ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

言葉

かるたでふりかえる2016年

今年最後のかるたの練習会でした。 夏に競技かるたをもっとやりたいメンバーを集めて練習会を発足して、かるたCafeとは別に練習会の日をつくって、稽古をつけてもらって、大会に出て...それ以外に起こった出来事との相互反応の中で、見える風景がぐっと変わ…

望むのは死刑ですか?〜考え悩む“世論” @ EUROPA HOUSE

11/17 駐日欧州連合代表部(通称:EUROPA HOUSE)にて行われたシンポジウムに参加した。書きたいことはたくさんあるのだけど、できるだけ落ち着いて一つずつ書いていこうと思う。 この日のプログラムは、死刑存置派(現行制度の維持)の弁護士と廃止派の弁護…

わたしはこれで生きます

11月上旬の話。忘れないように書く。 下旬に出場する初めて競技かるたの大会のために、知人にお願いして稽古をつけてもらった。彼女はC級ホルダー。我々はとにかく正式な試合をしたことがないので、持ち物、服装、受付の仕方から、競技中の作法、ルール、戦…

座禅20分×4本

9月の話。 近所にある知人のお寺で座禅をしてきた。 20分を4本、けっこうガッツリと。 「あれこれ試してきたけどこのやり方が一番よかった」と副住職がおっしゃるように、確かにこのぐらいの量や回数をやってはじめて、何かわかったりみえたりする感じがある…

「こころのこえをきいてみる時間」をひらきました

こちらで告知だけしておいて、どんな場だったかのご報告をしていませんでした。いまさらですが綴っておきます。 11/12「こころのこえをきいてみる時間」@こころのこえをきかせ展 にて、 男鹿半島の夏を切り取った、True North, Akitaシリーズの最新作の上映…

ラジオはじめました

ラジオをはじめました。ふくだけいさんと、世の中のよしなしごとを気ままにことほぎます。 *Blogから(右上におたよりフォームあります)http://doremium.seesaa.net/article/444539248.html *Podcastからhttps://itunes.apple.com/jp/podcast/kotohogiraj…

*集いのお知らせ* 一箱古本市に出店します

「上野桜木あたり」で開催される一箱古本市に出店します。 古本を売りますが、不用品処分のつもりではない。 好きだけど、もう自分たちの手元になくてもよい本をあたらしい人へと手渡す。 その些細な出会いの場をつくります。 ---- 『ろじの小さな一箱古本市…

「君の名は。」を観た

「君の名は。」観てきました。大ヒットしてますね。わたしは特にこの監督のファンでもないのだけど、「こんなにも人の心をとらえる何がこの作品にあるのだろう?」と知りたくて観に行きました。 友人の中にもこの作品が大好きな人も多いと知っている中で、こ…

問題の本質は、長時間労働ではなく、暴力

亡くなられた高橋まつりさんに、心からご冥福をお祈りします。 ここから先は、現時点での、わたしの憶測が多分に混じった考えです。 この苦しみから物理的に逃れる。それは絶え間ない、精神的、身体的暴力を受け続けた末に、彼女がとることができた唯一の退…

場づくりにおける安全・安心とは?

わたしが人生において関わっていかなければならないと腹を決めたテーマが「暴力」である。具体的なエピソードについては、また別に書ける日が来るかもしれないし、来ないかもしれないが、とりあえずここでは、このブログのテーマである「場づくり」と暴力が…

森のイスキアの扉がひらく

satohatsume-inochiomusubu.hatenablog.com 昨秋より閉じられていた森のイスキアが、弘前市内で開催される写真展にあわせて一般公開されるそう。北国の秋、この頃にはもう寒いほどなのだろうか。 会期: 2016年9月30日(金)~10月1日(土) 10月3日(月)〜1…

いつが「ただ聴く」タイミングか

「聴く」自体を学ぶ場はもちろんだけど、全然メインのテーマではない場でも、「やっぱり聴くことが大切だ」という展開になることが多い。(場は、わたしが主宰だったり参加者だったり、どちらもある) そのときに参加者の中からよく出る質問として、「今、こ…

嫌いとイヤからはじまることもある

愛されたいがために素直で従順で誰でも受け入れる「よい子」になったのに、ゴミ箱扱いされてきた。もうそんなふうには生きたくない人は、いいとこ探しやよかった探し、好きなもの探しの前に、「イヤ」「嫌い」を恐れず素直に出していけるといい。 ここでの「…

より自分である

長らく、自分ではないなにかになりたいと思って生きてきたのだけど、 じわじわと、 より自分でありたいと思うようになってきた。 なにが自分らしさかを説明するというよりも、瞬間、瞬間の選択において、どちらが、あるいはどれをとることで、より自分であれ…

みをつくして

この2枚。 下の句が「みをつくして」まで同じなので、つい手が出て、お手つきになってしまっていました。でも最近あまり手が出ないかも。 まず上の句が全然違います。左は「なにわえの」、右は「わびぬれば」。 歌人が皇嘉門院別当(女性)、元良親王(男性)な…

