ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

お知らせ

contact ▶︎▶︎ 募集中のイベント ▼2月8日(土) あのころの《いじめ》と《わたし》に会いにいく読書会https://coubic.com/uminoie/979560(横浜) ▼2月11日(火•祝) 映画『トーク・バック』でゆるっと話そうhttp://chupki.jpn.org/archives/5288(田端)毎月シ…

プリーモ・レーヴィと本歌取り

昨年、プリーモ・レーヴィの詩集出版記念の講演に行ったときのことを話しました。 ▼noteで音声&動画配信しています。 note.com たまにひらきますが、やはりこの詩集、とてもよいです。 プリーモ・レーヴィの詩には、他の詩人の作からの引用が多い、と解説が…

アール・デコの造本芸術展@日比谷図書館 〜芸術と本のゆくえ

暮れの迫る小雨の降る寒い中、日比谷図書文化館で開催中の『鹿島茂コレクション アール・デコの造本芸術 高級挿絵本の世界』展に行ってきました。 ▼日比谷図書文化館公式ホームページ www.library.chiyoda.tokyo.jp ▼きれいな写真がたくさん載っているので、…

手が記憶している本

友人に誘われてNADiffに書肆サイコロのサイトヲヒデユキさんの装幀のお仕事を見に行った。 お仕事といっても、携わった本が販売・展示されている小さな小さなコーナーがある、という感じ。 一般に流通している単行本から、限定の手製本である詩集やご自身の…

中島敦展@神奈川近代文学館〜今ひとたびの山月記

11月下旬、神奈川近代文学館に中島敦展を見に行ってきた。少し前に樋口一葉記念館に行った時にチラシを見て知って(チラシありがたい!)、むりやり予定を調整して、どうにか会期終了の2日前にすべりこんだ。 www.kanabun.or.jp ほんとうに、とてもよい展覧…

ひだ〜機能性とエレガンス展 @文化学園服飾博物館 〜トライバルとディテールの魅力

文化学園服飾博物館の展示『ひだ〜機能性とエレガンス』を観てきた。 https://museum.bunka.ac.jp/exhibition/exhibition2849/ 観に行ったのには流れがある。 11月に杉村学園衣裳博物館で「ブルガリアとルーマニアの民族衣装」展を観に行って感想を配信した…

《お知らせ》3/23 爽やかな集中感 百人一首と競技かるた体験会

Umiのいえでひらいてきた百人一首と競技かるたの体験会は、3月23日で一旦最終回となります。 気になっていた方はぜひいらしてくださいね! 千年の時を経て、文学、文化、芸術、スポーツなど様々なジャンルにわたって発展してきた百人一首。競技かるたを通し…

《お知らせ》2/11 映画『トークバック 沈黙を破る女たち』でゆるっと話そう

2月のチュプキでの開催が決まりました。 ゆるっと話そうシリーズ第9回 『トークバック 沈黙を破る女たち』 2月11日(火•祝) 19:05〜19:50 @シネマ・チュプキ・タバタ 〈ゆるっと話そう〉は、映画を観た人同士が感想を交わし合う、 45分のアフタートークタイム…

松濤美術館の『サラ・ベルナールの世界展』は1月末まで!

松濤美術館の『サラ・ベルナールの世界展』は今月末までだよ!のお知らせ。 美術館公式>サラ・ベルナールの世界展|松濤美術館 美術手帖記事>ミュシャもラリックも見出した。「サラ・ベルナールの世界展」松濤美術館で開幕|美術手帖 特に映画『ディリリと…

《レポート》1/10 映画『人生をしまう時間(とき)』でゆるっと話そう

年が明けてまだほんのりお正月の余韻の残る1月10日のお昼どき。シネマ・チュプキ・タバタで今年最初の「ゆるっと話そう」をひらきました。 今回の映画は、『人生をしまう時間(とき)』看取られて逝く人、家族、サポートする介護&医療チームが共に過ごす。…

アサヒビール大山崎山荘美術館と清宮質文展

年明け、京都のアサヒビール大山崎山荘美術館に行ってきた。 この美術館の評判は何人もの友人から聞いていて、ずっと訪問の機会を待っていたところだった。ちょうど東京で見かけた清宮質文(せいみや・なおぶみ)展のチラシになにやら強く心をつかまれ、帰省…

映画『台湾、街かどの人形劇』〜伝統と継承、父と子、師と弟子

映画『台湾、街かどの人形劇』を観た。 www.machikado2019.com 購読している毎日小学生新聞に載っていて、これは観なければと思っていた。 mainichi.jp 思っていたわりに、都内のどのトークイベントも来日イベントも逃してしまい、ようやくたどり着いた劇場…

《お知らせ》2/8(土) あのころのいじめとわたしに会いにいく読書会

同タイトルで2回ひらいてきた、いじめをテーマにした読書会。第1回:http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2019/10/04/091730第2回:http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2019/11/28/173713 2/8(土)にもひらくことになりました。Umiのいえのシリーズと…

奈良・平安・令和〜平安宮廷スポーツスタジアム

ツイッターで 東京国際フォーラムのロビーで何やらすごい展示をやっている、平安時代の装束が見られて、写真撮り放題、ぜったい行くべし! ...という投稿を目にしてすぐに行ってきた。 J-CULTURE FESTという、東京国際フォーラムが主催するイベントの一環。 …

田端文士村記念館で芥川龍之介に再会する

去年から鑑賞対話の場「ゆるっと話そう」もあって、シネマ・チュプキ・タバタに通うようになって、田端に急にご縁ができた。 駅前のコメダ珈琲に寄ったとき、同じビルの1階に田端文士村記念館という施設があるのに気づいた。北区の博物館のようだ。 いつか訪…

