ヒトトビ〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

谷川史子原画展に行ってきた

時間が経った話ばっかりUPしております...。これは5月の話。 --- 谷川史子原画展に行ってきました。 うわーん、よかった!!!!!!! 写真撮影可(一部不可)なのも、ファンにとってはうれしかった。 りぼんとLaLaの併読をはじめたころに谷川さんが現れて…

N.S.ハルシャ展を観た

4月末、森美術館に「N.S.ハルシャ展」を観に行った。 www.mori.art.museum ストレートな表現をあれこれ考えずまるごと観たような感じ。皮肉も傷みも描かれていて、怒りや悲しみもあるのだろうけど、表現自体はあんまりねじれていない。深みがないというわけ…

映画「人生フルーツ」を観た

5月初旬の話。 ポスターからの印象の、「丁寧な暮らし」とか「ほっこりほのぼのいい気分」じゃない、ずっしり重くて強い力。今のわたしにとても関係あるのかも…と思った人が集まってきたのか、満席&パイプ椅子&階段までびっしりお客さんでいっぱい。 ことほ…

モンフィーユ、夏

立秋を過ぎて、まだまだ暑いけれど涼しさも出てきて、夏がいつの間にか半ばを過ぎたことを肌で知る。 年々、気温も湿度も高くなり、かつて訪れた東南アジアの国々や沖縄の気候を思い出す。きょうは金子光晴の「マレー蘭印紀行」や「どくろ杯」の気分。湿度の…

読書会『いのちを"つくって"もいいですか?』をひらきました

ひらきました、といっても、2017/1/29の話です。どんだけ前...。時間が経ってもう少し気持ちが進んで書けるかなぁと思っていたのですが、結局何も書けず...。こういうのはすぐ書かないとダメですね。直後にFacebookにUPしたものに加筆して転載します。とりあ…

「台北ストーリー」でエドワード・ヤンにまた会えた

まさか観られる日が来るとは! エドワード・ヤンとホウ・シャオシェンの青春のすべてが凝縮されていて眩い。夢のように過ぎた時代。戒厳令下の台湾総督府前のシーンの奇跡。すべてのカットが、セリフが、詩的で音楽的で美しい。日本が字幕文化でよかった。 …

大英自然史博物館展がよかった話

「大英自然史博物館展」2017年3月18日〜6月11日 国立科学博物館に行った記録。直後に書いたので興奮気味ですが、そのままで。。 ------ 大英自然史博物館展、圧巻!!想像以上。人類がここまでのわずか300~400年ばかりの間にこの世界を探索してきた、その軌…

ことほぎラジオ第9話、配信しました

「人形の中に体はないんだよ」というちょっとドキッとするタイトルですが、怖い話ではないです。文楽の話、映画や小説の話をして、どこかに着地した模様。 前回のLightning Talk大会を経て、さらに渋谷のラジオにも出て明言できるようになったのは、好きや夢…

リア王を観た

先月と同じ時期に熱が出た。原因はだいたいわかっているので、根本治療が必要なんだろうと思う。この暑い時期に熱が出るのは、喪失の濃度が上がるようで本当にキツい。 さて、熱が出た日の昼間には友人と「リア王」を観ていた。やはりシェイクスピアはタイミ…

読み聞かせ(3年生・7月)

久しぶりの小学校での読み聞かせでした。夏休み直前なので、「夏の冒険」をテーマに2冊選んでみました。 「はちうえはぼくにまかせて」(ペンギン社) 「ウエズレーの国」(あすなろ書房) 夏休みにお出かけがない子がいるかもしれないという前提で、しかし…

ことほぎラジオ第8話、配信しました

第8話は「ことほぎ・ライトニングトーク大会」と銘打って、5分で終わる小さな話を交互に次々に全部で2ダースしています。 書き留めていた「いつか話したい話」や、お互いにリクエストした「けいさん/せいこさんの、いつかまとめて聴きたかった話」の蔵出し…

ことほぎラジオ第7話、配信しました。

ことほぎラジオ第7話、配信しました。 ブログでの前回のお知らせが第5話で止まっていましたが、その後、 doremium.seesaa.net doremium.seesaa.net doremium.seesaa.net doremium.seesaa.net と、次々と配信しておりました。 「あ、これがやりたかったのかも…

