ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

文学から見た「美しい数学」の発見

『世にも美しい数学入門』小川洋子(ちくまプリマー新書) 「数学は美しい」と文学畑の人が取り上げたのはこれが初めてではないだろうが、小川洋子さんという著名な小説家が、物語に取り込んで、彼女独自の美しい世界観の中で、非理数系の庶民にも広く伝えた…

あのころの"いじめ"と"わたし"に会いにいく読書会、ひらきました

9月28日、Umiのいえでいじめがテーマの読書会をひらきました。 題して、「あのころの"いじめ"と"わたし"に会いにいく読書会」 女将の麻紀子さんとわたしがどんな思いでひらくのか。事前に語ったビデオがありますので、よろしければご覧ください。 youtu.be …

アサゴハンヲ タベルコト!〜モモを精読する読書会

日曜の朝6時から、今、『モモ』を精読する読書会に参加しました。 以前参加したときの感想 http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2019/06/16/090138 http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2019/08/25/205728 19章、20章を読んで最終回のはずが、19章が思っ…

わたしの中の"図書館"をアップデート!

読み聞かせのための本を仕入れるのがすっかり遅くなってしまい、取り寄せてる日数もなくなったので、先日、久しぶりに中央図書館へ行ってきました。 そうしたら、アップデートされた。 そうそう、近頃「アップデート」がキーワードなのです。 「これはもう知…

読み聞かせ 5年生 秋

検索ウィンドウみたいなタイトルだけど、こうやって読む本探してみるときもあったので、どなたかの参考になれば。 今回の2冊はこちら。 もうすぐお彼岸なので、「ひがんばな」。 読んでみてびっくり。えーひがんばなってそうなんだ...!ってなります。見る目…

読むもの・観るものさえあれば、対話と学びの場はひらける

鑑賞対話ファシリテーターの舟之川聖子です。 今、ごみ問題について調べ物をしていて行き当たったのですが、これとってもわかりやすかったです! www3.nhk.or.jp こういうものを読んで対話をはじめると、場に集った人たちの前提が揃いやすくなります。 これ…

オソイホドハヤイ〜モモを精読する読書会 vol.10

「いま、『モモ』を精読する読書会」に参加している。 参加しているといっても、今までの10回のうちの2回だけ。3回出るはずだったけれど、寝坊してしまったので、2回。 寝坊してしまうくらいにスタートが早い。 朝6時からはじまって、8時までの2時間。 どう…

《お知らせ》9/28(土) あのころの《いじめ》と《わたし》に会いに行く読書会

*8/8現在、満席になってしまったのですが、記録のためにポストします。 9/28(土) あのころの《いじめ》と《わたし》に会いに行く読書会 いじめをされたわたし、いじめをしたわたし、いじめを観て楽しんだわたし、いじめを見ないふりをしたわたし...誰にでも…

【おすすめ書籍紹介】会議でのファシリテーションの基本を抑えるならこの一冊

場づくりの仕事をしていて、 ファシリテーションやワークショップ・デザイン、場づくりを学ぶのによい本はありますか? とよく聞かれるので、ちょいちょいご紹介していこうと思います。 まずは、こちらから。 「会議ファシリテーション」の基本がイチから身…

『りぼん展』に行ってきた

新宿タカシマヤで28日まで開催中の「りぼん展」に行ってきました。 www.ribon-ten.com 写真はおすそ分けのつもりだけど、年代的に偏ってます。関わりの深くない作品は、撮っていないです。ご容赦ください。 ......と書いてみて、やっぱりこういうものは、思…

ありがとうLaLa!ありがとうCIPHER!(2016年のLaLa展より)

きのうりぼん展に行ったときに、そういえば一昨年ぐらいにLaLa展があったなぁと思い出しました。 ブログの記事にはしていなかったので、遅ればせながら記録しておきます。 (2018.8.2)きのうLaLa原画展に行ってきました。漫画の原画ってこんなに美しいんだ…

そういえばギリシャ神話ってなんだっけ?の会 〜壮大かつ盤石なふりかえり装置としての神話

こちらの記事で書いた「そういえばギリシャ神話ってなんだっけ?の会」 hitotobi.hatenadiary.jp 6/29にひらきました。 まちの小さなギャラリーと紅茶のお店にて。 集まったのは、個人的につながりのある6名の方々+主催者2名。 きょう楽しみにしていることを…

映画『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』を観た感想

一連の、糸のようなものを辿ってきて、前回はクリムト展まで。 hitotobi.hatenadiary.jp そして、その続きのような形で、映画『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』を観てきました。 *鑑賞行動に影響を与える内容が含まれています。ところどころネ…

クリムト展、あるいはグランドフィナーレの一歩手前

6月初旬の金曜日。夜間開館の日にクリムト展に行ってきた。 ハッと気づいたらも19時近くになっていて、観られたのはほぼ1時間だったけれど、それでもかなり満足した。 予想に反してめっちゃ混んでいた。めっちゃ混んでたのに友だちに会っちゃうという。こう…

読み聞かせ 5年生・6月

今年度の読み聞かせがはじまりました。 ボランティアさんが1人増えたので、1学期はとりあえず1回みたい。ほどよい。 前週に図書館で何冊か借りて、ぜんぶ時間を計って、息子相手に試し読みしてみました。 どれも良い本だし、時間もよい感じなんだけど、なん…

