ヒトトビ〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

映画

映画「人生フルーツ」を観た

5月初旬の話。 ポスターからの印象の、「丁寧な暮らし」とか「ほっこりほのぼのいい気分」じゃない、ずっしり重くて強い力。今のわたしにとても関係あるのかも…と思った人が集まってきたのか、満席&パイプ椅子&階段までびっしりお客さんでいっぱい。 ことほ…

「台北ストーリー」でエドワード・ヤンにまた会えた

まさか観られる日が来るとは! エドワード・ヤンとホウ・シャオシェンの青春のすべてが凝縮されていて眩い。夢のように過ぎた時代。戒厳令下の台湾総督府前のシーンの奇跡。すべてのカットが、セリフが、詩的で音楽的で美しい。日本が字幕文化でよかった。 …

映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会《後編》をひらきました

映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会の後編が終了しました。(前編のようすはこちら) 前編からきてくださった方も半数おられました。貴重な時間を共にしてくださって、場を信頼してお話しくださったこと、本当にありがとうございました。 前…

映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会《前半》をひらきました

2/4(土)まち健(谷根千まちばの健康プロジェクト)さんとの共催『映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会』の前半が無事に終了しました。19人で過ごした貴重な時間でした。 まずこの映画がとてもよいのです。いかにもなところが一切なくて、愛…

映画「この世界の片隅に」その他の感想

ネタバレなしです(たぶん)。写真は漫画のほうですが、内容は映画が主です。 映画の「この世界の片隅に」の違和感についてはこちらでひと通り書いたけれど、違和感ではないところの書き足りない部分を、もう少しだらだらと書きます。 観たのはまだ半月前な…

映画「この世界の片隅に」の違和感

映画「この世界の片隅に」を観た感想です。 ネタバレあります。違和感について書いています。 「原作通りに描くことが正しい」ではなく、「原作と映画の相違点から自分が感じること」を書いています。 今年のはじめに漫画を読み、12月中旬に映画を観ました。…

望むのは死刑ですか?〜考え悩む“世論” @ EUROPA HOUSE

11/17 駐日欧州連合代表部(通称:EUROPA HOUSE)にて行われたシンポジウムに参加した。書きたいことはたくさんあるのだけど、できるだけ落ち着いて一つずつ書いていこうと思う。 この日のプログラムは、死刑存置派(現行制度の維持)の弁護士と廃止派の弁護…

*集いのお知らせ* 映画「むかしMattoの町があった」を観て感想を話す会

せいこと、谷中・根津・千駄木・上野桜木のまちで健康づくり活動を進める「まち健」との共同開催で、イタリア映画「むかしMattoの町があった」をみんなで観て感想を語る会をひらきます。 自由こそ治療だ! 「イタリアには精神科病院はない」ということをご存…

"Merry Christmas Mr. Lawrence"のスイッチ

学童に息子を迎えに行ったら、ピアノで"Merry Christmas Mr. Lawrence"を弾いてる子がいて、思わずウッ(泣)となってしまった。 あの曲はなんなんだろう。脳にものすごく刷り込まれていて、あのコードを聞くと暴発する感じがある。何かしかけがあるんだろう…

「君の名は。」を観た

「君の名は。」観てきました。大ヒットしてますね。わたしは特にこの監督のファンでもないのだけど、「こんなにも人の心をとらえる何がこの作品にあるのだろう?」と知りたくて観に行きました。 友人の中にもこの作品が大好きな人も多いと知っている中で、こ…

「ガタカ」は変わらず美しかった

10/1から公開の「シーモアさんと大人のための人生入門」を観る前に。 いまひとたびの…「ガタカ」! 1997年かぁ。 いやー、やっぱ20年経ってもこの世界は美しいなー。映画を撮るってチームワークなんだって意味をその2年後にもっとよく知っていくわけなんだ…

「ビッグ・アイズ」

モラハラ対決映画の金字塔、「ビッグ・アイズ」。 なぜ逆らえないの?なぜ友だちにも本当のことを話せないの?なぜあんな人と夫婦でいるの?逃げればいいのに? そういう当たり前のことができなくなるのは、本人が弱いからではない。DVあるいはモラハラとい…

映画「まなざし」を見て語る会

「まなざし」という映画を観て、友人がファシリする感想を話す会に行ってきました。介護、介護職、医療、法制度、犯罪加害者、加害者家族、DV、トラウマ、父娘、きょうだい、地域、友人、育児、結婚、女性、人間の本能...などなど、様々なテーマは浮かんでは…

FAKE

遅ればせながら、映画「FAKE」を観てきた。 いやもう、めちゃめちゃおもしろかった!まったくなんの予備知識も追加せずに、自分が記憶している「事件」の断片だけをもって出かけたのだけど、非常に楽しめた。いや、知識の多寡はどうでもよくて、自分として観…

タイトルクレジットが出るまでの夢の時間

23歳〜24歳の頃、映写技師をしていた。封切り(初日)の初回の上映のドキドキを思い出した。当時はまだデジタルは主流じゃなくて、フィルムで上映していた。配給会社から送られてくる5巻か6巻の35mmフィルムを専用の機械でつないでから、映写機にかける。 映…

映画「滝を見に行く」

「滝を見に行く」という映画を見た。2014年公開。友人が3人ぐらいすごいいいよ~と言ってて、ずっと気になっていた。 紅葉の時期に、幻の滝を見に行く温泉付きツアーに参加した7人のおばちゃんが、頼りないガイドとはぐれ、山道で迷い、一晩明かして、滝を…

「愛すべき」キャラは愛されてはいないのか

「ファインディング・ドリー」のポスターを目にし、予告編を観てもやもやしてたことを思い出したので、書きます。 「ファインディング・ニモ」のドリー。「スターウォーズ」のジャー・ジャー・ビンクスもそうだし、今パッと思いつかないけど、おっちょこちょ…