ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

子どもが直面することを通して

 

 いきもの、愛さなければだめですか? | こどものカタチ

この記事を読んで、自分の中にわいてきたこと。

 

子どもが直面することを通して、親も何度も学んでいく。

同じテーマでも、自分が子どものときとはまた違った形でその機会はやってくる。

 

そういうときに、つい自分の経験だけを元に、事に当たろうとしてしまうけど、

それが既に矛盾だらけだったり、

その時代の社会通念の丸飲みや、

根拠のない信念だったりする。

 

想像力にも限界がある。

 

目の前で、その人の中で起こってることに

覚悟を決めて付き合っていくときに、でも、

自分の思想哲学(のようなもの)を根本から揺るがされるのが、すごくしんどい。

 

大人の学びほぐし(unlearn)という言葉が社会教育系から起こったけど、

他者を通して起こる自分の中の葛藤、

そのしんどさを越えた先にそうなるって話だ。

 

これは決して子どもにかかわることだけじゃなくて。