今のわたしが「モモ」の世界を旅すると。/『モモ』を精読する読書会

早起きして6時から『"モモ"を精読する読書会』に参加しました。 『モモ』は、小さい頃に読んだときはそれほどピンと来ていなかったのに、大人になってからなんだか気になる存在になってきて、行く先々で出会ってしまう物語。 この会も気になってはいたのだけ…

5月の競技かるた体験会、ひらきました

5月14日は、横浜Umiのいえで3ヵ月に一度ひらいている「爽やかな集中感 競技かるた体験会」でした。 hitotobi.hatenadiary.jp 8人でわいわいにぎやかに。末次先生のRTで知ってきた大学生、4年くらい前からせいこさんのかるたの場来てみたかったとの知人、前回…

シャセリオーが連れて行ってくれたモロー展

パナソニック汐留ミュージアムで開催中の、ギュスターヴ・モロー展に行ってきました。 panasonic.co.jp bijutsutecho.com モロー展は、それはそれはよかったです。 実はこの「めちゃよかった境地」に至るには、2017年の国立西洋美術館のシャセリオー展があっ…

"懐かしの"文フリ

初めて文学フリマに行ってきました。 文学フリマとは、 文学フリマは「自らが<文学>と信じるもの」を自由に販売するフリーマーケット形式のイベントです。小説・評論・俳句・ノンフィクションなど様々なカテゴリの作者が集います。プロ・アマ問わず。同人誌…

ジョゼフ・コーネル展、また会えたね!

もうわたし今年はこれだけ観られたら十分!!! ついについに再び相まみえた、ジョゼフ・コーネルの展覧会。 佐倉市のDIC川村記念美術館に、友だちと行ってきました。 kawamura-museum.dic.co.jp わたしとジョゼフ・コーネルとの出会いは、高校生のとき。 19…

東洋文庫ミュージアムで瞑想した

前々から行きたかった東洋文庫ミュージアムに行ってきました。 http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/museum_index.php 三菱系の株主優待で招待券が余っているのでどうぞ、と以前いただいていたのをふと思い出し、天気もいいし、自転車をこいで行ってきました…

このまちの一箱古本市、今年もありがとう

今年も出店しました。 不忍ブックストリート 一箱古本市 マキさんとこのまちで催されるヒトハコに出始めて4回目。不忍は3回連続の出店が叶っています。 マキさんが描いてくれためっちゃかわいいチラシ。 今年の大家さんは、根津駅徒歩30秒の不動産の「ハウス…

森絵都「みかづき」を読んだ

長い知り合いが熱くおすすめしていて読んだ本。 長い知り合いっていうのもうまく言い得ていない気がするけど、8年前にお会いしたきりで、友だちというほどにはよく知らない方。しかし何年もSNS上でやり取りしてきて、お互いの核・本質のところを見せ合ったり…

そういえばギリシャ神話ってなんだ?の会

「そういえばギリシャ神話ってなんだ?の会」というのをやることになりました。読書仲間の潤さんと。(潤さんのブログはこちら) クローズドな会になると思うので、一般募集はしない予定ですが、記録しておくと誰かのなんらかの役に立つかもなーと思うので、…

「みみずくは黄昏に飛びたつ」を読んで

借りた本。 ずーーっと手元にあったのに、読んでは寝かせて考え、読んでは寝かせて…とやっていて、どうがんばってもすこーーしずつしか読めなくて、完読するのに2年近くかかってしまった。貸してくれた人が気の長い人でほんとうによかった。 脇目もふらず一…

今年も不忍ブックストリート・一箱古本市に出店します

今年も不忍ブックストリートの一箱古本市に出店します。 一昨年のようす ★ 去年のようす ★ お店の名前は「トリとニワトリ」。 友だちのニワトリさんと。 一緒に出店するのはもう4回目になるのかぁ。 最初に出たときのようす★ お店の紹介文を二人で考えて書き…

鉄道のある風景、鉄道のあるわたしたちの生態系

よもや自分が鉄道の写真を見て涙する日が来るとは思わなかった。 鉄道好きな息子さんのいる友人に勧められて、図書館で借りてみた写真集。 わたしも息子が小さな頃には、電車の写真が載った子ども向けの本などを買って多少は眺めてはいた。(息子はあまり何…

読み聞かせ4年生の記録

息子の小学校でやっている読み聞かせの記録です。 毎週火曜日の朝、1時間目がはじまる前の8:20-8:35の15分間。 ボランティア一人あたり1学期にだいたい1回〜3回ぐらい担当しています。 わたしにとっては、ほどよい緊張と楽しみが持続する、ちょうどいいペー…

フランス革命時代に生まれた女性数学者の話

本を紹介するってやっぱり楽しいなと思って、「絵物語 古事記」に続いてご紹介です。 『数字はわたしのことば ぜったいにあきらめなかった数学者ソフィー・ジェルマン』 (ほるぷ出版) 原題は、"NOTHING STOPPED SOPHIE"。 原題のシンプルな英語3単語に比べ…

あなたは大切な人〜『虐待・親にもケアを』オンライン読書会・後編

12月に参加した「虐待・親にもケアを」のオンライン読書会の後編に参加しました。 前編のレポートはこちら↓ hitotobi.hatenadiary.jp MY TREEペアレンツ・プログラムとは、子どもの虐待に至った親の回復プログラムです。 加害する・した人に対して、反省や更…