ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

映画

語るための映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』

2019年5月に公開されて以来話題。今も上映館が増え続ける『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を観てきました。 わたしにとっては、図書館(いちおう図書館司書資格保有者)、場をつくる・活かす、教育、知、映画を鑑賞する...など重要な面・キーワ…

《レポート》8/13 『人生フルーツ』でゆるっと話そう@シネマ・チュプキ・タバタ

シネマ・チュプキ・タバタで月に一度ひらいている「ゆるっと話そう」シリーズ第3回。 「ゆるっと話そう」は、映画が終わってからの45分間の小さな場。 映画を観て帰る前に、観た人同士、場内でちょこっと話していこ! という気軽な企画です。 今回も、まった…

《お知らせ》8/13(火)『人生フルーツ』でゆるっと話そう@シネマ・チュプキ・タバタ

シネマ・チュプキ・タバタでひらくゆるっと話そうシリーズ第3回『人生フルーツ』 8月13日(火)20:35(終映後)〜21:20参加費無料、予約不要当日映画を観る方は、こちらで席のご予約がおすすめです。 2019年8月1日(木)~16日(金)『人生フルーツ』 映画を観終…

その表現のためには〜高畑勲展がよかった話

ちょうどよく時間が空いて、気分ものったので、高畑勲展に行ってきました。 takahata-ten.jp 最近思うけど、観たい展覧会や観たい映画などは、会期が長いものでも「行こうかな!」という気分に自然に、「スッとなった」ときに行った方がいい。一番受け取れる…

《レポート》7/12 勝手にふるえてろでゆるっと話そう@シネマ・チュプキ・タバタ

こちらでお知らせしていた、「ゆるっと話そう」シリーズ第2回、ひらきました。 chupki.jpn.org 映画が終わってからの45分間の小さな場。 映画を観て余韻に浸りながら帰るのもいいんだけど、帰る前にちょこっと話してったら、ちょっといいかもよ! という気…

防災教育にぴったりな映画「サバイバルファミリー」

「サバイバルファミリー」 先日、友だちとなんかDVD見ようかとなって借りてきて、「笑えるところもあるけど、全体的にめっちゃ身につまされちゃった...」という感想が残った映画です。 ●東宝映画ラインナップ https://www.toho.co.jp/movie/lineup/survivalf…

映画『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』を観た感想

一連の、糸のようなものを辿ってきて、前回はクリムト展まで。 hitotobi.hatenadiary.jp そして、その続きのような形で、映画『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』を観てきました。 *鑑賞行動に影響を与える内容が含まれています。ところどころネ…

ロイヤル・オペラ・ハウスのMedusa Mixedがすごかった

ROYAL OPERA HOUSEの公演を、ロンドンまで行かずとも、近所の映画館で観られてしまうという、素晴らしい時代。 日比谷や調布は夜上映で難しいので、昼上映を観るために流山まで行きました。でも思ってたよりぜんぜん近い。心の距離と、実際行ったときのギャ…

《お知らせ》7/12(金)「勝手にふるえてろ」でゆるっと話そう@シネマ・チュプキ・タバタ

先日、田端の映画館シネマ・チュプキ・タバタで「ゆるっと話そう」というイベントをひらきましたが、なんとシリーズ化していただけることになりました! つまり定期的に場がひらかれる、そしてわたしはその時間のファシリテーションを担当させていただける、…

解釈され、求められるヴァージニア・ウルフ〜映画「オルランド」を観る会

今月のはじめにこの記事をシェアした。 NYだけど、ウルフだから気になる。映画「めぐりあう時間たち」(2002)からウルフの存在が気になりだした。語る会にも参加したし、直近の文フリでも「かわいいウルフ」を買っちゃったし。 なぜヴァージニア・ウルフの…

クリムト展、あるいはグランドフィナーレの一歩手前

6月初旬の金曜日。夜間開館の日にクリムト展に行ってきた。 ハッと気づいたらも19時近くになっていて、観られたのはほぼ1時間だったけれど、それでもかなり満足した。 予想に反してめっちゃ混んでいた。めっちゃ混んでたのに友だちに会っちゃうという。こう…

6/28(金)「沈没家族」でゆるっと話そう@シネマ・チュプキ・タバタ

この4月、5月は映画「沈没家族 劇場版」で対話イベントのファシリテーターのお仕事をやらせていただきました。 第1回レポート 【レポート】やっぱりみんな語らずにはいられない!"沈没家族"のそのあとで - ひととび〜人と美の表現活動研究室 第2回レポート …

シネマ・チュプキ・タバタで音声ガイド上映を体験してみた

東京は北区・田端にある小さな映画館、 CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)で、音声ガイド上映を体験してきた!の話です。 chupki.jpn.org リンク先はあえてトップページではなく、映画館の特徴のページ。 ここは、目の不自由な人も、耳の不…

サンリオの「くるみ割り人形」が衝撃だった話

今年の2月のライブビューイングで観てすっかり気に入ってしまった「くるみ割り人形」を、なんと1979年にサンリオが作っていた!さらにわたしの子どもの頃から大好きな人形劇映画で観られる!と観劇仲間から聞き、観に行ってきました。 初ユジク阿佐ヶ谷。 同…

【アンケート】第2回参加型対話イベント『語らずにはいられない!沈没家族と"わたしの家族"』

5月10日にひらいた、参加型対話イベント『語らずにはいられない!沈没家族と"わたしの家族"』のレポートを書きましたが、 hitotobi.hatenadiary.jp ご覧いただくとわかるように、とっても壮大になってしまったので、アンケートを別投稿にしました。 当日参加…

