けの本が理解できたら、基礎的なことはほぼ理解したと思っていい。

とのことでした。

 

新しい分野を勉強するときに取り入れている考えです。

 

 

途上だから分かち合いたい: 第5回 学びのシェア会に参加した

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友人たちと隔月でひらいている「学びのシェア会」に参加しました。

過去のレポートはこちら。(第1回第3回

 

すべての場には参加できない、すべての本は読めない、すべての人の話は聞けない...でも信頼と友愛の前提のある人たちが、それぞれ見聞きしてきたことを、その人の身体を通って学びに変えたものをシェアしてもらうことで、「体験」できるのではないか。

 

そして、自分が学んだことを関心をもって聴いてくれる仲間にシェアすることで、より学びが定着し、深まり、さらにこの先の学びへとつながっていくのではないか。

 

そんなことを目指してひらいている非公開・招待制の場。

好奇心旺盛で学びの欲求に満ち満ちているメンバーに、いつも刺激をもらっています。

 

今回は8名が参加。過去最多。はじめて参加の方が毎回1〜2名いらして、ほどよく風が入っていくのもいい感じ。

 

 

チェックインでは、

「勉強が好きで、テーマを見つけて一人でコツコツ学んでいるけれど、ときどき孤独」

「学ぶのは好きだけど、出す場所がない。でも誰に何を伝えたらいいのかもわからず」

「子どもの頃から勉強が好きだったけれど、好き!とおおっぴらに言えなかった。でも今はそれが言える場所があってうれしい」

「学びのシェア会は、『がんばる勉強』ではなくて、なんだろう?ただただ楽しい」

などなど、一人ひとりの微熱を感じながらスタートしました。

 

 

 

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わたしは、8月に参加した、CNVCの認定トレーナー、サラ・ペイトンがファシリテーターを務める「ファミリー・コンステレーション」のふりかえりを共有しました。

NVCについても、サラ・ペイトンについても、ファミリー・コンステレーションについても、わたしが知っていることや、話した内容は詳しくここに書けないのですが(書けないのでこういう会で話しているというのもある)、「サラ・ペイトンの」ファミリー・コンステレーションというグループセラピーがわたしの人生のどのような部分の解釈を容易にしたか、サラのいる場への信頼や、ファシリテーターとしてのサラの存在の唯一無二さ(サラだからこそこのような体験になった)などについて発表後の対話も含め、自分の中に落ちました。

これを発表した意図は、あくまでも、一つのセラピーやコミュニケーションの手法を推奨するわけでも、勧誘するわけでもなく、個人的な体験(わたしに何が起こったか)としてシェアしたいということだけで、そこから皆さんが自由に自分の関心や理解につなげてフィードバックしてくれたことが、とてもとてもうれしかったです。

 

 

 

 

 

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稲葉麻由美さんの「右脳から体験するNVC

同じくサラ・ペイトンの来日セミナーのひとつで、ファミリー・コンステレーションの前日にあったワークショップ に参加しての学びのシェア。左脳的な能力を使ってコミュニケーションをしてることから起きる分断や分離についての分かりやすい解説と、右脳を使った共感の体験、について。

麻由美さんの説明はいつもながらにわかりやすく、しかもきょうはいつもに増してユーモアにあふれていて、かわいかったです。さっそく学びを発揮している。

 

麻由美さんのレポート

mayuminaba.hatenablog.com

 

 

 

 

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高橋ライチさん。「かぞくと自由と選択と幸福」。

ライチさんがメンバーの一人として催した「かぞくってなんだろう展」や、クルミドコーヒーでのミヒャエル・エンデの「自由の牢獄」の読書会に参加しての学びのシェア。

一本のお芝居を見ているような、壮大で深く深く潜っていくような語りに圧倒されました。

 

ライチさんのレポート

ameblo.jp

  

 

★ ★ ★

 

出てきた印象的なワード&フレーズいくつか。

 

家族システムの中でバランスを取ろうとする子ども

聡明さ

右脳と左脳の役割分担

複雑性を保持する

非現実な夢の推測

どうやったら世界を達成するか?(左脳)

どうやったら世界とつながれるか?(右脳)

話す仕事は身体感覚とつながりながら

「新鮮な」メタファー

活動と変化がすべてで、できあがったものは大切な抜け殻

見える世界と見えない世界

壁抜け、井戸掘り

プラトンの洞窟

意味を超える創造

選ぶ前にはわからない

一度した選択にしばられなくていい

誰も信じてくれなくても選択する

夢、アート、詩という窓

道しるべは自分の「意味」を知らないが、他者に貢献している

ファシリテーターや講師であるということは「人間界で人間でいることへの挑戦である(容易に道具となりえるので)」

 

★ ★ ★

 

わたしが知りたくて、でも自力では至れなかった部分を、同じ時間を生きている仲間が掘り進めてくれていた!という感じがすごくして、ありがたい時間でした。

 

人の学びを聴くことは、情報としては「二次三次」なんだけれども、その主観ごと味わっている感じがよいのだよね、と。そこもみんなと分かち合えている感じがまたあたたかい。

 

到っているからではなく、途上だから。

分かち合いたい、受け取り合いたい。

 

チェックアウトは、こんな感想が出ました。

「(ひと言も発しなかったけれど)なにもしないで浴びていて、まるで温泉にいって、知らないおばちゃんたち(失礼!)が、あーだこーだ話しているのを聴いているような、すごくあったかくて気持ちよかった。集団の中にいてしゃべらなくてもいいってなかなかない」

「この会に来ると、言葉が不自由になって、うれしい、楽しい、しか言えなくなる。段取りができなくなってそういう自分がおもしろい」

「生きているプロセスのシェアをしている」

「人の根源的な喜びは世界に貢献する」

「不確かなことでも、うまく話せなくても、わかってもらえることもある、という希望をこの場では確認できている。教える場(講座)も持っているがそれとはまた異なる喜び」

 

ああ、きょうもほんとうに終わってから、楽しい!うれしい!幸せ!しかなくて、身体中が喜ぶ感じ。

あー、きょうはいい天気だったし、よく眠れそうです。

 

 

きょうの場を経て、また探究が進みそうです!学びの仲間に感謝!

会の感想とは別に、場にいて自分の中でふつふつわいてきたことがいろいろあるのだけれど、これもまたぼちぼち書いていこうと思います。

 

「自由の牢獄」の読書会やりたいな...。

 

 

★ ★ ★

 

楽しそう!と気になった方は、ぜひお友だちやお仲間でやってみてくださいね!

わたしは会場予約&おやつ係をやっています^^ 学びの場におやつは欠かせないのだ!

 

【スケジュール例】

「登壇者による発表(20分)」&「参加者との対話(15分)」を3セット

13:30-13:40 チェックイン(名前、来たきっかけ、楽しみにしていることなど)

13:40-14:00 1人目発表

14:00-14:15 1人目の発表についての対話

14:15-14:35 2人目発表

14:35-14:55 2人目の発表についての対話

14:55-15:05 休憩

15:05-15:25 3人目発表

15:25-15:40 3人目の発表についての対話

15:40-16:20 全体シェア

16:20-16:30 チェックアウト(きょうの感想)

16:30-16:40 撤収、終了

 

 

 

【注意事項】

❌受講した講座の丸写しNG
❌受講した講座の資料流用NG
としたうえで、


☆シェアされる内容は、あくまでもその人個人の受け取ったものであり、伝えた側の意図とは違っていることを前提として受け取る
☆シェアの内容を二次使用する場合は、原典(もとの講座や本など)にあたってからを推奨。
☆少人数で気楽にやってOK(編集しきれてなくても、学びの最中のものでもよい)。発表者だけが主とならず、対話自体でさらに学びが深まることを意図する。

(他にもあるかも)

 

 

 

 

 

 

ひらきます:「ちはやふる」から学ぶ百人一首と競技かるた@杉並区

今年に入り、せいこ講師の「百人一首と競技かるた講座」をさまざまなところで開催させていただきました。

 

中央区女性センター「ブーケ21」

ひらきました!:講座「ようこそ!百人一首と競技かるたの世界へ」 - ひととび〜人と美の表現活動研究室

・アカシデカフェ

はじめての競技かるた@アカシデカフェ、ひらきました - ひととび〜人と美の表現活動研究室

・夏休みの宿題対策個人授業

楽しい百人一首の個人授業をはじめました - ひととび〜人と美の表現活動研究室

 

 

そして今回、競技かるたの先輩からお声がけいただき、杉並区の男女平等推進センターの講座として、開くことになりました!

http://www.city.suginami.tokyo.jp/event/kuminseikatsu/kanri/1042757.html

 

 

杉並区の区報、おしゃれ...!

