千駄木の「まちの教室KLASS」で、5/12 「また行きたい!と思える場をつくるゼミ(第1回)」をひらきました。
わたしの中では満を持して開講する、場づくりそのものを扱う講座。うれしさと不安で前夜から緊張しっぱなしでしたが、参加してくださった皆さんの熱意に助けられました。ありがたい!
しかし帰宅して布団に倒れ込んだりしたので、もうちょい力抜こう…。ふぅ。でもまずは1回目終わってホッとしました。
次回はよりイメージしやすいよう色や形や姿をラフに描いたり、小さな設定をした場の進行にチャレンジしてもらったり、ゼミ生同士のディスカッションの時間を多く取ったり、用意してきたものだけでなく、個別の進捗や課題をふまえた上での進行やプログラムをその場で設計したり、いろいろ工夫してみたいと思います。
以下レポートです。
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人が集まる場をつくりたい人や、ふりかえりたい人が、自分らしい場づくりをレクチャー、ワーク、参加者同士の対話を通じて考え、学び合うゼミ形式の講座です。
この日は「棚卸と企画の抑えどころ」がテーマ。参加された5名の方は、すでに場をひらいている方も、計画中の方も様々。
自分自身が「参加者として行きたい場」「行きたくない場」について考えたり、「なぜわたしが」「誰と」「何をわかち合いたくて」「何をする場をひらくのか」など、まずは自分を主語に今の状況、状態を整理し、語ってもらいました。後半は「この場にかかわると、どんな体験ができ、その場はその人にとってどんな存在になるか」を考え、今どこまで見えているのかを確認し、最後に「きょうわかったこと、もっと知りたいこと」について共有し、終了しました。
地域でのごはん会、女性のための場、ずっと気になっているライフワークのこと、社内で立ち上げた勉強会や地域で立ち上げたコミュニティでの運営など、やってみたいこと、やってみたけど難しいこと、クリアなところ、あいまいなところ、わからないところ、困っているところ…など、「場をつくる」という共通したテーマに集まってきた人たちに丁寧に聴いてもらったり、他の人たちが真剣に言葉にしている姿を見て、気づくことがでてきます。
この場づくりゼミでは、積み上げ型ではなく、関心があり力の出せるところからまずやってみよう!をおすすめしています。今回扱ったテーマや範囲も、必ず全部一定のところまでできなくてはいけないというものでもなく、人によって、時期によって、必要だったり必要でなかったりするような類のものだ、ということを前提に進めています。そのときに今どこまで考えているのかを確認できる場があることが、大きな助けになればよいなと思います。
この場で完了することは何一つなく、むしろここで引っつかんだもの、生まれた問いを日常の中でふわっと漂わせながら過ごしている中で、気づくことがあります。やってみようかな...と小さく、やるぞ!と大きく決めること、決めたことを実践していく皆さんをこの場で応援しています!
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今後の予定です。ご参加お待ちしております!
▼また行きたい!と思える場をつくるゼミ(単発参加OK!) 5/26(土), 6/9(土), 6/23(土)
※単発参加できる講座内容にしていますので、1回だけでもぜひどうぞ。
▼自分の今とこれからを見つける夏至のコラージュの会 6/21(木)
※自分の願う場づくりに話す書く以外の方法でアプローチしたい方にもおすすめ。