【レポート】ひらきたいだけひらこう!第2回参加型対話イベント『語らずにはいられない!沈没家族と"わたしの家族"』

レポートが大変遅くなりましたが...5月10日、金曜日の夜、映画『沈没家族劇場版』の参加型対話イベントの第2回を開催しました! 会場は、前回と同じくポレポレ東中野1Fのカフェ、Space&Cafe ポレポレ坐 全面貸切です! 準備が全部終わって、お客さんが入るま…

5/10(金) 対話イベント第二弾開催!!「語らずにいられない、沈没家族と"わたしの家族"」

映画「沈没家族劇場版」4月の参加型対話イベントが大好評だったため! なんと!第二弾を開催することになりました!! 5月10日(金) 19:00〜20:45 Space & Cafeポレポレ 誰もが会ってみたいと思う本作の主人公「穂子さん」がまたポレポレにやってくる!映画を…

【レポート】やっぱりみんな語らずにはいられない!"沈没家族"のそのあとで

映画を観た人、沈没家族にいた人、映画を作った人、みんなで『沈没家族』を語り合う対話のイベントをひらきました。 《参加型対話イベント》語らずにはいられない、"沈没家族"のそのあとで ●ポレポレ坐のお知らせ:http://pole2za.com/event/2019-4-21.html …

春のかるた合宿@茅ヶ崎館、ひらきました

こちらでお知らせしていた茅ヶ崎館での競技かるたの合宿は、のべ22人のかるたーさんにご参加いただき、洩れ聞いた話では皆さんそれぞれにご満足いただけたみたいで、とてもよい時間となりました。 映画「ちはやふる-結び-」のロケに使われたお部屋でかるたが…

3/27-28、春の競技かるた合宿@茅ヶ崎館、ひらきます

競技かるたをたしなむ皆様、 この度、1泊2日の合宿練習会を企画いたしました! 会場は湘南エリアに佇む茅ヶ崎館。明治32年(1899年)から続く日本旅館です。 日本映画の巨匠・小津安二郎が長年定宿とした趣あふれる建物であり、わたしたちかるたーにとっては…

「私は、マリア・カラス」を観た話

*鑑賞行動に影響を与える可能性がある内容です。未見の方はご注意ください* 少し前に「私は、マリア・カラス」を観た。原題は"MARIA BY CALLAS"。 むき出しの魂でうたい、愛した 世紀の歌姫(ディーバ)の<告白>。紐解かれる未完の自叙伝。封印された手…

英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマ、デビューした!

英国ロイヤル・オペラ・ハウスの公演をライブビューイングで観た。デビューである! おととしからMETオペラにライブビューイングという新しい鑑賞スタイルで親しんできて、楽しい時間を過ごしてきた。(そのあたりの記事はこちらに) ほどなくして、バレエも…

映画のチラシを見せびらかした!

今年のはじめに本の整理をしたときに、「書籍」以外のものが出てきた。映画や芝居のパンフレット、楽譜のコピー、レシピをファイルしたもの、スクラップブック、勉強のノート、仕事の資料…などなど。 そんなものに混じってお気に入りの映画チラシファイルが…

METオペラ「マーニー」がよかった話

METライブビューイングHPより METライブビューイング2018-2019シーズン、 「アイーダ」がよかった話 「サムソンとデリラ」がよかった話 に続いて、「マーニー」を観てきました。 ヒッチコックも映画化した心理サスペンスが、若き鬼才作曲家の手でオペラに!…

Punk, Icon, Activist

*鑑賞行動に影響を与える内容を含みます。未見の方はご注意ください* 年末にタータン展に行ったときにチラシを見て、ぜったい観に行くぞーと決めていた「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」 、観てきた。 原題は、"Westwood: Punk, Icon, Ac…

METオペラ「サムソンとデリラ」がよかった話

先日の「アイーダ」に続き、今季どうしても観たかった「サムソンとデリラ」にも行ってきました。 今季のMETライブビューイングのラインナップはなかなかよいです! https://www.shochiku.co.jp/met/ はじめてご覧になる方は、「カルメン」や「椿姫」など有名…

映画「メッセージ」と時間の話

夏のことですが、映画「メッセージ」を観て語る会をひらきました。 それをしたことが今年の後半のわたしにはとても影響が大きかったのです。 今まで知っていた時間の流れ方と異なる「時」があり、そこでは物事は同時に起こり、しかも矛盾がない。辻褄という…

「ちはやふる」の世界を豊かにする人たちの祭り

「ちはやふる祭り」と題し、映画のちはやふるを観て語る会を友人らでひらきました。 はじまりは今年の6月にひらいたこの会。 映画「ちはやふる-結び」の感想をあーだこーだ語る会、ひらきました! - ひととび〜人と美の表現活動研究室 「結び」がよすぎて、…

METオペラ「アイーダ」がよかった話

前期のアンコールはなんとなく食指が動かず、今はお能の気分だなぁと、オペラからは少し距離を置き気味だったのですが、2018-19シーズンはなぜかまたMETLV(Live Viewing)にひたるぜ!と気合いが入っており、トップバッターの「アイーダ」から行ってきまし…

オネアミスの翼展がやっぱり大きな幸と福だった話

伝説の最高傑作SFアニメーション映画、「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の展覧会を観てきた。八王子夢美術館にて。 開催概要はそのうち消えてしまうかもしれないので、八王子夢美術館のサイトからこちらに引用させていただきます。 八王子市夢美術館では、SFア…