ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

【レポート】やっぱりみんな語らずにはいられない!"沈没家族"のそのあとで

映画を観た人、沈没家族にいた人、映画を作った人、みんなで『沈没家族』を語り合う対話のイベントをひらきました。

 

《参加型対話イベント》語らずにはいられない、"沈没家族"のそのあとで

●ポレポレ坐のお知らせ:http://pole2za.com/event/2019-4-21.html

●せいこのお知らせ記事:

http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2019/04/08/104010

 

 

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会場は、沈没家族を上映中の映画館「ポレポレ東中野」のあるビルの1階にあるカフェ、ポレポレ坐。

カフェの奥に突如出現した、落とした照明と木目のしつらえ。洞窟のような、アジトの雰囲気もあるスペースは、劇中の"沈没ハウス"を彷彿とさせて、わくわくします。

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集まってくださったのは約40名の方々。

事前予約の方や当日直前の回を観て参加を決めてくださった方、世代、性別はもちろん、映画を知ったきっかけやイベントに参加を決めた動機もさまざま。

小さなお子さん連れで来てくださったり、元沈没ハウスのメンバーがさりげなく混ざっていたりも!

 

 

当日の様子をスライドショーにしてみました。

 

youtu.be

 

今回のイベントは、この映画にも本人として出演している高橋ライチさん(映画の中ではしのぶさん)がご縁をつないでくださって実現したものです。

わたしとライチさんは、友人であり、対話の場づくりを広げる仲間。
これまでも映画を観て語る会を一緒にひらいたり、お互いの場に参加しあってきた仲なのです。

 

 

映画の鑑賞をより深めたいというときに、

 アフタートークのイベントを聴くのもいいし、
 上映が終わってから監督に話しにいってもいいし、
 一緒に来た友だちと、帰り道に一杯飲みながら話してもいいし、
 ブログやSNSで綴ってももちろんよい、

のだけれど、

このようにリアルの場に集い、時間と空間とテーマを区切り、
進行役がいて、デザインされた場だからこそ出てくる言葉や思いがあり、
映画の新しい見え方がある。


作った人も観た人も、立場を超えて、感想をフラットに語りあう。
語り合う場をつくる、参加する。

こんな楽しい「あそび」をたくさんの人に体験してもらいたい!

そしてこの映画はそんな「あそび」にぴったりだ!

というのが、わたしとライチさんの思いでした。

 

 

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・どんなきっかけでこの映画を観に来た?
・観て何を感じた?思い出した? 
・気になったシーンや人物は?
・それを聴いて映画を作った・出た・届けた人はどう感じただろう?

などを話題に90分間、もりもり対話しました。

「その気持ちわかる!」
「わたしもそこが気になったけれど、理由は違うかも」
「その視点は自分にはなかったのでびっくり!」など、
他の人の感想から刺激を受けて、また自分の中から新たな感想がわくという、尽きることない循環が繰り返され、会場は終始、熱気に包まれていました。

 

 

★皆さんの声★

・みんながしゃべりたがっていた。

・いろんな層の人が参加していた。

・観た人それぞれの「沈没家族」があるというのが、おもしろく新鮮だった。

・「家族」を重く考えすぎているのがいろいろこじらせているのかも、と思いました。

・ぜんぶ生の声。

・自分の思っていること、感じたことを今日はじめて出会った方に素直に打ちあけ、肯定も否定もなく共有してもらった。

・映画も関わっている方たちのお話も、観た人たちのお話も、このイベントも全ておもしろかったです!!

・初対面の人とスムーズに対話できてよかった。

・とじてない映画。声がひろがっていく。

・みんなが自分の家族のことを話していた。

・家族というつくられた囲い、枠を解き放っている。

・語り合える映画をつくってくれてありがとうございました!

・いろんな人ともっと話したい。

・山くんのことを、アナザーストーリーとして、自分のこととして捉えた方の感想がすごかった。

・どの言葉もとらえかたも、思考がゆさぶられます。何もかも人間臭いのがやっぱりいいです。人っておもしろい。

・いろいろな意見が聞けてよかった。

・みんなで共有した感想を、監督や他の方たちとさらに共有できてよかった。

・このような形式の場は初めての参加でしたが、感想を共有できたことが新たな発見になりました。

・これからは"沈没家族"を含め、様々な家族構成を認める世の中でありたいと思う。

・いろんな家族があっていいんだなぁと体験できる、ひろめられる、ゆるせるようになる、いろんな想いや価値観に共感できる映画をありがとうございます。

・自分の育ってきた環境を語ることって、なんかやっぱり少しタブーっぽいところ、神経質になってしまうところがあるけれど、「沈没家族」を観て、家族のこと、人とかかわることについて話がしたくなりました!

 

 

たくさんのご感想、ありがとうございました!

 

 

ライチさんのレポート。「わたし側」からとはまた違う景色の美しさに、当日も思わず涙してしまったのですが、あらためて胸がいっぱいになります。

ameblo.jp

 

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言葉にしてひらいてみてわかる、一人ひとりが、誰も代わりのいない存在であること。作品を経由し、対話するからこそ辿り着ける思い、景色...。


みなさんと行けてよかったです。ご参加ありがとうございました!!

 

 

 

★★ 第二弾・緊急開催決定 ★★

語らずにはいられない!沈没家族と"わたしの家族"

5/10(金)19:00-20:45 Space & Cafe ポレポレ坐
http://pole2za.com/event/2019-5-10.html

今回は穂子さんが来ます!穂子さん、土監督、しのぶさんを囲んで語りましょう!映画をまだ見ていない方もウエルカムです!(でも見てからくるのがもちろんおすすめ!!)当日イベント終了後に21:00の回の上映あり。

 

ご参加お待ちしております!友人、知人、家族を誘ってのご参加大歓迎!

 

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