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ブログでお知らせするのが遅くて、気づいたらきのう締め切りでした。ごめんなさい。

でもちょっとこれについて書きたい。

(追記:託児がなければまだお申し込みいただけます!)

 

 

今回は、

マンガから学ぶ「女性の働き方と両立支援」
〜「ちはやふる」から学ぶ「百人一首と競技かるた」

というなんともわくわく震えるテーマをいただいています。

 

女性であること・女性性・女性として生きることの、時間や空間を超えたところでの相違や共通をどうとらえるか、ということかなぁと受け取っております。

 

とはいえ、わたしには国文学、社会学、女性学...等々のアカデミックなバックグラウンドはありません。学問的にコンセンサスの取れた間違いない話をするというよりは、一人の百人一首と競技かるたが好きな女性として、個人的に調べたり学んだりしてきたことの中から、みんなとシェアしたらきっとおもしろいんじゃないかということを持っていくので、それをもとにみんなでわいわいと楽しい時間を過ごせたらと思います。

 

 

 

しかも今回の講座がすごいのは、杉並かるた会所属のA級とB級の現役選手が3名いらして、和装でデモンストレーションをしてくださることなんですよ!!!

ああ、ほんともっと早く言えって感じですね。。ほんとうにすみません。

 

 

これが無料の区民講座でいいのかという豪華さ!

「これぞ競技かるたのイメージ!」という画が目の前で展開されます。

 

 

参考画像です。...美しい...はぁ...。

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平成28年度 新春 百人一首 子供かるた会-じゃんけんぽん からお借りしました。

 

 

デモを見てもらったあとは、参加される皆さんにも実戦していただきます。

百人一首にふれるのがはじめての方も、競技かるたがはじめての方も、腕に覚えのある方もいらっしゃるようですが、レベルを合わせたり、選手の方々と皆さんでサポートしますので、楽しんでいただきたいです。(いや、ぜったい楽しいよ!)

 

 

他の時間や空間や次元に生きている(いた)人たちとのつながりを感じながら、今、その場で動いてしゃべって、感情や心を動かし、生きて命の火を揺らしている人間との関わりがおもしろいなぁ...という実感を持ちながら、場をひらき、進めていこうと思います。

 

 

進め方は、ざっくりこんな感じで考えてます。

 

〔レクチャー〕

百人一首のつくり、「女房」として働く女性たち、和歌の鑑賞、ちはやふる百人一首など

 ↓

〔デモンストレーション〕

競技かるたのルールや取り方を知る

 ↓

〔実戦〕

競技かるたの個人戦をやってみる

 

 

 

さてさて、120分の中でみんなでどこまでいけるかな?

終わったときにどんな景色が見えるかな?

 

楽しみです!

ショールーム型ラジオ「リブトビ逆噴射トークライブ 」はじめます

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10/6(土)の午後、友人のちほさんとこんな場をひらくことになりました。

 

リブコ(liveco)のちほと、ヒトトビ(人と美)のせいこで、月に一度、テーマを変えて、90分のショールーム型ラジオのようなおしゃべりを踊る場をつくってみることにしました。

peatix.com

 

内容は、イベントページを見ていただくこととして。

今考えていることをつらつらと。

 

ちほさんは「キャリア」、わたしは「場」というキーワードでずっと生きてきて、6年前にたまたま同じイベントにスピーカーとして登壇したことからのご縁。主にキャリアの話をする場。そのときにちほさんはわたしのことを「外と内が合ってないのでは」と既に見抜いてくれていた。自分では全然気づいていなかった。違和感を覚えるのはそのちょっとあと。

 

以来なにかと、わたしが困ったり迷ったりしたときに話を聞いてくれたり、提案してくれたり、臆せず心情を吐露くれたり(それはわたしにもすごく関係のあるテーマ)、頼り頼られ、生きてきた。友人、友だちなんだけど、一緒に生きているこの感じは、もっと名前のつけられない特別な関係という感じ。その豊かさについても、いつも話す。

 

今回は、「そうそう、そういうのやってみたかってん!」という企画をちほさんが提案してくれてとてもうれしい。0→1(ないところにあらしめる)も好きだし、こうして誘われて乗っかって一緒にやるのも好き。

 

いつか一緒に何かできたら、ということは何度も話してきて、今年の4月に一箱古本市に出ることにしていたのだけれど、急に主催側の都合で日程が合わなくなり、流れてしまっていた。ようやく一緒にできる!と思ったんだけどなーという気持ちは引きずりつつ、枠がなくてもやろうぜ!と言ってくれたこともとてもうれしい。ちほさん頼もしい。ラブ♡ 

 

そこに「これもやりたい」「あれもやりたい」とお互いにぶっ込んでいっています。

いろいろやってきたつもりだったけど、まだまだやってみたいことがあるんだ、ということにも自分で驚いている。うれしい。伸び代いっぱい。

 

 ちほさんが書いてくれた企画書。

liveco.hatenablog.com

 

 中でもここが気に入っている。

 

提供するもの

何かになろうなどを強いないけれどただ生きて楽しく過ごしている2人の不思議な会話をそのままシェア


スタンス

みんなの前で、ひらいて踊ってみよう。どこまで私たちはひらけるか?!

 

みんなの前で、ひらけるところまでひらいて踊る。

踊ることが好きだから。

踊るわたしたちを見て、踊りたい人はぜひ踊ってほしい。

 

 

お互いの可能性を広げるようなこと。「一緒にやってて何も減らない損なわない、ただ増える満たし合う一方」を、いろんな人と時期が合ってやる。そんなふうに生きていきたい。

役割や約束も大事だけれど、それに縛られず。時間や人間、どちらも有限だとわかりながら、あえてそれを広く捉えて。

 

今回はその序章。わたしたちの本気の研究開発。ささやかだけれど壮大な実験。

 

★ ★ ★

 

場(人と人との関係、機会、営み)という観点から見ると、はじめ方、立ち上げ方の話は多いけど、辞め方、閉じ方、終わり方、仕舞い方の話はあまり語られないように思う。

 

なるべく迷惑のかからないように、

なるべく傷つかないように、

なるべく事務的に済ませられるように

自分を守る。

 

怖れが強すぎるために終わらない、続ける、という選択だってある。

それもいい。

 

でも、そこで動く感情や望みを怖れはあってもしっかりと見つめられたら、終わりは始まりだということや、終わることは祝福と受け容れられることもあると思う。

関係を生み出し、変化する関係と共に生きるのは、そんなに簡単に手続きだけでは終われない。

 

 

 「仕舞う」という言葉は、お能の「仕舞」とルーツが同じなのか、漢字を当てただけなのかわからないのだけれども、関係あるかと思ったことはぜんぶトークに持ち込もうと思っているので、その話もするかもしれない。

場がそこに集う人たちが持ってきたものによって構成されるという様を、あらためて舞う側から見てみたいと思う。

 

★ ★ ★

 

お金のことについても今回は挑戦がある。人生終わったときの、経済的収支はとんとんだと思っているけれども、定価をこちらで決めて、約束どおり完成させて、定額通り払ってもらうということだけがお金の回り方だろうか?という疑問がある。

