ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

「そのことでは」初心者という敬意と関心(「また行きたい!と思わなくていい場」の続き)


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きのう、「また行きたい!と思わなくていい場」という記事を書いて、一晩眠って、もう少し書きたいなと思ったので、続き。

 

また行きたい!と思わなくていい場、また来なくていい場には、

・教える(主催者)ー教わる(参加者)の関係がある場

・上達や熟達することを目指す場

・道のつくものや、ひとつのジャンルや世界を確立しているものを扱う場

があるんじゃないかと書きました。

 

そのあとなんか「ビシィ!!!」といいこと書いた気分になりましたが(笑)、でもまぁ、考えてみたら、やってるほうとしては一回きりの人ばっかりだと、徒労感や無力感が出るよなぁと。参加費を稼ぎとしている場合は、焦燥感も出る。それが活動のモチベーション低下につながったんだよなぁと、自分の場づくりをふりかえって思った。

 

「●●」を普及したいとか、そのことで人とつながりたい気持ちを強くもっているのは、●●が世界と自分をつなげているもので、すごく大事だから。思い入れも愛も深い。

それはそれで素敵なことだし、そこに関心をもってもらえてつながれたらすごくうれしいものです。

 

でも来る人の関心度合いや、参加の動機や目的はそれぞれだということも思い出せるといいなと思っています。そもそも何を大切にして生きているかが違う。ついつい忘れてしまうのですが。

 

そうなったら「場の設定が違うのでは?」と点検してみるといいと思います。

こっちは四六時中「●●」のことを考えて本気の場をつくっているけれども、来る人はそのつもりで来てない可能性があります。

「どういう目的のどういう熱量の人にぴったりの場なのか?」を企画設計して明示する、共有する。

 

場をひらくほうが十分に伝えていない、事前に共有してないということは往々にしてあります。問い合わせて判明するならまだいいけど、行ってみてびっくり、来なければよかったっていうのはどちらにとっても不幸せ。「言わなくてもフツーわかるでしょ」っていうのはこちらの言い分でしかないので。

 

何かを知ったり学んだりすることをもっと広く許容量でかく捉えたいと思っています。

人にも自分にも。

 

来て、見て、一瞬でわかったと思ったら、もうそれ以上そこにいなくてもいい、すぐ帰ったっていい、と本気で言えるぐらいになりたい。

 


一回きりが多いなら体験枠に専念してみる。いやいや、それをやるのはわたしの仕事じゃないと思ったら、ガチ専門でいくと宣言する。目的や意図を明示して両方やる。時期で分ける。信頼できる人の場を紹介するとか。

 

いろんなやり方があります。

 

 

 

 

 

それから、最近

・教える(主催者)ー教わる(参加者)の関係がある場

・上達や熟達することを目指す場

・道のつくものや、ひとつのジャンルや世界を確立しているものを扱う場

で、何度も遭遇しているので、書き留めておこうと思う大事なことがあります。

 

 

参加者への敬意と関心を持つこと。

 

経験がないから、未熟だからと、こちら側が一方的に発言するばかりで何も言わせないのではなくて、その人の持ってきてくれたものや、その人の内面で起こる変化を見て、その人自身に表現してもらうことや、体験を通じて交流を生み出す、つまり「場」にする。

 

そうすると、その人にとってはよい体験を持って帰ってもらえるし、教える人にとっても、たとえその人がその後一度も来なかったとしても、いつもは得られないモチベーションに結びつくように思います。

 

その一つに、その人との間に目に見えない関係が続くという不思議があります。それが何ヶ月後か何年後かわからないけれども、フッと別のつながりで出会い直すということが起こる。よい体験の効果というのは、ほんとうにものすごく長期的でどのように出るかまったくわからない。でもそこを楽しめたら、それがほんとうにその人の「お仕事」になるんだと思う。

 

また別の角度からこのことを扱うと、「そのことでは未経験」「そのことでは初心者」な人でも、他のことでは突出した経験や才能や技術や関心をもっています。

それと出会えたら、つながれたら楽しい。

 

「できない、知らない、下手、関心が低い」で上下関係を自分からつくったり、それのみでしかつながろうとしないってもったいない。

 

 

まぁぜんぶ自分に言っておりますが。。

 

 

「こんな人に来てほしい」と対象を幅を狭めるのは悪いことではありません。むしろそうするのがお互いのためでもある。

「誰でも来てほしい」というフレンドリーな場ももちろんあるけれども、相当パブリックな性質をもっているものです。図書館とか、駅とか、チェーンのコーヒーショップとか。

 

対象を絞ることができない、オープンな場でなければいけないなら、こちらの受容を広く持って交点を探しにいく。そのやり方の一つが、参加者に表現してもらうことかなぁと思います。

 

つまり「意識の低い参加者が悪い」ということはほとんどない。ひらく人、進める人、教える人の責任。

 

場の設定、発信、進行の仕方、それをするための自分の棚卸具合が大きいと思っています。

 

こういう話も場づくりゼミや個人セッションで扱っています。

 

 

 

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