ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

「ちはやふる」の世界を豊かにする人たちの祭り

ちはやふる祭り」と題し、映画のちはやふるを観て語る会を友人らでひらきました。

 

はじまりは今年の6月にひらいたこの会。

映画「ちはやふる-結び」の感想をあーだこーだ語る会、ひらきました! - ひととび〜人と美の表現活動研究室

 

「結び」がよすぎて、語る会をひらいたぐらいなので、DVD/Blu-rayが10月に出るとなれば、もうこれはまた語る会をせねば!なんなら3本連続で見る祭りにするぞ!となり、語る会をいっしょにひらいたゆきこさんと夏ごろから企画しました。

 


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朝9時から夜9時まで。

「上の句」を観て食べて話し、「下の句」を観て話し、「結び」を観て食べて話し。

メンバー入れ替わりながら。最後は海外とZoomでつないで。

 

スピーカーから音がでなくて、あーでもないこーでもない、どうしよう、音出なかったらどうしよう、と時間に迫られ、冷や汗が出る中、いきなり音が出たときは、「あたしたち、チームになった!」という感じがして、いきなり青春でした(笑)。

 

 

一人ひとりとみんなにとってのちはやふるの分かち合い。

ちはやふる好きで話したい人しか来てないから、なんの遠慮もなくトーク炸裂できる喜び!

 

競技かるた、スポーツ、青春、伏線、演技、俳優、部活、恋愛、言葉、台詞、時間、歴史、文化、歌、家族、人生、進学、勉強、師匠と弟子、先生、仲間、強さ、弱さ、孤独、、、たくさんのテーマが行き交いました。

 

 

長編漫画(11/13に40巻が出るところ)、映画も3本とボリュームあるものなのに、こんなに前提を共有しながら話せるなんて、ほんとうにすごい!

 

 

わたしにとって「ちはやふる」は人生に関係ありすぎる物語なので、大好きな人たちが大切に聴いてくれてうれしかったし、大好きな人たちの大切な話もシェアしてもらえてうれしかったです。

 

普段なかなか競技者じゃない人と競技かるたの話をすることってない。話してもわたしが一方的にしゃべる感じになるし、目の前に何もないから説明も表現も難しい。

でも「ちはやふる」を真ん中にするとわかってもらえることもたくさんあって、「ああ、それをやってたの!」となるのがわたしもうれしいのです。

 

競技をしていると、一枚の札に出会うたびに自分だけのシーンや言葉やエピソードが積もって、百首ぜんぶがかけがえのない歌になってゆくのですが、ちょうどそんなふうにこの作品にもたくさんのものが降り積もっています。

 

何度見返しても発見があるし、いい。

特に「結び」の素晴らしさをあらためて感じています。

これから何十回もの鑑賞に耐えるでしょう。

 

あー楽しかった〜!
そして翌日は友だちの練習会に参加し、かるた5本取りました。幸せです。

 

 

 

いろんな話が出ていて、記録もしていないので、ほんとうにその時間だけに交わした言葉なのですが、その中で競技者として印象に残ったのがこれ。

 

 

武井壮流トレーニング理論 日常生活をすべてスポーツに変える 

miyearnzzlabo.com

 

畳の上でも、畳の上以外でも、強くなるためにはこれだ!

 

つまりスポーツというのは、「自分の体を頭で思ったように動かす」に取り組んでいるということ。自分の頭、自分の体、自分の精神。全部がぴったりしているときにリラックすしながらのびやかに動ける、思ったように札が取れる、ができる。

たまたまそういうふうにぴったりできるのではなく、そういう状態をいかに作って、畳の上で出していけるか。

日常のすべてにおいて、自分に意識を向ける。自分の頭と体の一致。内外一致。

わたしはそれを調えたくて、自分のためにかるたをやっている。
それを真ん中に置くと、人との比較に陥らずに済む。

 

大事なことを教わりました。