どうつながっていくと、わたしにとって、みんなにとって、幸せなお金の回り方になるか。

人間の心理を利用するとかだけじゃなくて。なんかもっとないのか、とか。

このあたりはいつも話すテーマ。

 

★ ★ ★

 

2001年、ドイツで夏を過ごしていた頃を時々思い出す。

ドイツの夏は夜8時を過ぎてもまだまだ明るくて、緑いっぱいの庭でビールを飲んで、飛行機が頭上の高い空を飛んでいくのを眺めていた。25歳のわたしは、早く何者かになりたくて、焦りながらも毎日楽しかった。たぶん人生で今が一番気楽で幸せだから、この先はタフな出来事が待ち受けているから、今のこの時間、この風景、この感情を胸に刻んでおこうと自分にかたく誓っていた。

 

何者か、という言葉を聞くと、あの 時間にふっと戻る。

今なら、あのガーデンチェアに座って空を見上げている自分に、どんな言葉をかけるだろうか。

 

 

★ ★ ★

 

当日は風土はfoodからはお休みですが、料理長の石丸さんが、美味しいおやつを用意してくれています。秋田の08coffeeさんのコーヒーも淹れます。

お楽しみに。

 

 

↓ きのうお店で打ち合わせした。

 
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当日はライブ配信を予定しています。

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風土はfoodからで、オンラインで、お目にかかるのを楽しみにしています。 

 

 

 

↓ ちほさんが遊びでつくってくれた。こっちも好き!

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誰から手渡されたいか

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わたしの「場づくり」に含まれるいくつかの要素を、言葉で表現すると、コミュニティデザイン、ワークショップデザイン、ファシリテーション、イベントプランニング、コンセプトメイキング、コミュニケーション、リレーショナルデザイン等になるのかなぁということが、最近ようやく言えるようになってきました。(カタカナばっかり...笑)


言葉が違えば、まったく別のもののように見えるのがおもしろいですね。

 

「場づくりって知らないんだけど、何?」と聞かれたときに、既に存在していて、相手が知っている言葉、あるいは知らないけれどなんとなく想像がつきやすい言葉に置きかえられると、会話が終了しなくていいですね、とあらためて思う。

わたしが何をしている人なのか、知りたいと思ってくださったことがありがたいです。

 


場に限らず、自分とその対象がどう関係があるかの決め手って何なのかなとよく考えていたのですが、結局のところ、誰からどのような文脈でそれを聞きたいか、手渡されたいかによるのですね。

 


場はひらく人次第。


つまり、この場づくりゼミという場も、わたしがどのような人であるかが大きい。わたしから聞きたい、シェアされたいと思ってもらえるように、わたしのお仕事、世界の見え方・捉え方などを、こつこつと綴ったり話したりしています。

 

 

 

 

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そんな場づくりゼミ。


イベント、講座、コミュニティ、チーム、拠点など、「また行きたい!」と思える場には何があるのか。一人ひとりの体験や関係性を大切に、機会や営みの場づくりを考えます。これから立ち上げる人も、ふりかえりたい人もどうぞおいでください。


考えや思いはふわふわしていても大丈夫です。場づくりゼミは企画を立てるところから。「自分の好きな・得意なあのことで、こういう人と集まったらきっと楽しい」「自分が運営するスペースを活かして、既に来てくれている人たちと何かおもしろいことがしたい」など、願いを形にしていきましょう!


場づくりゼミは既に場を運営している方のふりかえりの機会としてもおすすめです。停滞している、関係性がよくない、集まってもらえない、わくわくしない、自分だけががんばっている...変える見直すのは続けるため?仕舞うため?どう舵を切っていくか、一緒に考えましょうー。

 

 


★秋の場づくりゼミは4回開講します★

9/29(土)13:30-16:00

10/13(土)10:00-12:30

11/4(日)10:00-12:30

11/18(日)10:00-12:30


連続はもちろん、単発参加も大歓迎です。順番通りに参加して積み上げる学びだけが学びではなく、たまたま出た回が、その人にとって必要な学びが得られるようであるといいなと思い、設計しています。(全部の回の予定を合わせるのって大変ですしね)

 


★距離や時間帯の制約のために来られない方がいらっしゃるかもしれないなぁと思い、今後オンライン開催もやりたいなと思っています。テーマごとに個別の開催もやりたいです。


★場づくりに関する特定のお困り事には個人セッションも承ります。

テーマは人間関係、企画、募集、場所探し、辞める・仕舞う...など。

 


ご興味ある方は、こちらのコンタクトフォームからお問い合わせください。

 

 

bazukuri3.peatix.com

時は流れる、わたしは成長する: 秋分のコラージュの会、ひらきました。

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9/23、秋分のコラージュの会でした。

 

お彼岸のため、寺町である谷中のまちは人であふれんばかり。昼と夜の時間が等しくなる。2018年は1/4を残すのみ。

 

なんだかきょうは船で行って船で帰ってきたような旅になりました。

船が頑丈だから、ちょっとぐらい波に揺られても平気。

いろんなスピードで変化し続ける、わたし、あなた、わたしたち。

 

コラージュは3回目という方が来てくださって、6年前に作った作品を見せてくださったのですが、きょうのものと全然違っていて、ご本人も驚かれていました。人生のテーマは少しずつ変わってゆくんだな。

 


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きょうの作品は、ターコイズブルーやカシスレッドの特徴的な色が際立っていて、ファッションに取り入れてみたらぜったいお似合い!と思いました。地に足のついたのびやかさ、芯のある丁寧さ。

 

感想を交わし合って、最後に「これができてとても満足」と言っていただけました。よい旅ができてほんとうによかったです。わたしも楽しかった。

 

 


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わたしのコラージュは「ロックですね!」とか、小さいパーツにまで関心を向けてくださって、うれしかったです。お彼岸で、亡くなった人たちもコラージュしに来てくれていたのを感じ、一つひとつをぜんぶ貼り込みました。

 

これからの3ヶ月、今回の作品を寝室の壁に貼り、お守りにして過ごします。 

 

 

 

 

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製作前のワークでいただいた言葉たち。

中でも感謝でいっぱい・現実の共有・意図を理解しているにぐっときました。

わたしの話の中に、こんなにもたくさんの大切なことを聴き取ってくださったんだなぁと、今見てもあたたかな気持ちになります。

 

 

 

コラージュの会では、いきなりつくるのではなく、前に2つほどワークをします。

そして後に発表会をします。

この時間がすごく楽しいんです!いろんな方に体験してもらいたいな!!

 

  

ご感想をいただきました

自分の好きなもの、好きなことに集中できて、コラージュだけでなく達成感と満足感を持ち帰らせていただきました。ここ数年、自分があまり成長できていないような気がしていたのですが、きっとそんなことはなくて、目に見えなくても小さな変化が積み重なって今があるはずだ、とちょっぴり自身を持てました。

 

ご参加ありがとうございました♪

 

 

次回は12/22(土) 冬至です。
2018年のふりかえりにぜひどうぞ。

自分の今とこれからを見つけるコラージュの会《冬至編》 

peatix.com

 


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いまの私スタイルをさがす!楽しむ!:秋服スタイリングの会をひらきました

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 「喋って、選んで、試して、見つけて!いまの私スタイルを楽しむ会」と題し、

大人の女性向けの秋服グループスタイリングの会をひらきました。

  

 

・今まで着ていた服がなんだか似合わない
・着心地が変わってきた
・お店に行って服を選ぶのが難しいので通販が多い

こんなお悩み、よく聞きます。そしてもちろんわたしもそう。

 

 

・歳を重ねるにつれて出てくるさまざまな身体の変化
・家庭や職場、社会の中での役割や立ち位置の変化
・人生経験を積むことで見えてきた価値観の変化

が影響しているのではないかと思います。

 

特に今回は30代後半から40代ぐらいの年齢層を対象にしました。


さまざまな変化を受け入れてみて、じゃあ今のわたしに一番ぴったりで、一番美しく見える服やスタイルはなんだろう?きっとあるはず!アパレルブランド戦略のコアターゲットから外れてきた、今の年齢だからこそ楽しめるおしゃれが必ずある!

