ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

森絵都「みかづき」を読んだ

長い知り合いが熱くおすすめしていて読んだ本。 長い知り合いっていうのもうまく言い得ていない気がするけど、8年前にお会いしたきりで、友だちというほどにはよく知らない方。しかし何年もSNS上でやり取りしてきて、お互いの核・本質のところを見せ合ったり…

そういえばギリシャ神話ってなんだ?の会

「そういえばギリシャ神話ってなんだ?の会」というのをやることになりました。読書仲間の潤さんと。(潤さんのブログはこちら) クローズドな会になると思うので、一般募集はしない予定ですが、記録しておくと誰かのなんらかの役に立つかもなーと思うので、…

「みみずくは黄昏に飛びたつ」を読んで

借りた本。 ずーーっと手元にあったのに、読んでは寝かせて考え、読んでは寝かせて…とやっていて、どうがんばってもすこーーしずつしか読めなくて、完読するのに2年近くかかってしまった。貸してくれた人が気の長い人でほんとうによかった。 脇目もふらず一…

今年も不忍ブックストリート・一箱古本市に出店します

今年も不忍ブックストリートの一箱古本市に出店します。 一昨年のようす ★ 去年のようす ★ お店の名前は「トリとニワトリ」。 友だちのニワトリさんと。 一緒に出店するのはもう4回目になるのかぁ。 最初に出たときのようす★ お店の紹介文を二人で考えて書き…

鉄道のある風景、鉄道のあるわたしたちの生態系

よもや自分が鉄道の写真を見て涙する日が来るとは思わなかった。 鉄道好きな息子さんのいる友人に勧められて、図書館で借りてみた写真集。 わたしも息子が小さな頃には、電車の写真が載った子ども向けの本などを買って多少は眺めてはいた。(息子はあまり何…

読み聞かせ4年生の記録

息子の小学校でやっている読み聞かせの記録です。 毎週火曜日の朝、1時間目がはじまる前の8:20-8:35の15分間。 ボランティア一人あたり1学期にだいたい1回〜3回ぐらい担当しています。 わたしにとっては、ほどよい緊張と楽しみが持続する、ちょうどいいペー…

フランス革命時代に生まれた女性数学者の話

本を紹介するってやっぱり楽しいなと思って、「絵物語 古事記」に続いてご紹介です。 『数字はわたしのことば ぜったいにあきらめなかった数学者ソフィー・ジェルマン』 (ほるぷ出版) 原題は、"NOTHING STOPPED SOPHIE"。 原題のシンプルな英語3単語に比べ…

あなたは大切な人〜『虐待・親にもケアを』オンライン読書会・後編

12月に参加した「虐待・親にもケアを」のオンライン読書会の後編に参加しました。 前編のレポートはこちら↓ hitotobi.hatenadiary.jp MY TREEペアレンツ・プログラムとは、子どもの虐待に至った親の回復プログラムです。 加害する・した人に対して、反省や更…

「魔笛」その後、イシスとオシリス

去年のちょうど今頃に、METライブビューイングでオペラ「魔笛」を観る会をひらきました。 hitotobi.hatenadiary.jp 「魔笛」はファンタジックで美しいだけではなくて、不思議というか、奇妙なところが多い作品です。そのうちの一つ、ザラストロという神官が…

本の片付けに取り組んでみた長い記録

片付けから学ぶことが多くて楽しいので、ついにカテゴリをこしらえてしまった。 hitotobi.hatenadiary.jp 今回は本の片付けについて。 取り組んだのは理由があって、1月の中旬に競技かるたの大会があって、それに向けて身辺を片付けておこうと思ったから。競…

「心の声と体の声はちょっとだけずれている」を読んで

吉本ばななさんの有料メルマガ(note)を購読している。最新の配信を読んで、思い出したことを書いてみたい。 [お知らせ] メルマガ「どくだみちゃん と ふしばな」が更新されました。(スタッフ)心の声と体の声はちょっとだけずれている|https://t.co/sOZn…

Umiのいえつうしんにコラムを書きました

いのちを育む学びと気づきの場所・場をつくっている NPO法人Umiのいえの季刊誌にコラムを書かせていただきました。「私のライフワーク」というタイトルです。いつも考えていることをこんなにシャープにまとめたのははじめてなので、とてもいい機会をいただい…

学びのシェア会《別腹編》に参加して

友人たちと学びのシェア会という場を営んでいる。 発起人がいて、コアメンバーの運営だと自覚して担う人がいて、いつも参加する前のめりなメンバーがいて、気が向いたときに参加する人がいて、その活動を見ながらいつか参加してみたいと思う人がいる。そうい…

読書会の体験会を提供しました

先日、とある団体よりご依頼いただき、読書会の体験会をひらきました。 ご依頼の内容が、 事業で扱うプログラムの中で読書会のエッセンスの一部(または全部)を取り入れてみたい。 しかし読書会とはどのようなものなのか、参加したことがない。 体験してみ…

お気に入りの図録を見せびらかしあう会

友だちが素敵な思いつきをしてくれて、「お気に入りの図録を見せびらかしあう会」に参加してきた。 集まったのは界隈の、つくる・描く・デザイン・設計する人たち。 みんなの行きつけの近所のカフェで、とにかく愛を語りまくって、きゃっきゃしようね、とい…

