ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

楽しい百人一首の個人授業をはじめました

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先日、

「夏休みの宿題で、百人一首の暗記が出た。休み明けにテストがあり、さらに校内大会もあるが、本人はまったくおもしろさが分からず苦痛の様子。親の自分も百人一首に親しんでこなかったので、導き方もわからず困っている」

と友人がFacebookでつぶやいていたのを見かけました。

 

 

百人一首と聞いては黙ってはいられないわたし。「暗記のコツや百人一首のおもしろさ、教えられるよー!」と手を挙げて、中学1年生にZoomで個人授業をさせてもらうことになりました。

 

彼女の知識や興味に沿って、百人一首の成り立ち、時代背景、和歌集、歌人同士の人間関係、女性の人生、歌の鑑賞、速く取るための「決まり字」などの話をし、参考資料や参考図書を紹介しました。

 

授業が終わってから、

正直暗記することに楽しみは期待してなかったけど、人物関係や背景を物語としてとらえるのはよさそう。暗記をつめこもうと思えばできるけど、1週間もすればきっと忘れてしまう。じっくり知りたい。決まり字を知って校内大会の対策もしたい。

とのご感想をいただきました。興味をもってもらえたのが何よりうれしい!ありがたい!

 

宿題には、気になる一首を選んで、その理由を書き、その歌から想起されるイメージを絵に描くというものもあり、彼女が一番気に入ったと選んだ歌が大弐三位

 

有馬山 猪名の笹原 風吹けば
     いでそよ人を 忘れやはする

 

なんとなくもったいないので選んだ理由はここには書かないですが、すてきでした!わたしにとっても、「有馬山」の歌・札にまた特別なエピソードが付け加えられたのは喜びです。

 

後日、宿題が無事に完成したと聞いてホッとしました。

 

かるたCafe(百人一首を楽しむ大人の部活)の定例会をやっていた頃から、

・子どもが学校で習ってきて一生懸命覚えた百人一首をできるところがないか?

・子どもが学校で大会があるので、どうやったら暗記ができるか、強くなるか、教えてもらえないだろうか(親きょうだいでは相手にならない)

というお問い合わせをよくいただいてました。

 

かるたCafeは、大人がかるたを通じて交流する場ということで、上記のようなニーズにはお応えできていなかったのですが、今年に入り、はじめての競技かるたや、今回のオンライン授業のような形でようやくお応えできるようになったかな、と思い、うれしいです。オンラインは、場所や時間帯のハードルが下がるのがよいのです。

 

10月には杉並区の区民講座も担当させていただく予定です。(こちらは大人向けで9/1に申し込み開始)

 

 

お子さんだけではなく、大人の方で百人一首に興味がある方へも授業いたします。
ちょうどきょうも親子向けの授業が入りました。

時間は90分が目安。

 

 

★授業料等、ご興味ある方は、こちらまでお気軽にお問い合わせください。

 
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講師について
"競技かるたの聖地"大津市の出身で、子どもの頃から家庭や学校で百人一首に親しんできました。中学校での源平戦の大会を最後に20年以上遠ざかっていましたが、6年前に漫画「ちはやふる」を読んで百人一首を好きだった気持ちを思い出し、友人と「かるたCafe」というコミュニティを立ち上げ約6年活動しました。

競技かるたは2016年から本格的に始め、現在D級。

千年の時を経て、通信、文学、スポーツ、文化、芸術など様々なジャンルにわたって発展してきた百人一首に魅了されています。