忘れものを届けない話

‪ 月曜の朝は〈体操服、給食の白衣、上靴、歯ブラシ〉の入った‬「お持ち帰りバッグ」を息子が忘れていきがちである。先週も出て行ったあとバッグが置いてあるのに気づいた。出るついでに届けてあげたこともあったけど、その日は時間がなくて、届けなかった。…

こどもは不思議

今朝息子が別人になってた。顔立ちも違う感じ。内のほうの見えないところでなんかぐーっと変化があったんだなぁ。ほうほう。 だいたいそういうことの前にはすごく甘えてきたりするんだけど、そのときにどうぞどうぞと「甘やかす」をしてみると、安心してびゅ…

シャセリオー展を観てきたメモ

国立西洋美術館で開催中のシャセリオー展、とっても良いです!!GWなのにお客さん少なかったからだらだら宣伝します!!5/28まで。国立西洋美術館 ポスターの「カバリュス嬢」、かわいいなぁ〜と思ってたんですが、本物はもっとぐっと迫ってきます。同じ部屋…

一箱古本市、出店しました。

不忍ブックストリートの一箱古本市が無事に終了しました!あー楽しかった!! 2人が自宅や友人たちの本棚から持ち寄った本のうち、38冊が旅立っていきました。 昨年秋に初めて一箱古本市に出たときに、話したのはこんなこと。 "思い入れがあったり、その本に…

出店します!:4/30 不忍ブックストリート 一箱古本市

昨年はじめて出店したので味をしめ、今年はなんと一箱古本市の元祖、不忍ブックストリートの一箱古本市に出店することになりました! 不忍の特徴は、書店、カフェ、ギャラリー、教会、ホテル、老人ホーム、文化財指定古民家などなど、地域のさまざまな建物の…

イベント・コミュニティ立ち上げの企画メモ①

わたしが教わったり発見して、役に立ってることの一部、雑多なメモ。 タイトルに①って書いたけど、この先あるか不明。あれば思いつきで。 ◉ホームページまたはブログ ・あるのとないのでは大違い! ・Who we areの開示(一人でやっていても"We"の構えで) ・…

香港

ことほぎラジオの第5話でもした話ですが、テキストでも残しておきます。ラジオってこれのこと→第5話 香港発>非日常経由>ポエム行き その1: ことほぎラジオ ・・・・・・・ 息子と二人、友人を訪ねて行った香港。 息子は初めての、わたしは6年ぶりの海外…

ことほぎラジオ(Podcast) 第5話その1、配信しました

4/11満月、ことほぎラジオ第5話、配信しました。 聴いてくださっている方、ありがとうございます。 おたよりをいただかなくても、アクセス解析というものがあるので、たくさんの方が聴いてくださっているのだなぁということがわかり、またそれもただの数字の…

オペラ「椿姫」のライブビューイングを観てあーだこーだと感想を話す会、ひらきました(守人編)

最近、人とじっくり話をする機会が多いので、それで満足してしまっているのか、単に今は話すほうが表現の手段として自分にフィットしているからなのか。しばらくまとまって書くことから遠ざかっていました。今これを書くのにも相当苦労をしています。 それで…

ピナ・バウシュ「カーネーション」を観てきたメモ

2017/3/19 彩の国さいたま芸術劇場でピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団の「カーネーション」を観てきたメモ、走り書き。 わずか90分の長い夢。 ダンスと演劇の融合。ダンサー自身のエピソードを基に、コラージュ的に構成するクリエイション。わたしたちも一…

ことほぎラジオ(Podcast)第4話、配信しました

3/12、Podcast「ことほぎラジオ」の第4話を配信しました。 月に一度、満月の日に配信しています。徐々に膨らむ月を見上げながら、「そろそろ配信かなー」と思い出してくださる方もいて、うれしい。 今回はわたしの友人をゲストにお招きして3人で話しています…

夢を見た

夢を見た。 実家から車で1時間ぐらいのところにどこか知らないが古い町があり、古い寺があった。友人と参拝だけして去る予定だったが、その敷地内にある公民館の座敷で、たまたま今日だけ手ぬぐいに絵を描く催しをやっているということで、参加してみた。 手…