 

みんなでわいわい楽しくおしゃべりしながら、見つけに行こうよ!とお誘いしました。

 

 

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もともとはわたしが、この春に講師をはじめとしたお仕事を本格的にはじめるにあたって、この人を信頼して任せたいと思ってもらえるようなプロフィール写真がないなぁ、と思い、フォトグラファー清水美由紀さんに撮ってもらおうと決めたのがきっかけ。

 

写真を撮ってもらうのはよいけれど、よく考えたら服がない!

手持ちの比較的ちゃんとした服も、なんだか今のわたしに似合わない。

しかも、あまり着たくない...。

せっかく写真を撮ってもらうのに、好きじゃない服を着て撮るのは嫌。

これをきっかけにワードローブの見直しもしたい。

 

そんな悩みから、スタイリングチェックとお買い物同伴を友人のナカオクミさんにお願いしたのでした。

 

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彼女は、イラストレーターで、プロのスタイリストとしてお仕事されているわけではないのですが、素晴らしいスタイリングスキルをお持ちの方なのです。

彼女の美的センスと、人の輝きを見つけて提案し伴走する才能は天性のものだとかねがね思っており、なんとかお願いしますと頼み込みました。

 

当日は、まずは自宅で彼女の私物を借りて、これが似合うあれがかわいいと見当をつけ、電車に乗ってお買い物に行き、次から次へと試着して気に入った服だけを買えてとても楽しく、写真も無事にとっても素敵に撮ってもらうことができて、大満足でした。

おかげで夏の間は何を着たらいいんだろう?と悩むことは一度もなく、「明日何着て行こう?」とわくわくするような日々を過ごしていました。

 

 

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そんな出来事を話すと、どうやら周りの同じぐらいの年齢の女性たちもお困りごとは同じらしいとわかり、クミさんと周りのお友だちともやってみよう!グループでやるのもきっと楽しいはず!と輪を広げて、今回3人を募り、開きました。

 

 

進め方はこんな感じ。

・事前に1週間のコーディネート服を着用した写真をクミさんへ送る。

・クミさんのほうでスタイル画を書いて、どんなものが似合いそうか

・当日はクミさんの自宅で、お悩みやどんなふうになりたいかをみんなにシェア。

・クミさんの私物からスタイリングしてもらい一人ずつ試着。これを順番にやって3〜4周。イメージをつくる。

・自宅を出て表参道に移動し、さくっとランチ。

・クミさんおすすめや歩いていて気になるショップを周りながら、「あなたにはこれが似合う!」を最低1着セレクト(購入は任意)

・帰りの時間に合わせて、夕方はいられるだけお買い物。

 

クミさんのガイドで場に身を委ね、みんなからのあたたかいフィードバックも受けたり、素敵に変化していくお仲間に刺激を受けながら、新しい自分を発見していくのはきっと楽しい!とはじまる前から絵が浮かんでいましたが、本当にその通りになりました。

 

新しい色、新しい素材、着替えていくうちにどんどんみんなの顔が明るく美しくなって、それを周りで見る人たちもみんな幸せそうで。

思わず、「ああ、〇〇さんってそういう人だったんですね!」と口にしてしまうほど、曇っていて見えていなかったその人の力強い美しさが立ち上がってくる。

どなたにおいても。 

装いの力、すごい。。

 

 

うれしいご感想をいただきました。

 

  • これから、服選びが楽しくなりそうな予感がビシビシしました!道行く人のコーディネートが目に飛び込んできます。
  • アラフォーで服選びに困ってる…という、切実だけどなんとなくごまかしてきた悩みをすくってくださったのも、そもそもよかったです。
  • それぞれの女らしさと大人っぽさとみずみずしさにたくさん会えたことも幸せでした。誰かのそういう場面に立ち会うことって……それだけで、こんなに幸せなんですね?!
  • 昨日の自分の写真はどれも好きで怖くないので、、、なんだこれ?! ってなってます。」
  • 女性らしさを押し出すことには勇気がいるけど……すごくデリケートな配慮も計算もいるけど……間違いなく有効だし、場面によっては必要なこと。
  • 『女性らしさ』とかでくくられると途端に萎えるんだけど、あらためて勇気をもって世に出て行こうと思えました。素敵な服で^^

 

 

そしてクミさんからも

  • プロの看板を掲げていなくともこんな風にお役に立てることがあるなんて!人生に無駄はないのだと皆様から希望を頂戴しました

うれしいお言葉。

 

わたしも看板を掲げていない人に、きっとできるはず!とお願いするのは楽しかった。

 

さらに、クミさんの息子さんが下見の同行してくれたり、夫さんも深夜作業明けにもかかわらず、当日は早くから家を空けたり、お掃除をしてくださったり。

家族の皆さんとも、励ましや歓びを共にすることができて、うれしかったです。

 

 

自分の困りごとを解決しようとする発想や行動が、だれかの幸せへつながるのは素敵です。こんなことがあると、これから悩みや困りごとが起こったときは「キタ!チャンス!」と思ってしまう。楽しい。

 

★ ★ ★

 

「この年齢にふさわしい間違いない服を着る」

「○○というアイテムは○歳になったらこう着るといい」

という言い回しは当たらない、もっと喜びや好奇心からわきあがる表現欲求のような気がします。

 

「スタイリスト」さんなしには成り立たない、その方がどのようなスキルを持っているか、どのような人となりかもすごく大事、そして、参加してくださる一人ひとりの存在もとても大切。皆さんとの関係性と交流と、持ち寄りがすごく場の満足度に影響する。

 

わたしはこういう場づくり、機会や関係や営みづくりが好きなんだなぁとあらためて思いました。

 

すでにあるものをよりよくしたり、忘れていたり諦めていたけれど大切にしたいこと、ちょっと足りないとか、もうちょっと居心地よくしたいとか、なんでか気になる、知りたい、わかりたい、こんなふうになりたいという個人発の歴史を変えなくてもいい、小さいけれど切実な願いを、ぽこぽこ叶えていきたいのかもしれない。


そこには関係や交流やつながりや愛が必要で、そちらの本質からつくっていきたいんだなぁと。

 

 

 

そして「服」という身体に纏うものや装いの力ってものすごい影響を感じて震えました。その人が、世界と人とどうつながっているか、つながろうとしているかの表れ。コミュニケーション。

身だしなみやマナーは、相手に迷惑や失礼のないようにという、怖れや抑圧からの行動としてとらえていたけれども、ほんとうはひらいてゆくかかわり方のためなのかもしれない。わたしは何かと少し和解したように思います。

 

 

 

クミさんとよく話すのは、

たかが衣食住

されど衣食住

衣食住を義務としてやり過ごすか、楽しむかで、変わることは多い

わたしも今年は、今回のような衣、食:お店ではたらきはじめたり、住:お片づけをしたりと、楽しみながら、いろんなことが変わっていっています。おもしろい。

 

 ★ ★ ★

 

 

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クミさんがスタイリングのためにそれぞれの人用に準備してくださったイメージシート。

50を超えるスタイル画をそれぞれに振り分けて、当日までにイメージを固めてこのシートに落とす。お店にも足を運んで、店舗によってターゲットが違うので別店舗を回ったり、似合うスタイルやアイテムが現在の市場に存在するのか、雑誌を買って研究したりと、綿密にチェックもしてくださいました。

 

これがクミさんのお仕事ぶり。尊敬。宝物。

 

クミさん、皆さん、ほんとうにすてきな時間をありがとうございました!

 

★ ★ ★

 

こちらは、個人的つながりのある方と楽しむクローズドな会なので、公募は今のところしない予定です。

 

でももし興味を持たれた方がいらしたら、この内容を参考にしつつ、ご自分でぜひ企画してみてくださいね!!

