ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

自分のファシリテーションを点検する一日

場をつくるというお仕事のために、わたしはいろいろなお稽古をしています。 毎日お稽古すること、3日に一度、週に一度、隔週に一度、四半期に一度、半年に一度、数年に一度...など様々な頻度や深さや重さでいろいろします。 「自分のファシリテーション」の…

キッチンと愛

急に読みたくなって、吉本ばななの「キッチン」を図書館で借りて読んだ。 前回がいつだったか忘れたけれど、たぶん10年は余裕で前。もっともっと前かもしれない。 はじめて読んだのは、小学生のときだったかな。4つ上の姉が買ってきて。 読んでいるあいだじ…

聴く、一緒にいる

「学校で一番好きなのはスクールカウンセラーの先生」と息子。前の先生も大好きだったけど、新しく来た先生とも気が合うようす。「そういえば今年は相談室行ってないなぁ」とぽつりと。「そっかぁ、行ってないんだねぇ」とわたし応答。 きのうの夜は、「落語…

わたしが大切にしている場

わたしが大切にしている場は、 一人ひとりが自分らしくいて、 表現し、よい体験をし、 安心安全で健やかな関係を育み合うことから、 よいもの、よい営みが生まれるところ。 また行きたいと思えるところ。 人と人との間には、それぞれにちょうどよい距離の感…

またひとつ石を踏んだ記録

きょう20分Skypeでセッションしてもらって話したこと、その後考えたこと。 ひとつ石を踏んだので記録しておく。 *** 自分が〈愛Love〉と〈つながりConnection〉という内なる根源的なニーズにしたがって生きているんだと自覚したら、起こっていることや自…

Adios & Muchas Gracias! -ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスを観た話

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス 観てきた。 自分の人生と関係ありすぎる作品は、良し悪しの評価がまったくできない。作品そのものについての言葉も出ない。周辺についてしか語れない。 帰宅してすぐ、2000年9月に行ったBVSCのコンサートパンフ…

みんながやっていたから

昨夜、旧優生保護法についてのEテレの番組を見た。 まず思ったのは、この法律が「生き生きと」していた時代に育てられてきた人たちによって、自分が育てられたのだということ。 その時代に正しいとされてきたこと、常識を浴び続けて。 「人権意識を持つ」や…

バイアスについて

友だちと待ち合わせしたカフェで。 わたしはもうこういうものを見たときの反応が鈍くなったのだなぁ、とふいに思った。 テーブルのガラスの天板。 目の高さにくるぐらいの身長の子どもが、角でぶつける可能性...。 ほんの5、6年前までは、幼い息子とはこうい…

家族のごはんをつくる人の食と農の話

日本農業経営大学校の小野ゼミによるグループインタビューに参加してきた。 小野ゼミの講師・小野さんとわたしは、直接つるんだことはないのだけど、共通の友人が多かったり、界隈でチラチラお会いしたり、わたしがひらく場づくり系の勉強会などに以前からち…

自分の聴くを点検する60分

相変わらず多岐にわたっているわたしの仕事や活動だが、「片付け」が進み、軸がどんどん定まってきている。これから場づくりの個人セッションや団体へのコンサルティングも増やしていきたい。そうしていくには、自分の「聴く」も再点検する必要を感じていた…

3月の大会

第99回競技かるた横浜大会D級に出場しました。 戦績は、一回戦 不戦勝、二回戦 11枚差負け。 決して敵わない相手ではなかったし、ミスも頻発していたのに、全然自分のリズムがつかめず、読手の読みともタイミング合わず、音も遠く感じられ、終いには束負けと…

キャリア教育の授業がおもしろい

息子の通う小学校では年に一回、保護者が先生になって自分の仕事をプレゼンする、キャリア教育の公開授業があります。子どもたちが「こんな仕事があるんだ」「身近なことの中に、こんな仕事をしている人の存在があるんだ」と知ることで、仕事観を広くもてる…

マイプロジェクトのイベントに行った話

9月末の話ですが(どんだけ前!!)...友人が主催するIt’s マイ・プロジェクト!~キャリアを創る、しごとを創る、人生を創る~というイベントに参加しました。テープ起こしの仕事のご依頼だったのですが、せっかくなので本番からどうぞ!ということでお邪魔…

学びのシェア会に参加した話

きのうは「学びのシェア会」に参加してきました。勉強熱心な友人が発起人となり、4人のメンバーで第1回を立ち上げました。 告知はこんな書き出し。 数か月に一度、個人的に学んだことをシェアしあいませんか? 学びたいことはたくさんあるし、どれも奥深くき…

火鉢を囲んで昔話

先日、調布はつつじヶ丘にあるもえぎ家さんへうかがい、友人のeicoさんがひらいている「おとなの絵本クラブ」に参加してきました。 もえぎ家は4人の作り手によって運営されている古民家。書く人、描く人、料る人、温(ぬく)める人が、古くから受け継がれて…