短編法廷ドラマを観て感想を話す会、ひらきました

武蔵小杉のブックトークカフェの常連メンバーと、「短編法廷ドラマを観て感想を話す会」をひらきました。こうしてひとつの場から、共につくる関係が派生していくのは、わたしにとって、とてもうれしいことです。 この場をひらくにあたって、いくつかエピソ…

短歌

短歌が楽しい。 友人が主催する歌会(短歌を詠みあう会)に通いはじめて一年。去年のちょうど今ごろに第一回がはじまった。最初は、彼女のペースで「そろそろやるよー」という感じだったのが、途中から月1の定期開催になった。 初めて詠むなら絶対に彼女がつ…

「夜と霧」の読書会の記録

ことほぎラジオの3話目でもちらっと出てきましたが、去年のちょうど今日、この読書会をしました。そのときのわたしの感想をこちらにもアーカイブしておきます。 これを開催する少し前に、2年やっていた読書会をクローズしたため、喪失感いっぱいのふらふらな…

テープ起こし

3年ほど前から、ときどきテープ起こしの仕事もしている。テーマや人(インタビュアー、インタビュイー)に興味があるものに限定される。作業なんでもやりますという感じではないので、どこかに登録をしているわけではなく、友人、知人のつてで依頼がある。分…

いつか緑の…

買っちまった。 10代、20代に吉野朔実さんの漫画に出会えたことは、ほんとうの幸運だった。ありがとうございます。 子どもの頃から死というものを身近に感じていたけれど、この世でのお別れは一つひとつ、やはりとても辛くて悲しくて寂しい。とりわけ一度で…

映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会《後編》をひらきました

映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会の後編が終了しました。(前編のようすはこちら) 前編からきてくださった方も半数おられました。貴重な時間を共にしてくださって、場を信頼してお話しくださったこと、本当にありがとうございました。 前…

ことほぎラジオ(Podcast)第3話、配信しました

昨年末からはじめたPodcast「ことほぎラジオ」の第3話を配信しました。 今回は、わたしが「場をつくること」をテーマに話をしています。聴いてくれた人からさっそく、「羽田空港の背景音がとってもよかった」という感想をいただいています。みんな空港が好き…

映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会《前半》をひらきました

2/4(土)まち健(谷根千まちばの健康プロジェクト)さんとの共催『映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会』の前半が無事に終了しました。19人で過ごした貴重な時間でした。 まずこの映画がとてもよいのです。いかにもなところが一切なくて、愛…

焚き火

去年の1月31日の話、再録。 --- 息子を連れて、東京の山のほうの河原で焚き火をしてきた。 ほとんど初めて会う人たちと、焼けそうな食べ物を片っ端から焼いたり、ホットワインを飲んだり、ただ火を眺めたり、ぽつりぽつりと話したり。 子どもたちを河原に放…

*集いのお知らせ* 2/19(日)「ブックトークカフェ(読書会)のつくり方講座」をひらきます

2017/2/19(日)14:00-17:00 武蔵小杉のcosugi coboにて、 読書会を主催したい方向け「ブックトークカフェ(読書会)のつくり方講座」をひらきます。 読書会体験→解説→企画→講評で3時間。 せいこの6年の場づくりノウハウを詰め込みます。 「これだけ考えれば、…

強くならないといけないの?

友人に、競技かるたとは何か、という話をしていたときに「あー、でもきょうの試合負けちゃったんで悔しいなー。もっと強くなりたい」と漏らしたら、「強くならないといけないの?」と聞かれた。 あらためて素朴に問われると、「えっ、うーーん…」となった。…

16時半からの上野公園

みんなが帰りはじめる16時半ぐらいから上野公園へ行って、スタバでコーヒーを飲んだりチーズケーキを食べながら、日が傾いていくのを目の端に感じながら、それぞれに作業に没頭し、ハッと顔を上げるともう真っ暗で人もまばら……という過ごし方が好きで、息子…

ことほぎラジオ(Podcast)第2話、配信しました

久しぶりにブログに来ました。最近このブログの中でご覧いただいているページが、「この世界の片隅に」について書いた2本に集中していて、3桁PVぐらいいってたので、けっこうびびってました (^^; とても注目されている映画なんですね、やっぱり。 気を取り直…

