ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

「ちはやふる-結び-」を語る前に考えたこと②

「ちはやふる-結び-」を語る前に考えたこと①の続きです。

あーだこーだの会で語る前に3回観ました。それぞれで考えたことのメモです。

 

f:id:hitotobi:20180524145246j:plain

 

★鑑賞1回目★

ちはやふる」観てきました。息子と二人で気持ちよーく泣いた。
息子は嗚咽レベルで、
「太一ががんばってるぅう〜」
「いいチームになってきてるぅう〜」
「駒野くん、おつかれさまぁあ〜」
「もっとこのチームでかるたしたかったぁあ〜」
…など言っておりました。

映像の美麗さと演劇的お約束と漫画のページをめくっているかのようなリズムが体感できて、いやーよくできてるなぁ。団体戦にしぼって描いたのよかった。細かい背景が描かれないのも、軸がスッと通っていて、よかったな。

競技のシーンは、実際のかるたもああいう音がするのでリアルだった。本物の読手さんだし。かるたーじゃない友だちも言ってたけど、音よかった。うん、あれは映画館で聞きたい。実際の試合で読みの間であんなに待ってもらえたり、あんなわかりやすく表情に出せたら、おもしろいだろうな。

わたしがかるた会や練習会や大会で会う中学生、高校生、大学生は、いろんな環境や状況にいて、揺れやすく、期限つき、中でのかるたなんだなぁ。人生の土台の形成にかるたがきっと役立つであろう、彼ら彼女らのこの時に、わたしは一緒にかるたがやれて、うれしくありがたく光栄なことなのだな、とウルウル(T_T)しました。

「誰かのためにやるかるた」から、「自分のためにやるかるた」に変わっていく。どこかでそうならなきゃ突き抜けられない、自分の人生にならない。そこに健やかさがあってよかったな。その「かるた」の部分にはきっといろんなものが当てはまり、かるたをしていない人も、高校生ではない人も、ハッと胸をつかれるのではないかなぁ。

 

そしてもちろん「今すぐかるたしたいーーーー!!!」となりました。前回下の句を観たときとはまた全然違う、「かるたしたい」の感じ。わたしは変化しているんだな。

 

f:id:hitotobi:20180525090841j:plain

 

大津パルコの建物の中にあるシネコンで観たのですが、他の店舗跡はぜんぶ改装でめっちゃ工事してる中、ものっすごいわかりづらい入口からこそこそ入ったところの7階で、映画館だけがいつも通りに営業してて、そこだけが生き残った廃墟の中の楽園みたくなってて、そういう設定のSFみたいでした。なかなかない体験。

 

琵琶湖はこの日も美しかったです。

 

f:id:hitotobi:20180524150150j:plain

 

 

東京に帰ってきて、思い返せば思い返すほど、「結び」は映画としても、競技かるたとしてもよかったなぁという気持ちがわきあがってきて、もう一回観たいぐらいの感じになってるし、さらにみんなであーだこーだの会したい気持ちになってる......。

 

...とつぶやいたら、「ちはやふる」好きのかるたーではない友人が拾ってくれて、こちらの会をすることになったのでした。

chihayafurumusubiadacoda.peatix.com

 

かるたの聖地・文京スポーツセンター&かるた会館に近いカフェtotoruさん。店主が元競技かるたの選手。

そこで競技かるたと映画を愛するわたしと、吹奏楽と打楽器とちはやふるを愛するゆきこさんとひらくことになりました。

 

でもそれをひらくまでにあと2回観て、まだまだ考えたのであと一本書きます。