《レポート》12/27『ディリリとパリの時間旅行』でゆるっと話そう

遅くなりましたが、『ディリリとパリの時間旅行』でゆるっと話そうのレポートです。 暮れもおしせまった12/27(金)の夕方。 直前に新聞に映画の紹介が載ったこともあってか、劇場は満席となりました。めでたい。 ゆるっと話そうのほうには、まだ観ていない…

読み聞かせ・5年生・1月

今年最初の読み聞かせでした。 冬の一番寒い時期を念頭に、家の本棚にあった2冊を選びました。科学写真絵本と民話の組み合わせは、読み聞かせの一つの型です。理由はのちほど。 あし→てぶくろの順で読みました。 「あし」 福音館書店では品切れ(絶版?)のよ…

《レポート》2020年・新春の百人一首と競技かるた体験会、ひらきました

「Umiのいえ」での競技かるたの会も5回目となりました。 前回からの間に、わたしはB級弐段に昇級昇段することができました。ここで教える、百人一首や競技かるたの世界に橋を架ける、ということも、なんらかの形で力になっていたと思います。ありがとうござ…

映画『アナと雪の女王2』鑑賞メモ

映画『アナと雪の女王2』を観てきた。 事前になんの前宣伝も見ず、前知識もなく、後でレビューも読まずの状態なので、ほんとうにただのメモです。 ※映画の内容に詳しく触れています。未見で影響されたくない人はご注意ください。 ・少し前に映画『ディリリと…

書籍『戦争とは何だろうか』

今この時にこそ、読むべき一冊。 わたしは「戦争を知らない世代」などでは決してない。 たとえば、わたしはベトナム戦争収束の翌年に生まれた。 10代を、冷戦とその後の揺れの中を生きた。 ソビエトのアフガニスタン侵攻、イラン・イラク戦争、スーダン内戦…

お知らせ:1/10(金)『人生をしまう時(とき)』でゆるっと話そう

来月のシネマ・チュプキ・タバタでの「ゆるっと話そう」は、こちらの作品です。1月10日(金)10:30の回終了後、12:30-13:15の45分間。どうぞお越しください。 [ゆるっと話そう]は、映画を観た人同士が感想を交わし合う、45分のアフタートークタイムです。映…

映画『三十四丁目の奇蹟』とアメリカ社会とサンタクロース

クリスマス気分やユーモアやほっこりを味わえるかなと思って、映画『三十四丁目の奇蹟』を観に行きました。 chupki.jpn.org アメリカのデパートMacy'sにサンタクロース役で雇われた初老の男。実は本物のサンタクロースで、人々の心から「クリスマス精神」が…

子どもの宿題にまつわる「私の」モヤモヤを安全に語る

10月に「子どもの宿題にまつわる私のモヤモヤを語ろう」という場に参加した。 参加しておいてよかった。 そうしみじみと感じたこの2ヵ月だった。 どんな場だったのかは、主催のすわれいこさんが丁寧なレポートを起こしてくださっているので、ぜひお読みいた…

《レポート》12/22 冬至のコラージュの会、ひらきました

2019年冬至のコラージュの会、ひらきました。 今回のご案内ページはこちら。 hitotobi.hatenadiary.jp コラージュの会とは?はこちら。 hitotobi.hatenadiary.jp 今回も6人全員が無事に揃い、ゆっくりとはじめていきました。わたしもインフルエンザにも胃腸…

今年も「第九」、今年は今年の。

今年も第九を聴きに行きました。すべり込みでチケットをとって行ってきました。 去年、第九のこんな予習会をして、聴きに行って、振り返るという体験をしました。 第九ふむふむ予習会がよかった話 第九を聴きに行ったクリスマスの夜 それが当たり前の世界の…

ラウル・デュフィ展の鑑賞記録〜海、花、テキスタイル!

パナソニック汐留美術館で開催のラウル・デュフィ展に行ってきました。 https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/19/191005/ 関連記事 bijutsutecho.com bluediary2.jugem.jp 最終日の16時に到着。開館時刻は18時まで、というなかなかの駆け込みっぷり…

カルティエ、時の結晶展、美にふれること

カルティエ展、行ってきました! 観に行く前の経緯や予習について二本書きました。 hitotobi.hatenadiary.jp hitotobi.hatenadiary.jp 観に行った感想をこちらで話しました。ぜひ聞いてみてください。 note.com そういえば、2015年の今ごろに行った杉本博司…

お知らせ:12/27(金)『ディリリとパリの時間旅行』でゆるっと話そう

ゆるっと話そうシリーズ第7回『ディリリとパリの時間旅行』12月27日(金)17:10- @シネマ・チュプキ・タバタ [ゆるっと話そう]は、映画を観た人同士が感想を交わし合う、45分のアフタートークタイムです。映画を観終わって、 誰かとむしょうに感想を話したくな…

なぜ参加者同士が知り合えていないのか?

参加者一人ひとりにいろんな背景があって、いろんな経験をしていて、いろんな考えをもっているのだから、お互いのことがもっとわかるといいのに。 という悩みを、コンサルティグでも、場の中でもよく耳にします。 現状なぜできていないか? それは、 主催者…

古楽の世界の入口:ヘンデル『リナルド』

先日、ヘンデルのオペラ『リナルド』を鑑賞してきました。 普段からオペラやバレエを一緒に楽しんでいる友だちが、「去年観てすごくよかったので」と案内をくれたのがきっかけです。チケットは北区民の友だちが取ってくれました。感謝、感謝。 ヘンデル作曲 …