星野道夫の旅

松屋銀座での展示の最終日に駆け込みで行ってきた!以下、まとまらない感想をつらつらと。 カリブー、グリズリー、ムース...どれも星野さんに教えてもらった動物たち。 大きく引き伸ばされた写真には、わたしが写真集からは読み取れていなかったことがたくさ…

Pepperのプログラミング・ワークショップ

Arts Chiyoda 3331での「小学生にも簡単なPepper のプログラミングを体験しよう!」というワークショップに息子と参加してきました。 わたしにとっては、「プログラミング=コンピュータで動作を制御するものがあり、それを自分の思い通りに動かすための命令…

二項対立にもちこませない

先日、「二項対立しない、そうではない選択をする」って話になり、そこから一人でぶつぶつ考えていた。 どうも二項しかない錯覚に陥らされている気がする。それを叫んでいる人の声は大きくて言葉が鋭くて論理的っぽくて不機嫌だから、まるでそれが事実である…

状況というロープを真剣で斬る

先日書いたこの記事に対して、友人からこんなコメントをもらった。 「上野千鶴子先生が先日イベントで"返り血を浴びる覚悟が状況を変えていく"みたいなことを言ってて、返り血を避けてる自分に気づいた。不快の表明はトレーニングがあるくらい、難しい人には…

「女である自分に100%の肯定感を」鈴木祥子さんは歌って生きる

www.cinra.net 鈴木祥子さんは、高校生のときに出会って以来、ずっとずっと大好きなミュージシャン。10月にコンサートに行くのが楽しみ! しんどいなーと思ったときにこのインタビューを読み返す。 この歳になってようやく彼女の言葉が理解できる。ずっと歌…

メリーゴーランドの鈴木潤さんからあふれ出るプロフェッショナリティ

友人が、「行けなくなったので代わりにせいこさんどう?」と声かけてくれて、気楽な単身の夜にふらふらと行ってきた、京都の絵本専門書店メリーゴーランドの店長さん・鈴木潤さんのトークイベント@ひるねこBOOKS。 「絵本は子ども向けにかかれているのだけ…

体のことと、自分の境目を確認すること

午前中に、近所の古民家で月に一度開催されている体操の会に行ってきた。 冒頭に「普段ストレッチとかやってる?習慣にならないのはなんでなんだろうね?」という話になった。うーん、わたしの場合は...楽しくない、手順が覚えられない(覚えないといけない感…

きいてもらえなさ/正しさからではなく

極めて個人的な、個別具体の話をしているのに、一般化されたり(みんなそうだよ、そういうのよくあるよね)、全然別のものや、わたしの知らないもので比較されたり(そんなのまだマシだよ、わたしなんか、わたしの友だちの話だけどもっと悲惨で)すると、ビック…

読書会は喜びの場である

読書会というのは、 知らなかったことを知ったときの喜び(自分はこんなにもまだまだ知らないのだ!)とか、 自分がもっていたものと人のもっていたものが偶然にも関係があったと気づいたときの喜びとか、 とにかく喜びを感じる場であると思う。 あってほし…

難しいですよね、で終わらない

なるべく「難しいですよね」っていう言葉で終わらないようにしている。 これで終わると本当にそこで止まってしまう気がして、悪あがき的に続ける。絞り出しても何も出てこないときはせめて、「難しい…のだが!」にしてみる。 続きはどっかでまた考えるから!…

自由ってなに?人間はみんな自由って、ほんとう?

とってもフランスらしい、子ども向け哲学の本。岩崎書店の哲学さんぽのシリーズ書籍検索 - 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。学校の道徳の時間やめて、哲学にしたらどうかな、と常々思っているのだけど、こういう本読むと…

三奪法:人を肩書きで判断・評価しないって?

今年4月にインタビューのワークショップというものに行っていた。 5泊6日、ファシリテーターの西村佳哲さんを含む13名の人びとと、山の中で、自分の「きく」や「かかわる」ということについてインタビューを通して振り返り、点検し、発見していく、いわば修…

伝わらないことから

自分の思いをどうにかわかってもらおうと言葉を尽くして説明する中で、自分のやりたいことが、研ぎ澄まされていくということはあるだろうか。(しばしば徒労感と引き換えに)自分の言葉が、相手の言葉に転換され、相手の世界観の中に名前をつけて格納されて…

こころをつかい、葛藤せよ!(こころをつかうことについての二冊)

一冊目。 わたしは、「こころをつかう」という言葉をときどきつかうが、これはわたし自身の言葉ではなくて、河合隼雄さんの「Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章」という本から来ている。 もともと河合隼雄さんが好きで、学生のときに京都の同志…

「ゆるく」は高度

「ゆるく」と表現される場に参加することがある。 たぶん「ゆったりとした雰囲気」とか「顔見知りになる程度のつながり」という意味でつかわれているのだと思う。 テーマがオープン。 年齢、性別、エリア、属性、関心などの対象者の範囲が広い。 この時間内…