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ヒトトビ〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

座禅20分×4本

暮らし 言葉 身体

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9月の話。

 

近所にある知人のお寺で座禅をしてきた。

20分を4本、けっこうガッツリと。

「あれこれ試してきたけどこのやり方が一番よかった」と副住職がおっしゃるように、確かにこのぐらいの量や回数をやってはじめて、何かわかったりみえたりする感じがある。

来てすぐの1本は心も体もざわざわしていて息も速かったのだけど、ひたすら自分の呼吸に意識を合わせていくと、3本目ぐらいでゆったりとしてきて、4本目にはもう琵琶湖にたゆたう水草のように気持ちよかった。終わったあとは、清々して目の曇りが取れたようにものがよく見える。

警策をいただくのもこんなありがたいものだったとは。じんわりとはくるけれど、音の大きさのわりには痛くなく、勇気と集中がぐんと増す。与えるほうもいただくほうも、警策の前と後で低頭して合掌する。つまり、愛と感謝の行為なのだな。

 

以前、別のところで何回か座禅をしたときは20分1本だけで、それはただ落ち着かなく調わない時間として記憶されていたので、ほぼ初心者でも容赦なく4本やってくれるのはありがたかった。


とっつきにくいだろうからとハードルを下げてしまうと、参加者に本当に体験してほしいことが届けられない。思い切ってこちらで閾値を設定するほうが、結果的には参加者の満足度も高くなる。

 

終わってからは、皆さんでお菓子をいただきながら、その日の座禅がどうだったかと、副住職からの問いかけにわたしはこう思う、おおそうなのか、わたしはこうだetc...というフリーディスカッションの時間。

 

この日は「リーダーシップ」がテーマ。

自分で発した言葉を何度も反芻しながらの帰り道。

 

「わたしがいることで、周りの人に役割が生まれてゆくことが大切」

 

 

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