*集いのお知らせ* 《最終回のひとつ前》ブックトークカフェ#18

集いのお知らせです。 武蔵小杉で正味1年半ほど続けてきたブックトークカフェも、その場の役割を終え、2月で終わることになりました。いつもの内容での開催は1月がラストです。 ↓ 詳細、お申し込みはこちらから ↓ everevo.com 最終回の2月は、「ブックトーク…

映画「この世界の片隅に」その他の感想

ネタバレなしです(たぶん)。写真は漫画のほうですが、内容は映画が主です。 映画の「この世界の片隅に」の違和感についてはこちらでひと通り書いたけれど、違和感ではないところの書き足りない部分を、もう少しだらだらと書きます。 観たのはまだ半月前な…

山と新年

あけましておめでとうございます。 今年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始は実家で過ごしています。 きのうはふと思い立って、父と息子と甥との4人で、近くの山に登りました。車をちょっと走らせれば、山まですぐ行けるのがうれしい。…

場づくりについての何度めかのユリイカ

「人はなぜそのようであるか」「なにが人をそのようにさせるか」 このふたつのテーマを、わたしは小さい頃から探究してきて、そのために日々せっせと場をこしらえているのだ、きっと。 …と、ユリイカしたのが今年の前半。 課題解決、課題共有、意思決定、協…

映画「この世界の片隅に」の違和感

映画「この世界の片隅に」を観た感想です。 ネタバレあります。違和感について書いています。 「原作通りに描くことが正しい」ではなく、「原作と映画の相違点から自分が感じること」を書いています。 今年のはじめに漫画を読み、12月中旬に映画を観ました。…

はじまりはささやかで不完全

かるたCafeの第1回の告知が出てきました。 こんなでした。 ちょうど5年前の今日。これが20年ぶりに人と百人一首する場になるというわくわくと、だれか来てくれるかなぁというどきどきと、両方の気持ちでした。 はじまりの声はこんなふうにごくごく小さくてさ…

クリスマスプレゼント

今年の12月はやたらと忙しくて、飾り付けをする余裕もない上に、24日と25日はわたしと息子は別々に過ごしていたので、我が家にはクリスマスという感じが一切なかった。けれど息子が帰宅してサンタさんが来ていないと、それはそれでガッカリするかなと思い、…

*集いのお知らせ* 読書会『いのちを"つくって"もいいですか?』

表現の場づくりを探究するせいこと、友人で編集者の小林潤さんとで、 小林さんの担当本『いのちを"つくって"もいいですか?』の読書会をひらきます。 本書は、「いのち」を巡るさまざまな問題に長く取り組んできた宗教学者・島薗進さんが、目覚ましい発展を…

かるたでふりかえる2016年

今年最後のかるたの練習会でした。 夏に競技かるたをもっとやりたいメンバーを集めて練習会を発足して、かるたCafeとは別に練習会の日をつくって、稽古をつけてもらって、大会に出て...それ以外に起こった出来事との相互反応の中で、見える風景がぐっと変わ…

Year-End Collageの会、ひらきました

ごくごく親しい友人たちと9人で、「Year-End Collage〜2016年をふりかえり、2017年を望む」と題したコラージュ製作の場をひらきました。 2011年ごろからはじめた年末/年始のコラージュも、もう6年目。節目のときに作ると、充実感がもてたり、気持ちがあらた…

望むのは死刑ですか?〜考え悩む“世論” @ EUROPA HOUSE

11/17 駐日欧州連合代表部(通称:EUROPA HOUSE)にて行われたシンポジウムに参加した。書きたいことはたくさんあるのだけど、できるだけ落ち着いて一つずつ書いていこうと思う。 この日のプログラムは、死刑存置派(現行制度の維持)の弁護士と廃止派の弁護…

わたしはこれで生きます

11月上旬の話。忘れないように書く。 下旬に出場する初めて競技かるたの大会のために、知人にお願いして稽古をつけてもらった。彼女はC級ホルダー。我々はとにかく正式な試合をしたことがないので、持ち物、服装、受付の仕方から、競技中の作法、ルール、戦…

*集いのお知らせ* 映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会

せいこと、谷中・根津・千駄木・上野桜木のまちで健康づくり活動を進める「まち健」との共同開催で、イタリア映画「むかしMattoの町があった」をみんなで観て感想を語る会をひらきます。 自由こそ治療だ! 「イタリアには精神科病院はない」ということをご存…