 

 

 

 

見えないものをみんなが見えるように

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顔たち、ところどころ」を観てきた。

www.uplink.co.jp

 

JR✕アニエス・ヴァルダ

どちらも好きなアーティスト。

楽しみにしてた映画が観られて、よくて、幸せ!

思い入れのある映画って、やっぱりなにも言えなくなるな。

 

春から2回ほど友人にスタイリングをお願いしたこともあり、ファッションがすごく気になった。色や素材やフォルム。美しい!おしゃれ!やっぱフランスなのねぇ。

ヴァルダのスタイルも素敵だったし。

あんなシニアめざします。

 

 

2013年のJR展ワタリウム美術館で撮ったわたしのINSIDE OUTはこちらでまだ見られるようです。http://www.insideoutproject.net/japan/#/0306190907

 

5年前のわたし。

 

これ当時、実物を見てびっくりした。

当時めちゃくちゃハードな仕事をしていて、病むぐらい大変で、この日も仕事の後で疲れていて、でもこの展覧会はどうしても見たくて。

自分も撮りたい!という気持ちだけで何も考えずに撮って、出てきたA0モノクロのポートレート

 

わたしの顔が、「わたしはここにいる!!」と何かを静かに放っていた。

 

 

 

今再びこれを見ると、何も言わなくても、メッセージの言葉と共に出さなくても、人間はただ存在しているだけで、己のすべてを伝えている。普段は理解されようとあの手この手で必死なのだけど、つながりを感じながら、表現したいときに、したいようでいいのかもなと思う。それでも、伝わるものは伝わる。

 

 

 
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道玄坂の街路樹って百日紅だったのか、とこの時期に花が咲いてはじめて存在に気づく。

 

 

 
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それから六本木に移動して東京ミッドタウンのDESIGN HUBで開催中のゼミ展へ。

designhub.jp

 

 

デザインをまなぶ大学生さんたちの成果披露の場。9校から10の課題。

 

与えられた課題を、どう解釈し、どう見えるように作っていくか。作ったものをどういう軸で評価するか、という過程を、とてもおもしろく見た。詩人でもあり、社会学者でもあり、大工でもあり、絵描きでもあり、編集者でもあり。。すごいなー。

 

映画からの流れは続いていて、ここでもまた、見えないものを見る、みんなに見えるようにする、好きに切り取る、共通言語を見つけるのはわくわく楽しいことだと思った。

 

ああ、いいなぁ!わたしもますますつくるよ!

と、そんなふうに人を踊らせてしまうのはすてきなお仕事だ。

 

慶應SFCの石川初研究室のが特によかった。

調べて、分類して、まとめて、冊子に綴じたものというには、やはり抗えない魅力がある。

 

一緒に行った人が大学生で、「ジェラシー!」と言っていい表情をしていた。わたしはふと大学生の頃に一つやり残したことを思い出して、今どうやったらそれができるか考えた。

 

 

みんなに見えるようにして、

機会をつくり、

関係をつくり、

そっと状況が起きる

 

 


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モネ展がよかった話

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横浜で打ち合わせがあり、ついでに招待券があるので美術館に行かない?とのことで、会期終了間際のモネ展に行ってきました。

 

ポッドキャストで、国立西洋美術館の常設展でモネの絵をいっぱい見たときのことを話していたけれど、忙しさに紛れて忘れていた。思いがけず機会が巡ってきてとてもうれしいです。そういうのが来たら、「これは...!」と迷わず乗っかることにしている。

doremium.seesaa.net

 

相方の桂さんが、「モネの絵を片目で見るとおもしろいよー」と教えてくれて、実際に見てみている様子が収録されています。そのときラジオ外で「横浜のモネ展がおもしろかった」という話もしたので、それもちょっと頭に入れながら、展示を見てみました。

 

とはいえ、ものすごい混雑で、人が多すぎて入れないゾーンもあったりして、途中から見てまた最初に戻るような、ちょっと変則的な見方になりました。

 

でもこういう見方もおもしろいなと逆に思いました。最初から順番に企画者のストーリーどおりに見ないことで、前提や文脈がわからないから「あれ、なんでこれここにあるんだろう?」とか「もしかしてこういう意図かなぁ」と思いながら、最初に帰って、「あ、やっぱりそうか」「えー、あ、そういう意図かぁ」とかいろいろ考えたのはよかったです。

 

 

モネの作品を片目で見てみました。

像を結べない。思考判断が途切れる。余白を別のもので埋めようとする。

そうすることで、より色や存在をとらえやすくなる。立ち上がる光景。彩景。温度。湿度。風や水の気配や匂い。

 

モネの作品はあえて少なく、「印象派というより現代美術だ」というなんとかさんの(忘れた)言葉を冒頭に持ってきて、モネ的な要素を何点かで確認させた後、モネ後の100年の間に、モネの明らかな影響(オマージュ、本歌取り)を受けたもの(と思われるもの)、本展用に制作された作品など取り混ぜ、モネ的な要素を見出す目を持つための作業を、表現形式や視点、角度を変えて行った時間でした。

 

少しずつ体内に取り入れて行くような展覧会の構成がおもしろかった。

つまりこれを見終わると、美術館を出た後も、「わたしが見つけるモネ」の目でもって、帰り道から日常から、視界に入るものをモネ的に見ることができるというわけ。

 

ラジオでも教わったように、「色も淡くもわっとし物憂げで優しげな花や庭の絵」がモネの印象だったのだけれど、彼がやっていたのは、実はどこまでもストイックな研究だったということが、横浜のモネ展では、いまだかつてなくフィーチャーされている感じがしました。

 

わたしが小さい頃って印象派=油絵、洋画みたいなところがあって、すごく古典なのかと思いきや、当時としてはかなり現代に通じる新しい感覚の先鋭的なムーブメントだったということを最近になってようやく知ったり。時代によって見え方が違うのも、何十年単位で人生を生きるようになってきて、おもしろく思える。

 

いろんな現代アートが観られたのもすごくよかったです。好きな作家のもちょいちょいあったし、全体的に色の探究がテーマなので、わくわくしないわけがない!

 

三連休だし、もう混みすぎて何が何だかわからないかもしれないけれど、迷ってる方いたらおすすめです。

 

巡回するのかな? 巡回先で待っている方もお楽しみにー!

 

 

 

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「そのことでは」初心者という敬意と関心(「また行きたい!と思わなくていい場」の続き)


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きのう、「また行きたい!と思わなくていい場」という記事を書いて、一晩眠って、もう少し書きたいなと思ったので、続き。

 

また行きたい!と思わなくていい場、また来なくていい場には、

・教える(主催者)ー教わる(参加者)の関係がある場

・上達や熟達することを目指す場

・道のつくものや、ひとつのジャンルや世界を確立しているものを扱う場

があるんじゃないかと書きました。

 

そのあとなんか「ビシィ!!!」といいこと書いた気分になりましたが(笑)、でもまぁ、考えてみたら、やってるほうとしては一回きりの人ばっかりだと、徒労感や無力感が出るよなぁと。参加費を稼ぎとしている場合は、焦燥感も出る。それが活動のモチベーション低下につながったんだよなぁと、自分の場づくりをふりかえって思った。

 

「●●」を普及したいとか、そのことで人とつながりたい気持ちを強くもっているのは、●●が世界と自分をつなげているもので、すごく大事だから。思い入れも愛も深い。

それはそれで素敵なことだし、そこに関心をもってもらえてつながれたらすごくうれしいものです。

 

でも来る人の関心度合いや、参加の動機や目的はそれぞれだということも思い出せるといいなと思っています。そもそも何を大切にして生きているかが違う。ついつい忘れてしまうのですが。

 

