ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

パシャパシャ散歩の集い、ひらきました

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Facebookに書いたものの中から残しておきたいことを選んで加筆修正していく作業を、年末はちょいちょいやろうと思います。この投稿もそのひとつ。

 

11月下旬に、友人のたいこさんと、上野公園で「パシャパシャ散歩の集い」をひらきました。

 わたしのなじみの場所にみんなを案内し、写真をパシャパシャ撮る。でも「会」というほどかっちりしていなくて、守られてるけど自由だから「集い」とたいこさんがネーミングしてくれました。

 

初冬まではまだいっていなくて、晩秋の気配のする上野公園の一角で、こどももおとなもタブレットスマホで、「お!」と思うものを写真に撮ってみる。遊びつつ移動して、国際子ども図書館の中庭で写真の見せあいっこしたり、お昼を食べて。最後に図書室で読み聞かせをしました。

 

こどもの撮るものっておもしろいなぁと常々思ってたけど、こうして場としていろんな子の撮る姿や作品を見られるのはもっと楽しかった。5歳のこどもから見える世界は大きくて広くて、地面は近くて葉っぱが大きい。たいこさんが、「5歳にもなると気になったものを撮る=世界を切り取る意思みたいなものがあるよね」と言っていて、そうだった、その境目みたいなのってどこにあったんだろう。わたしは見逃してきたのかな。

 

参加してくれた友だちが、「"こどもはそのときにやりたいと思ったことをやる生き物である”ということを前提に、こどもたちの反応を大事にして進められていったのが心地よかった」といってくれてよかった。

 

子連れイベントって、「こどもをこのイベントにちゃんと参加させて充実した時間を過ごさせなければ」みたいなプレッシャーを勝手に感じてしんどくなるのだけど、そういう必要がなかったとも。

 

子どもたちの楽しみを尊重した自由な時間でもあり。かといって、おとながこどもの付き添いで来たかんじにもならず、すごくよかったな。

 

こどもたちは写真を撮ったらすぐ見てもらいたくて、丁寧に見れば見るほどうれしそうだったけど、見せ合って楽しんでいたのは専ら大人だったかもね。でも別に失敗ってわけでもないし、そうか、そういうものなんだなというのもわかった感じ。わたしの好きな上野公園をみんなに案内できたのもとてもうれしかった。

 

「パシャパシャ散歩の集い」を別のところでやるとか、こどももおとなも楽しい場、またやりたいな。

 

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