ドナルド・キーンに教わった日本の古典

日本の古典文学、古典芸能、歴史をドナルド・キーンに教わったという人は多いのではないかしら。 かく言うわたしもその一人。 右「能・文楽・歌舞伎」 文楽を観はじめた高3か大学の頃に友人に勧められて読んで、いつか能も観たーい!と思いをつのらせた元に…

大きなテーマほどみんなで手分けして(オンライン読書会)

おととい、オンライン読書会『虐待・親にもケアを』に参加した。これは、もうほんとうに、ひらいてくださってありがとう!な場。 https://www.facebook.com/events/505606646625683/ 読書会の型としては、輪読形式。 章や節で参加者が分担して読んできて、レ…

読み聞かせ・小4・11月

きょうの読み聞かせは、石川直樹の「富士山にのぼる」。季節も合うし。最近たっかい山に登ってらっしゃったこともあり。(Instagram>> https://www.instagram.com/straightree8848/ ) あの高い高い富士山、それも冬。雪と氷と風と...それってどんな感じ?こん…

フィードバックを受け取る力(読書会のつくり方セッションから)

先日「読書会のつくり方講座」をひらきました。 dokushokai3.peatix.com 「本が好き!本をきっかけにおもしろい人と出会いたい!」「読書会に興味があって、自分でもはじめてみたい!」など、読書会を主催したい方向けのつくり方が学べる講座です。読書会に…

息子に読み聞かせのコンサルテーション

小4息子より「コンサルティング」のご依頼。 [依頼内容]・今週ぼくは学校で小3に読み聞かせをする・もう一人とペアでする・一人一冊、つまり二冊読んで15分になるように・家にある本でぼくの分を一冊選んでほしい なるほど。ということで考えてみた。 [選…

なぜ?どうして?を問いなおす

10月と11月に1回ずつ、対話型ファシリテーションの勉強会をしました。 2年前にもこの勉強会は2回ひらいたことがありました。 そのときの様子はこちらのレポートをどうぞ。 わたしのテキストは表紙が薄いのもあって、もうこんなにぼろぼろになっちゃった! 今…

一条ゆかり展がよかった話

根津の弥生美術館で開催中の、一条ゆかり展に行ってきました。 最高でした。もう胸いっぱいでよくわからない。 50年前から、こんなに先進的で先鋭的な感覚を持って、闘ってらっしゃったんだなと、震えた。 表現者たること、その覚悟、生き様を展示から見せて…

芸工展2018企画としての「読書会のつくり方講座」

わたしが一昨年から出展している芸工展。 今年は「読書会のつくり方講座」で出展することにしました。 芸工展とはhttps://www.geikoten.net/「まちじゅうが展覧会場」をキーワードに谷中・根津・千駄木・池之端・上野桜木・日暮里エリアで毎年ひらかれている…

本気で読書会を主催したい方向け: 読書会のつくり方講座をひらきます

10/21に千駄木で読書会を主催したい方向けの講座をひらきます。 読書会のつくり方講座 「本気で」と煽っておりますが、ぜひこの機会に本気で考えてみてほしいな!と思って書きました。 ★ ★ ★ わたしは2014年〜2016年白山夜(はくさんよる)という読書会を営…

調べ学習が楽しい話

以前ポッドキャストで、「調べ学習が楽しい話」という話をしました。 doremium.seesaa.net 配信した頃に書いていたメモをブログの下書きに見つけたので、投稿しておきます。 絵で見るある町の歴史 図書館で借りてよかったので、高かったけど、買ってしまった…

キッチンと愛

急に読みたくなって、吉本ばななの「キッチン」を図書館で借りて読んだ。 前回がいつだったか忘れたけれど、たぶん10年は余裕で前。もっともっと前かもしれない。 はじめて読んだのは、小学生のときだったかな。4つ上の姉が買ってきて。 読んでいるあいだじ…

本への思い入れに風を通してもらう、積読本をひらく読書会

あらためて積読とは。 買ったり借りたりして入手したけれど、読んでいない本が積まれている状態のこと。 本棚に入れっぱなしや、平積みしてあるだけではなくて、読むつもりでカバンに入れっぱなし、などもありますね。 「なぜその本が手元にあるのか?」「な…

「読んだ」と「読んでいない」のあいだにあるもの(積読本をひらく読書会)

なんだかとっても楽しそうな写真を撮ってもらっています、積読本をひらく読書会。今回もとっても楽しかったです。 手元にあるけれど読めていない本を持ち寄って、積読になっている理由を紹介し合う「持ち寄り紹介型」の読書会。 今回は、 ・すてきな喫茶店で…

「読みたい本がもっと積んじゃう」、積読本をひらく読書会ひらきました。

7/7「積読本をひらく読書会」をひらきました。 「積読していることに罪悪感があって、どうにかしたいと思っていたところこの会を見つけて『これだー!』と思った」「読みたい気持ちはあり、読めそうな兆しも感じているので、話すことでもう一歩踏み出してみ…

村上春樹の作品について

先日参加した持ち寄り型の読書会であったこと。 村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」が場に示されたことから、「村上春樹」の話題になった。 持って来られた方は、「彼の作品は何冊か読んだことがある。正直苦手なのだが、古本屋で見つけて、有名な作品だし…