季節のおたより

以前バッグを購入したショップからシーズン毎に届くカタログの中にいつもノベルティグッズが入っている。物も材質も様々。今回は箸置きだった。 お手紙も添えられていて、 「ご挨拶と、日頃の感謝の気持ちを込めてお届けさせて頂きます。そして、出来る限り…

ALPS BOOK CAMP 2017

7月最後の週末は、長野・木崎湖のほとりのALPS BOOK CAMPにいました。 alpsbookcamp.jp ここのところ切実に求めていた「大量の淡水」を補給できて、とても満足でした。この日は初日かつ前夜祭ということで、ゆったりとはじまっていて人も多すぎなくて居心地…

モンフィーユ、夏

立秋を過ぎて、まだまだ暑いけれど涼しさも出てきて、夏がいつの間にか半ばを過ぎたことを肌で知る。 年々、気温も湿度も高くなり、かつて訪れた東南アジアの国々や沖縄の気候を思い出す。きょうは金子光晴の「マレー蘭印紀行」や「どくろ杯」の気分。湿度の…

リア王を観た

先月と同じ時期に熱が出た。原因はだいたいわかっているので、根本治療が必要なんだろうと思う。この暑い時期に熱が出るのは、喪失の濃度が上がるようで本当にキツい。 さて、熱が出た日の昼間には友人と「リア王」を観ていた。やはりシェイクスピアはタイミ…

忘れものを届けない話

‪ 月曜の朝は〈体操服、給食の白衣、上靴、歯ブラシ〉の入った‬「お持ち帰りバッグ」を息子が忘れていきがちである。先週も出て行ったあとバッグが置いてあるのに気づいた。出るついでに届けてあげたこともあったけど、その日は時間がなくて、届けなかった。…

こどもは不思議

今朝息子が別人になってた。顔立ちも違う感じ。内のほうの見えないところでなんかぐーっと変化があったんだなぁ。ほうほう。 だいたいそういうことの前にはすごく甘えてきたりするんだけど、そのときにどうぞどうぞと「甘やかす」をしてみると、安心してびゅ…

一箱古本市、出店しました。

不忍ブックストリートの一箱古本市が無事に終了しました!あー楽しかった!! 2人が自宅や友人たちの本棚から持ち寄った本のうち、38冊が旅立っていきました。 昨年秋に初めて一箱古本市に出たときに、話したのはこんなこと。 "思い入れがあったり、その本に…

香港

ことほぎラジオの第5話でもした話ですが、テキストでも残しておきます。ラジオってこれのこと→第5話 香港発>非日常経由>ポエム行き その1: ことほぎラジオ ・・・・・・・ 息子と二人、友人を訪ねて行った香港。 息子は初めての、わたしは6年ぶりの海外…

「夜と霧」の読書会の記録

ことほぎラジオの3話目でもちらっと出てきましたが、去年のちょうど今日、この読書会をしました。そのときのわたしの感想をこちらにもアーカイブしておきます。 これを開催する少し前に、2年やっていた読書会をクローズしたため、喪失感いっぱいのふらふらな…

いつか緑の…

買っちまった。 10代、20代に吉野朔実さんの漫画に出会えたことは、ほんとうの幸運だった。ありがとうございます。 子どもの頃から死というものを身近に感じていたけれど、この世でのお別れは一つひとつ、やはりとても辛くて悲しくて寂しい。とりわけ一度で…

強くならないといけないの?

友人に、競技かるたとは何か、という話をしていたときに「あー、でもきょうの試合負けちゃったんで悔しいなー。もっと強くなりたい」と漏らしたら、「強くならないといけないの?」と聞かれた。 あらためて素朴に問われると、「えっ、うーーん…」となった。…

山と新年

あけましておめでとうございます。 今年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始は実家で過ごしています。 きのうはふと思い立って、父と息子と甥との4人で、近くの山に登りました。車をちょっと走らせれば、山まですぐ行けるのがうれしい。…

場づくりについての何度めかのユリイカ

「人はなぜそのようであるか」「なにが人をそのようにさせるか」 このふたつのテーマを、わたしは小さい頃から探究してきて、そのために日々せっせと場をこしらえているのだ、きっと。 …と、ユリイカしたのが今年の前半。 課題解決、課題共有、意思決定、協…

*集いのお知らせ* 読書会『いのちを"つくって"もいいですか?』

表現の場づくりを探究するせいこと、友人で編集者の小林潤さんとで、 小林さんの担当本『いのちを"つくって"もいいですか?』の読書会をひらきます。 本書は、「いのち」を巡るさまざまな問題に長く取り組んできた宗教学者・島薗進さんが、目覚ましい発展を…

かるたでふりかえる2016年

今年最後のかるたの練習会でした。 夏に競技かるたをもっとやりたいメンバーを集めて練習会を発足して、かるたCafeとは別に練習会の日をつくって、稽古をつけてもらって、大会に出て...それ以外に起こった出来事との相互反応の中で、見える風景がぐっと変わ…