ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

ハイジュエリーを鑑賞するとは

この秋楽しみにしている展覧会が、国立新美術館で開催される、「カルティエ、時の結晶」だ。会期:2019年10月2日〜12月16日

bijutsutecho.com

 

 

ハイブランドのハイジュエリー。その中でも超ウルトラスーパージュエリー。

わたしのような庶民にとって、そんなものを見て「今生ではとても手に入らないわ」と溜息だけつく以外に何をしに行くのか...と、以前は思っていた。

けれども、2015年に東京国立博物館で開催されたブルガリ展でその思い込みが覆された。

www.tnm.jp

 

人間はこんなものも作ってしまうのか!という衝撃に、ただただ鳥肌が立った。

寸分の隙もない緻密な計算と技。

そこにある哲学や思想、歴史や文化。

 

エジプト文明。ファラオの副葬品を見て、ああ、その時代の人ってこういうものを大切に、これを美しいと感じ、これをジュエリーに込めたのか...ということを感じるように、興味深く見てみたい。

 

人間が美と感じるものの、究極に際立った形...と観るのかもしれない。

「一部の人にだけ関係ある、あってもなくてもいい贅沢品」というよりは、人間が別の分野(飛行機とか建物とか楽器とか)で作っていることの、別の形を観るんじゃないか?

今回はカルエィエ展なので、ブルガリ展のときとはまた違うものを観るのかもしれないし...。地域や歴史が違うと現れも違うのではないか?

などなどの仮説。

 

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今までは、「これを観てきた」というレポートをこのブログに書くことが多かったのですが、今回は、行く前に「何を観たいか」を書き留めてみようと思いました。

そうすると、わたし自身の鑑賞の軸(なぜ足を運びたいか、何を観たいか、何が見えそうか)が立ってよいかなと思ったのと、だれかの興味関心のきっかけになったらいいかもなとチラッと思ったので。

 

でも、お墨付きというわけではないし、何を観るかは人それぞれなので、「あまりよくなかった!」とかなったらすいません。
あとは「いろいろあって、わたし行きたいって言ったけど行けなかった...」とかも起こりそうですが。

 

情報提供や口コミではなく、わたしは美術館や博物館に行く時に、何を基準に選んでいるのか、行くまでに何をしているのか、という自分の思索や行動をバラして行くことが、鑑賞対話の場づくりによい発見が起こるんじゃないかと思っているのです。

 

そうだ、そうだ。

それを思いついたときにやっていこうと思います。

 

 

 

今後のイベント

▼2019年9月23日(月•祝) 秋分のコラージュの会
https://collageshubun2019.peatix.com/ (国分寺

▼2019年9月28日(土) あのころの《いじめ》と《わたし》に会いに行く読書会 満席
https://coubic.com/uminoie/979560 

▼2019年10月1日(火) 爽やかな集中感 競技かるた体験会
https://coubic.com/uminoie/174356


 

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連載
『場づくりを成功させるための5つの鍵』(寺子屋学)https://terakoyagaku.net/group/bazukuri/