夏休みの中後半ぐらいから、息子が急に宮崎駿作品を観まくっていたので、たまに付き合って一緒に見ていた。
家にあるDVDは、
風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ、となりのトトロ、魔女の宅急便、もののけ姫、千と千尋の神隠し、ハウルの動く城。
これらを繰り返し観ていたが、飽きてきて、しまいには特典についていた多言語版まで観ていた。「千と千尋の神隠し」をフランス語で観るとか。
フランスではこういう声優のこういう声があちらではイメージなのかな?(想像)とか、あの、日本独特(?)のあれはフランス語ではこう言うのか!とか、具体的には忘れてしまったけど、流れくるのを聴いていた。
解せない言語は左脳で処理しないので思考の負担にならず、物語としては知っているので、BGM的にかけておける、という発見があった。
「魔女の宅急便」が、DVDディスクに傷がついて観られなくなっていたので、Blu-rayで買い直して、はじめて観るように観てみたら、よくよく知っているはずのこの物語も、今までこの映画から考えたことのなかったようなことに出くわした。自分で生業をつくることとその中で起こる葛藤に共感したり、キキとトンボの関係から「勝手にふるえてろ」を彷彿とさせたり、その間に経験したことがでてきたり。
観ているうちに、久石譲の音楽はやっぱりすごいなーと思い、右脳を活性化して希望ある未来を描きたいときに、流しながら作業をしたりしている。
友だちが「もののけ姫」のチェコフィルのCDを貸してくれたり。(めっちゃいいですこれ)
『かぐや姫の物語』は、高畑勲展も行ったことだし、と思って観直してみたが、やはりエグい。人間の性質の見たくない際(きわ)のところにふれてくる。
それでも世界はただ美しくて、そこにあるだけ。
どう生きるも、そう命を使うも、人それぞれ。
息子は「帝が酷い。この映画もう二度と観たくない」とのこと。なるほど。
ジブリの後は「ハリー・ポッター」の過去作を最初から8作を数日かけて一気に観ていた。わたしは初めて観て、思ったより容赦なく深刻で怖いことにびっくりした。
「魔法の国!自分もこんなのやってみたい!わくわく!」みたいなイメージでずっといたけど、ほとんど1話のものだったのだな。
映画館でもお客さんがいっぱい入っていたけど、皆さんはどこに惹かれて観ていたんだろう、、と今更興味深い。当時の世相も関係ありそう。
実際に観てみて、思い込みが覆されるのってほんと楽しい!!
それと、
「暇を持て余す」ってやっぱりとても大事!!!
今後のイベント
▼2019年9月23日(月•祝) 秋分のコラージュの会
https://collageshubun2019.peatix.com/ (国分寺)▼2019年9月28日(土) あのころの《いじめ》と《わたし》に会いに行く読書会 満席
https://coubic.com/uminoie/979560▼2019年10月1日(火) 爽やかな集中感 競技かるた体験会
https://coubic.com/uminoie/174356
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