そうなったら「場の設定が違うのでは?」と点検してみるといいと思います。

こっちは四六時中「●●」のことを考えて本気の場をつくっているけれども、来る人はそのつもりで来てない可能性があります。

「どういう目的のどういう熱量の人にぴったりの場なのか?」を企画設計して明示する、共有する。

 

場をひらくほうが十分に伝えていない、事前に共有してないということは往々にしてあります。問い合わせて判明するならまだいいけど、行ってみてびっくり、来なければよかったっていうのはどちらにとっても不幸せ。「言わなくてもフツーわかるでしょ」っていうのはこちらの言い分でしかないので。

 

何かを知ったり学んだりすることをもっと広く許容量でかく捉えたいと思っています。

人にも自分にも。

 

来て、見て、一瞬でわかったと思ったら、もうそれ以上そこにいなくてもいい、すぐ帰ったっていい、と本気で言えるぐらいになりたい。

 


一回きりが多いなら体験枠に専念してみる。いやいや、それをやるのはわたしの仕事じゃないと思ったら、ガチ専門でいくと宣言する。目的や意図を明示して両方やる。時期で分ける。信頼できる人の場を紹介するとか。

 

いろんなやり方があります。

 

 

 

 

 

それから、最近

・教える(主催者)ー教わる(参加者)の関係がある場

・上達や熟達することを目指す場

・道のつくものや、ひとつのジャンルや世界を確立しているものを扱う場

で、何度も遭遇しているので、書き留めておこうと思う大事なことがあります。

 

 

参加者への敬意と関心を持つこと。

 

経験がないから、未熟だからと、こちら側が一方的に発言するばかりで何も言わせないのではなくて、その人の持ってきてくれたものや、その人の内面で起こる変化を見て、その人自身に表現してもらうことや、体験を通じて交流を生み出す、つまり「場」にする。

 

そうすると、その人にとってはよい体験を持って帰ってもらえるし、教える人にとっても、たとえその人がその後一度も来なかったとしても、いつもは得られないモチベーションに結びつくように思います。

 

その一つに、その人との間に目に見えない関係が続くという不思議があります。それが何ヶ月後か何年後かわからないけれども、フッと別のつながりで出会い直すということが起こる。よい体験の効果というのは、ほんとうにものすごく長期的でどのように出るかまったくわからない。でもそこを楽しめたら、それがほんとうにその人の「お仕事」になるんだと思う。

 

また別の角度からこのことを扱うと、「そのことでは未経験」「そのことでは初心者」な人でも、他のことでは突出した経験や才能や技術や関心をもっています。

それと出会えたら、つながれたら楽しい。

 

「できない、知らない、下手、関心が低い」で上下関係を自分からつくったり、それのみでしかつながろうとしないってもったいない。

 

 

まぁぜんぶ自分に言っておりますが。。

 

 

「こんな人に来てほしい」と対象を幅を狭めるのは悪いことではありません。むしろそうするのがお互いのためでもある。

「誰でも来てほしい」というフレンドリーな場ももちろんあるけれども、相当パブリックな性質をもっているものです。図書館とか、駅とか、チェーンのコーヒーショップとか。

 

対象を絞ることができない、オープンな場でなければいけないなら、こちらの受容を広く持って交点を探しにいく。そのやり方の一つが、参加者に表現してもらうことかなぁと思います。

 

つまり「意識の低い参加者が悪い」ということはほとんどない。ひらく人、進める人、教える人の責任。

 

場の設定、発信、進行の仕方、それをするための自分の棚卸具合が大きいと思っています。

 

こういう話も場づくりゼミや個人セッションで扱っています。

 

 

 

▼場づくりゼミは9/29(土)から4回シリーズでひらきます。連続参加もよし。単発参加もよしです。

bazukuri3.peatix.com

  

 

▼個人セッション承ります。ゼミに来られない方、個別相談をしたい方。

あなたらしい場が、あなた自身の手でつくれるように、企画・設計・運営のカウンセリングとアドバイスをします。場の立ち上げ〜ふりかえり〜クローズのさまざまなフェーズの中で起こるさまざまなテーマに伴走します。

 ・対面またはZoom/Skypeなどのオンライン通話で行います。

・初回限定20分無料ガイダンスにて、ご相談内容や状況やご経験に応じて、期間、回数、金額のお見積もりをいたします。相談内容の確認と要点整理をし、時間や金額のお見積もりをします。納得した上でセッションにお進みいただけます。

・新しく場を立ち上げる場合は、実施約1ヵ月前までに2〜3回のセッションがおすすめです。

・20分 ¥3,340〜110分¥16,700の間で10分刻みでお選びいただけます。

 

 

すべてのお問い合わせはこちらへどうぞ

 

「また行きたい!」と思わなくてもいい場

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わたしは「また行きたい!と思える場をつくるゼミ」の講師を務めていますが、「また行きたい!と思わなくてもいい」「また来なくてもいい」という場もある、ということも大切にしています。

 

 

それは、

・教える(主催者)ー教わる(参加者)の関係がある場

・上達や熟達することを目指す場

・道のつくものや、ひとつのジャンルや世界を確立しているものを扱う場

です。

 

 

例えば、わたしが急に乗馬をやってみたくなったとする。

 

 

馬の疾走する姿は美しい。馬に乗っている姿はカッコいい。

小さい頃から馬に乗ってみたかった。

死ぬまでに一度は馬に乗ってみたい。

馬とのコミュニケーションはどんなものなのか、どう思い通りにならないのか。

どのぐらい体力がいるのか。

気に入ったら入会して通いたいけれども、今はまだ好きになるかどうかもわからない。

いろいろ道具を揃えるのは高いだろうし、レッスン代も高い。休みの日もつぶれる。

まずは体験で行ってみて教えてもらって、先生はどんな人か、生徒さんは他にどんな人がいるか、交通はスムーズで通いやすいか、会の雰囲気が合うか、金額的にも払えそうか(払ってもやりたいか)も見たい。。

 

というようなことを考えながら体験講座に行くとします。

 

すると、、

 

馬にさわった!馬に乗れた!おおーこれが馬に乗るということかー!!へえー思ってたより気持ちよく、思っていたより大変だった!インストラクターもとても丁寧だったし、天気もよくて、馬ともコミュニケーションがとれたような気がした!楽しかった!!というよい体験をした。

 

しかし、

 

確かめたかったことは、この体験だけでもう十分だったので、それ以来行っていません。

 

となる。

 

 

 

これはあくまで例えですが、上に書いた

・教える(主催者)ー教わる(参加者)の関係がある場

・上達や熟達することを目指す場(上達や熟達してレベル差がついてしまうもの)

・道のつくものや、ひとつのジャンルや世界を確率しているものを扱う場

では、よくあることだと思うのです。

 

 

そう考えると、講師や主催者側から見て、参加者が継続して通ってくれるということは、何かを感じてもっと知りたい、これは今の自分に必要なことだと思ってくれた、日常に取り入れたい、人生に組み込みたいと思ってくれたということで、それは本当にものすごい機会を提供したということです。

 

なぜなら、人間は身は一つで、時間も限りがあるので、全部の道には分け入ることはできないからです。また、例えば絵画とか料理とかカメラとか、道によっては「橋を架ける人」がたくさんいるものもあるでしょう。そのようなたくさんある中で、この道を、自分を選んでくれたということは、とてもありがたいことです。

 

講座のような場を運営している方は、「体験」という別枠を用意して、メイン枠への導線をつけているかと思います。

 

未経験(見たことやあるけどやったことはない)の人が持ってくる新鮮さ、ふれたときに見せる反応の初々しさは、熟達していく人にはないもので、それが社会にいる人のほとんどの反応だと思うのです。

 

自分にとって大切な存在である「●●」をシェアし、その人が社会の代表として受け取ってくれたとしたら、とても貴重な体験です。

 

ひとつの「道」や「世界」にはじめてアクセスする人に教える(その道に橋をかける)のは、言葉や順序や行動を考え抜くことになるので、講師としてのスキルを上げることにつながります。参加者同士の関係や表現を大切に講座を設計して進行すれば、それにはじめてふれた人が見せる喜びの表情に、「やっていてよかった!」と思える。

