ヒトトビ〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

読書会で脱線が激しいときの戻し方

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「読者会は本の話が7割」について別記事で書きましたが、7割を超えて、脱線がいきすぎてるな、と感じたとき、ファシリテーターとしてどうするか?

 

まずはそうなる前の準備が大切と思ってます。準備段階のすべてのことがかかわってきますが、強いて挙げれば、以下のことをやっています。


*誘い方(告知文)の中で、自分がいかにこの本について参加する人と話したいかの思いを綴る。その理由とともに。

 

*はじまる前に、場をひらく意図を伝える。告知文に書いたことをもう一度。

 

*はじまる前に、話し合い方について共有する。「できるだけみなさんに発言してもらいたいので、発言が一人に偏ることなく、みなさんで気にかけ合いながら進めましょう」と宣言する。

*戻すための質問をいくつか用意、書き出しておき、手元に用意しておく(パニクっているといざというときに質問が出ない)。話の切れ目で素早く、「本の話に戻っていいですか?もう少し皆さんと話したいことがあって」と前置きして、質問をする。

*ワークシートを準備して配り、記入→共有しながら進める。あまりこれに頼りすぎると、場でのコントロール感が強まるので、最近はこれを元に場を進めることはしませんが、記入したり、手にとって眺めることで、メンバーの関心を自然とシートに送ります。

 

*本を真ん中に置いておいて、脱線が長くなってきたら、そちらは話半分に聞いて本のページをめくったりさわったりします。

 

それでも脱線が収まらない場合、

関西弁で「あんたほんまようしゃべんなぁ」などと、いじります。これは人によっては傷つかもしれませんので、ほとんど最後の手段です。

 

あるいは、「今、◯◯の話題から発展して、◯◯の話がガーッと進んでます。わたしとしてはもう少しこの本の◯◯やまだ話されていない部分に迫っていきたいのですが、どうですか?」とみんなを巻き込むなどします。

 

読者会に限らず、よくあるシーンですが、対応できる準備と、逃げない精神力が求められるんじゃないかと思います。