ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

はじめての一箱古本市

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11月某日、「ろじの一箱古本市」に出店しました。

 

古本市に出るのは初めてでしたが、一緒に出店した友人と、「要らない本を処分するんじゃなくて、好きだけど今はもう手元になくてもよくなった本を、次の人に手渡していく気持ち、小さな場をひらくつもりでやりたいね」と打ち合わせで決めたのはよかったです。

 

50冊ぐらい持っていって40冊ぐらい売れました。もっとかもしれない。ちゃんと数えなかった。はじめてだから値段の感覚がわからず、すごくフレンドリーな価格で売ってたのに、思ったより売上があってびっくりでした。途中でまだまだ時間が残ってるのに、あまりにもスカスカになったので、家に帰って補充するぐらい、たくさんの人が立ち寄ってくれました。

 

わたしは自分の本だけでは足りなかったので、友人に声をかけて、趣旨に合う本を提供してもらったりもしました。その作業もなかなか楽しかった。それにかこつけて久しぶりに会えたり、おうちにお邪魔したりもできて。

 

足を止めて手に取ってくださってる方と、一冊の本にまつわるエピソードを話したり聴いたり。本好きの人は、自分の興味や好奇心にまっすぐな人が多い気がする。お話していて楽しい。どの本もよい方にもらわれていってほんとうによかったです。


息子もレイアウトや呼び込みやお会計をやってくれて、みんなから「こども店長」と呼ばれてかわいがられていました。保育園や学童でごっこ的にはしてたけど、実際の商品を人とやり取りしながら売ったり、計算をしたり、お金をいただく喜びや達成感を感じたりというのは初めてだったので、よい経験になったようです。


たまたま立ち寄ってくださる方と小さな話をしたり、友だちが次々に来てくれたり、ご家族を紹介いただいたり、友だちに友だちを紹介したり、主催者さんや他の出店者さんとお話したり、戦利品があったり、谷中ビールを飲んだり…ほんとうに楽しいばっかり言ってる休日でした。お天気もよく暖かで、安心できる場所で、大好きな人たちとひらく場、満たされる…!

 

古本市業界(?)の方々はtwitterでつながるのが一般的らしく、アカウントの教え合いとかものっすごい久しぶりにやって懐かしかった。


これに味をしめた我々、「また一箱古本市出たいね」となって、次回はゴールデンウィーク不忍ブックストリートを目指す予定。

 

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