 

この人が分け入るきっかけになるとうれしい。わたしの世界の仲間になってくれたらうれしい。

 

でも、たとえ分け入らなくても(入会してくれなくても、継続参加してくれなくても)、ちょっとその世界をのぞいて、その人のもともと持つ別の何かと接続して「それ」をとらえて表現してもらえたり、わたしの知らないところで、後々ふと思い出して、人生の味わいの足しにしてもらえるとしたらうれしいことです。それもまたわたしの愛する「●●」のもつ魅力や豊かさの一部だと思うから。

 

つまりそれは、「なぜわたしはその場をひらくのか」ということにつながります。

 

 

「また行きたい!」と思わなくてもいいし、また来なくてもいいけれど、確かに本質とつながることができて、大きなあたたかさと希望にあふれる場。

 

そんな心持ちで、一回きりの参加の人との時間を大切に、わたしは講座をひらいています。

 

 

 

▼場づくりゼミは9/29(土)から4回シリーズでひらきます。連続参加もよし。単発参加もよしです。

bazukuri3.peatix.com

  

 

▼個人セッション承ります。ゼミに来られない方、個別相談をしたい方。

あなたらしい場が、あなた自身の手でつくれるように、企画・設計・運営のカウンセリングとアドバイスをします。場の立ち上げ〜ふりかえり〜クローズのさまざまなフェーズの中で起こるさまざまなテーマに伴走します。

 ・対面またはZoom/Skypeなどのオンライン通話で行います。

・初回限定20分無料ガイダンスにて、ご相談内容や状況やご経験に応じて、期間、回数、金額のお見積もりをいたします。相談内容の確認と要点整理をし、時間や金額のお見積もりをします。納得した上でセッションにお進みいただけます。

・新しく場を立ち上げる場合は、実施約1ヵ月前までに2〜3回のセッションがおすすめです。

・20分 ¥3,340〜110分¥16,700の間で10分刻みでお選びいただけます。

 

 

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自分のファシリテーションを点検する一日

 
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場をつくるというお仕事のために、わたしはいろいろなお稽古をしています。

毎日お稽古すること、3日に一度、週に一度、隔週に一度、四半期に一度、半年に一度、数年に一度...など様々な頻度や深さや重さでいろいろします。

 

「自分のファシリテーション」の大掛かりな点検は、時機が来たときにやっています。自分の人生の節目と関係があるので、とても大切なものです。

 

わたしはあまり「ファシリテーション」という言葉を使わないのですが、場づくりにおいてファシリテーションが重要であることは言うまでもありません。わたしがまだファシリテーションというものを、的確に表現できないので、場で確信があるとき以外は使うことができないだけなのです。

 

わたしにはこの道の師匠がいます。その人は職業が「ファシリテーター」なのですが、その肩書きだからというよりは、ほんとうにその人の場にいると、「ああ、これがファシリテーションだ!この人がファシリテーターだ!」という感覚がもてる。だから師匠の場に自分を点検しに(してもらいに)行くのです。

 

今回は、場で予想もつかなかった発言やふるまいがあった場合に、ファシリテーターはどのようであるとよいか、ファシリテーターのたおやかさとは何か、ということがテーマになっていました。

 

わたしは守人として場をつくっているけれども、それでもわたし個人がどうしても反応してしまう話題やテーマやキーワードや状況があって、感情に支配されてしまうことがあるのが、非常に気になっていて、それを師匠の元で安心して紐解いていきたかったというのが今回の大きな参加動機でした。

 

自分も場にめいっぱい集中して参加しながら、師匠の話すこと、聴くこと、態度、姿勢、動かし方、進め方、待ち方、応答の仕方、描き方...ぜんぶをトレースしていたので、一日終わる頃にはぐったりでしたが、本当に参加してよかった。ほんとうに師匠は惜しみなく、様々な方法で教えてくれていました。

 

競技かるたでもありますが、武道で上級者や師の戦いぶりや技術をトレースすることを見取り稽古といいます。それをしていました。

 

やったことやそこから学んだことをを言語化しようと思えばできるのだけれど、多くが身体の言葉なので、表現が難しい。もう少し寝かす。ただ、Inspiringというキーワードが自分の中に強く残っているので、しばらく場ではこれと共に過ごそうと思います。

 

師匠と同じ場にいるだけで、この人はどれほどのお稽古と実践を積んでこられたんだろう、と今なら一瞬でわかります。このお仕事は大切なもの。人がかかわる場をつくるために、人とよりよい生の時間を育むために、日々の鍛錬をこれからも続けていこうと背筋が伸びました。

 

自分の歩む先に師匠がいること、師匠の歩む同じ道に自分がいることが幸せです。

 

 

わたしの一番の現場である場。

 

人と人との関係をつくる、機会をつくる、営みをつくる。

ひらき、はこび、仕舞う。

 

 

9/29(土)からはじまる「場づくりゼミ」で、師匠から学んだことをシェア、還元してゆきます。ひとつ必ず取り入れようと思っているのは、やってみせて、やってもらう(一緒にやる)です。

単発参加もOKですので、これから場をつくりたい方や今の場をふりかえりたい方はぜひいらしてください。日頃の学びの種を裏表なく、惜しみなくお渡しします。

 

bazukuri3.peatix.com


 

 

 

 

手づくりの給食。美味しくて大好き。キッチンが横にあって、包丁でとんとん切る音や、じゅうじゅう炒める音がするのを聴きながら、いい匂いに包まれながら、場が進む。


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帰宅すると、息子が洗濯物を取り込んで畳んでおいてくれました。と書くとなんてことはないのだけれど、泣いてしまうほどうれしかったのは、これまでの経緯や時間の積み重ね、努力があるからだね。愛を与え続ける。もらい続ける。自分にも、人にも。


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天籟能の会「小鍛冶」を観た話

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安田登さん主宰の天籟能の会に行ってきた。

inanna.blog.jp

 

 

安定の国立能楽堂、安定の脇正面。

 

初めてお能を見たときにたまたま取った席が脇正面で、そのときの体験があまりにも素晴らしかったので、以来、よほどのことがなければ脇正面を選ぶことが多い。正面、中正面もそれぞれに良さがあって、値段と体験の深さが比例しないのも能のおもしろいところ。

特に今回の能は橋の上でのやり取りが効いてたので、脇正面にしてとてもよかった。

 

仕舞「遊行柳」

狂言「磁石」

能「小鍛冶」(白頭)

 

どれも初めての曲ばかり。

 

仕舞の梅若万三郎さんの威力がすごかった。

人間はあそこまで容れ物になれるのか!と思った。しかも容れ物になりながらも自分の意識は冴え冴えとしていて、身体能力を最大級に発揮している...それが目の前で起こっているということは何か信じられないような思いでいた。

 

狂言はおもしろかったのだけれど、うっかりところどころで寝てしまった。あんなに大きな声で話しているのに心地よくて。でも寝ているのに、間が途切れていないというか、夢の中でも観ているような不思議な感じだった。普段これは能を観ているときに起こるんだけど、狂言でもあるのかーと寝ながら思っていた。

 

そして能「小鍛冶」。

 

神様にお願いして、神様と人間が共同でひとふりの刀に相槌を入れる。

 

こういうことって自分にもあるよなぁと思ったのは、何か大切な「本番」があるときに、「神様、どうか力を貸してください!」と祈る。こちらの祈りは一方的で、神様の声は「いいよ」も「だめだよ」も聞こえない。

 

舞台の上でも、神様は聞いてんだか聞いてないんだかわからない、一見スルーしてるように見える。でも神様だから言葉は通じないか、神様の考えは計り知れないのかな、という感じもする。神様は前シテでは老人の姿をしている。後シテで白い髪を振り乱して(赤い髪で演るときもあるらしい)、金色の面をつけてこの世のものならぬ、しかし人形(ひとがた)に近い姿で現れて、鍛冶をする。

