ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

読み聞かせ 5年生 10月

ひと雨ごとに秋が深まっていく10月。

きょうは読み聞かせでした。

 

読んだのはこちら。林明子さんの「こんとあき」。


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読み聞かせの時間は15分。前回9月は2冊読んだのですが、今回はじっくり1冊を丁寧に読んでみたいという気持ちがあり、これのみ。

それとなぜかうまく言えないけれど、今回は女の子が主人公で冒険をする物語をみんなで読みたかったのです。

 

 

わたし自身大好きで、図書館で何度も借りて、息子とも読んだ絵本。

今まで図書館で借りてきたけど、これはずっと手元にあってほしくて、本屋さんで購入しました。

今読むと、ハラハラしたり、ドキドキしたり、ホッとしたり、大きな景色を見て圧倒されたり...ロードムービーでもある。

これほどの緻密な感情と生き生きとした動きが表現されているとは!と読み聞かせの10分ほどのあいだに、圧倒されながら読んでいました。
特におばあちゃんに会うところのシーンは感情が込み上げてきて、涙が出そうになりました。それぞれのシーンに、自分の中の子どもが反応して、いろんな気持ちを思い出す。


それから、やっぱり絵がすごい。
表情、仕草、背景...絵本の絵ってこんなにいろんなことを伝えてくれていたんだっけ?

 

 

家で練習もしてきたんだけど、いざみんなの前で読むと、また特別に受け取るものがあるなぁ。

 

 

ちょうど先日、読み聞かせボランティアさんの交流会があったところで、わたしは行けなかったのだけれど、内容をメーリングリストでシェアしてくださった中に参考になることがたくさん書いてあったので、さっそく採り入れました。

はじめたときも丁寧な研修だし、とても共感する内容だなと思ったのだけれど、4年やってきて、あらためて良い伝統が受け継がれていると感じます。

関われてほんとよかった。

 

 

感銘を受けすぎるあまり、具体的にシェアしたいけれど、不特定多数にお伝えできることでもないから、コンサルティングの場などでエッセンスを活かさせてもらっています。

 

次回は1月。冬のお話かな。楽しみ。

 

 

萩にのる雨粒ってほんと美しい。
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この雨で落ちちゃうかも。いい匂いをたくさんありがとう。
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終わってからカフェで読書。ようやく『蜜蜂と遠雷』読めた!!!

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https://coubic.com/uminoie/979560 (横浜)

▼2020年1月8日(水) 爽やかな集中感 競技かるた体験会
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