 

神様と人間とが相槌を打っている。

 

神様はこちらの願いはちゃあんと聞いてて「これは自分が力を貸したほうがいいことだ!」と思ったら来てくれる。刀鍛治の相槌だったり、本番の「それ」が仕上がったら、「よかったネ」という感じでアッサリ帰っていく。

 

去り際に、神様が振り向いてなんだかうれしそうにニッコリしてたように見えたのが印象的だった。「また呼んでなー」と手を振って帰っていく感じ。神様も人間に力を貸して、一緒に何かをつくるのは実は楽しかったりうれしかったりするのではないだろうか。

 

ものをつくるとき(goodsに限らず)、神様と自分との相槌の作業をしている。それが目に見えるようになったのが、きょうの「小鍛冶」のような景色なのだとすると、ますます自分がつくるもの、つくることに畏敬と感謝と愛を込めたいって思う。真剣につくることは神事と言っちゃってもいいかもしれない。そんなことを考えた。

 

 

 

前シテは老人だったり童子だったりするらしいが、一緒に行った友だちが「なんで大人の男の姿じゃないのか不思議だったけど、ヘタな大人より、老人やこどものほうがサッと手を貸してくれるからかも」と言っていて、なんだか納得した。

この友だちとは、産後に、とある会で一緒になり、1ヶ月ほど一緒に過ごしたが、そのあとは全く会っていなかった。わたしは当時お能をやっていたという話を彼女としたのをすごく覚えていて、能を観に行くたびになんとなく彼女のことを思い出していた。それが9年経った今年になって、急に彼女がわたしをFacebookで見つけて連絡をくれ、読書会に来てくれたりして、またちょこちょことやり取りするようになった。

 

この再会や出会いなおしをしている中でのお能というのも何か、感慨深いものがある。時間や空間のずれ、時間差、ある程度の時間が経たないとわからないこととか、人と人との間に起こることは不思議だなぁと思う。

 

 

今回の会の建付けもとてもよかった。ディープに楽しみたい人は公演までの7回のワークショップに出ることもできる。当日だけ来ても始まる前に解説があり、仕舞、狂言、能におはなしの時間があってじゅうぶん楽しい。

 

最後に「おはなし」と題して、安田登氏、内田樹氏、川崎昌平氏(刀匠)、いとうせいこう氏の4人が座談会形式で解説というか感想というかを話す。

「ゲストにわたしの好きな人ばっかり呼びました!」という感じがよかった。仲間内の実験の楽しさに、フレンドリーに招いてもらった感じがある。

 

きょうの公演の外周で4人があーだこーだと話すのをわたしたちは鑑賞して、帰り道に友だちと公演とその外周のおはなしも含めた会全体をあーだこーだとおしゃべりする構造がおもしろかった。14:00-17:30の時間設定もほどよい。

 

座談会で印象的だった話。

コンテンツがどんなにおもしろくても、それが自分に相対されていない場合、つまり相槌、コミュニケーションのある関係がなければ、それは自分にはぜんぜん関係ないものとして耳蓋がれるという、いとうさんの話が胸にぎしぎしきた。逆に相槌のある関係ならその上に何か乗っても展開するのだ。

 

川崎さんは、作業場では五感をフルでつかうので、しゃべってる余裕がないんだとおっしゃっていた。なにかお知らせが必要なときは、師匠の槌を打つ音を合図になると。つまりその場で取り組んでいるときの作業そのものが、全部言語ということなんだろうな。

 

実際の鍛冶は3人でするものらしい。師匠と新人と師匠補佐でトンテンカン。(新人が間違えるとトンチンカン)でも「小鍛冶」では神様だから一人で何人分もできるのでしょうね、とのこと。

 


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「おはなし」で登壇された4名

 

 

 

 

 

 

 


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次回も行きたいなぁと思ったら、第7回は2020年1月25日(土)ですって。

来年じゃなくて、再来年。

新作能だからか。

楽しみです。鬼が笑いそうだわ。

 

 


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「おはなし」の覚書を書いてくださっている方が!ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また行きたいと思える場には何がある?:秋の場づくりゼミ、ひらきます

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29日から秋の場づくりゼミ開講します。単発参加OKです。連続でももちろん!


イベント、講座、サークル、部署、拠点...。いろんな場がありますが、「また行きたい!」と人が思うのは何があるからだと思いますか?

 

この講座では、4回のテーマに分けて、自分の動機から生まれる、集う人一人ひとりの体験のデザイン、関係性の面から場(機会や営み)づくりを考えます。

これから立ち上げる人ももちろん、既に場をひらいていてふりかえりたい人にもおすすめです。

 

 

最近気づいたことは、もしかするとわたしの講座で光を当ててる部分は、場所の運営システム構築実務、建造物の空間プロデュースではないかもしれず、そういう「場づくり」を知りたい方には物足りないまたは全然ニーズに沿わない、ということです。

(もしかすると名前の付け方が違うのかもしれないと思ってすらいる)

 

この講座では、体験や関係性のデザインについて、「それが自分にとってどうか」「相手にとってどうか」という感情や感覚や身体性を伴う言語を駆使し、コミュニケーションを大切にしながら、人間の性質に沿って、深く大切に扱います。

 

とはいえ、土地や場所や空間は非常に大きい要素ですので丁寧に扱います。ゼミをなぜこの場所で開催するかについても説明します。

 

今すぐ社会的インパクトを出す巨大でで圧倒的な力ではなく、将来的な変化を見据えての小さな一歩や、一歩一歩をどう積み重ねて結びつけるか、というデザインもします。

 

ワークショップデザイン、ファシリテーション、コミュニティデザインの勉強をあれこれしてみたけれど、なんかちょっと違うなぁと思っている方に、違う視点がプラスされるかもしれません。

 

ゼミ生のご感想

参加してよかった。実践練習ができるのがよかった。今まではとにかく実地でやりながら工夫してという感じだったから、場づくりを勉強できるんだ!とか、先人の知恵を借りればいいんだ!とわかった。

 

参加してよかった。実践練習ができるのがよかった。今まではとにかく実地でやりながら工夫してという感じだったから、場づくりを勉強できるんだ!とか、先人の知恵を借りればいいんだ!とわかった。

 

場をつくりたい・場をつくっている人が同じ立場で対等に話しながら進めていけたのがよかった。講師もこのゼミという場をつくっている人としての対等性がある。困っていることが話せる、人の困っていることに「わたしもそれあるー」と思える。本当につくりたい人が集っている。

 

講師もこの「場づくりゼミ」という場をつくっている。つまり、場づくりの場にライブでいられるのが貴重。第一回で、場づくりの裏側も見せますからと言っていたが、ほんとうに惜しみなく見せてくれて、笑ってしまうことも度々。人間らしさがあった。

 

 

 

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場づくりの連載をしています。お坊さん向けのサイトですが、お坊さんでない方にも読んでいただけるような内容です。6回シリーズのうち、2回までリリースしたところです。

 

terakoyagaku.net

 

 

個人セッション承ります。

あなたらしい場が、あなた自身の手でつくれるように企画・設計・運営のカウンセリングとアドバイスします。場の立ち上げ〜ふりかえり〜クローズのさまざまなフェーズの中で起こるさまざまなテーマに伴走します。

 

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・対面またはZoom/Skypeなどのオンライン通話で行います。

・初回限定20分無料ガイダンスにて、ご相談内容や状況やご経験に応じて、期間、回数、金額のお見積もりをいたします。相談内容の確認と要点整理をし、時間や金額のお見積もりをします。納得した上でセッションにお進みいただけます。

・新しく場を立ち上げる場合は、実施約1ヵ月前までに2〜3回のセッションがおすすめです。

・20分 ¥3,340〜110分¥16,700の間で10分刻みでお選びいただけます。

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