ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

10月のふりかえり

今月は、入ってくるものがほんとうに多かった。

そこに没入してかき回されている期間だった。まさにrush。

なかなか表現にまで行き着けなくて、メモをとるのが精一杯なタフな日々。

 

ようやく少しずつできる範囲で片を付けながら行こう、という気になった。

並べてみたら何が起こっているのか、見えるかもしれない。

 

 

●喜多能楽堂で観能。ラジオを2本配信した。
感想がメインの回そこからわかったことの回。「日本人でよかった」の核を思い切って出してみた。この経験は大きかった。映画『太陽の塔』を観たこと映画『教誨師』で語りたいと思った動機、『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』の鑑賞体験もここにつながる。ここからはじめたかったので録れてうれしい。相方のたかねさん、ありがとう。

 

●学校と学びの勉強会「子どもの宿題にまつわる自分のモヤモヤを語ろう」に参加した。主催者さんのレポート。自分の感想は別途あるけれど、まだここに書けるような言葉にはならない。でもすごく大事なことに辿り着いたので、語れてよかった。主催のれいこさん、ありがとう。

シネマ・チュプキ・タバタでの"「教誨師」でゆるっと話そう"を開催した。まだレポート書けてない。チュプキの代表平塚さんの著書『夢のユニバーサルシアター』もゆっくり読んでいるところ。映画"シティライツ"の感想とも関係がある。

東京都現代美術館「ひろがる地図」に参加。ラジオ配信した。担当学芸員さんと対話できたことで、表現や鑑賞について、わたしのお仕事についての輪郭がまたはっきりしてきた。一年かけて作っているホームページにも大きな影響を与えている。書きたい記事もたくさんある。一緒に行ってくれたあいさん、一緒に行ったしラジオも録ってくれた彩子さん、ありがとう。

 

●「今、モモを精読する読書会」に参加した。冒険がついに最終回。小さい頃に読んだ物語をあらためて訪ねてみることの豊かさ。今のわたしにまさに関係があって、たくさんのヒントをくれている。「あの頃はわからなかった」けれど、そのわからなさが、今再訪する動機になっている。そこに光る小石を置いておいてくれてありがとう、わたし、ありがとうエンデ。つまり、今またあらためて光る小石をここに置いたから、この先、もしかして道に迷ってもここに帰ればいいんだよね。そして一緒に冒険した人に、あのときどうだったのか、尋ねることもできる。この読書会の形式はすばらしい。「読む」の真髄をとっくりと堪能できる。主催のライチさん、ありがとう。モモは単行本で持っているけど、特装版も欲しくなっちゃった。。

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UPLINKのシネビズカフェに参画中。映画ビジネスを学ぶワークショップに通っています。20年ぶりに学び直すこの分野。月1で全12回。わたしの鑑賞対話ファシリテーターの仕事を展開するにあたって、映画に関してやるときには、どう配給や興行に食い込めるか、という立場と動機から参加しています。UPLINK京都がオープンするという話をリリースの直前に聞いて、おおおー、いやはやー、という感じ。

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』の読書会に参加した。これも感想書けてないけど、醸成して別の表現としてあらわれている・いくと思う。

 

●エンライトのイベントに参加した。エンライト特別養子縁組・里親など家庭養護の情報を発信している団体。短編映画『まだ見ぬあなたに』の上映とトークセッション。これもシェア、発信したいことがたくさんある。トークライブ(ひととびラジオの動画配信)をしようかと思ったけれど、なにか違う気がして断念。あと体力がマックス底だった。ここでもまた、やはりアートを真ん中にすることで、テーマについて対話することが可能であると確信。

 

●Active Book Dialogue(ABD『ボーイズ 男の子とはなぜ男らしく育つのか』に参加した。ABDというワークショップの型を体験したかったのと、この本を半分ほど読んでいたので、他の人の感想が聞いてみたかったという動機。わかったこと多数。あらためてこの本は良書。精読しようと決意。完読しなくても読んでいると同じ体験ができる本もあれば、自分にとって関係が深いもの、切実なものはやはり精読がいい。それは人それぞれ違う。「読む」という体験は実に懐が広い。

それから自分の違和感や自分に起きていることや感情、社会で起きていることの客観的把握をもっともっとしたいと思う。
ここまで読んできた本たちが、一連の旅として自分の中に落ちてきた感じがある。

何を怖れる
愛と家事
私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない
「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。
「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました
82年生まれ、キム・ジヨン
他にももっとあるかも...。

●セルリアン能楽堂で蝋燭能『鵺』を観た。この体験はまたラジオで配信する予定。

 

●競技かるた宇都宮大会出場。これもまたわたしにいろんな示唆をくれる大会だった。「舞台」に立つ機会をつくらないと継続が難しいということや、自分にとっての主戦場はどこなのか、「その世界」とは何か、など。

 

●映画『蜜蜂と遠雷』を語る会を主催。きのうやったところ。二歩も三歩も深く語れた。まだまだ味わい中。「音楽を連れ出す」をみんなでやったんじゃないか。レポート書きたい。レポートというか...何か別のものかな。

 

 

...というのが10月にやった大きなこと。他にも何かと細々と。

こうして並べてみると、何を掴んだのか、何に触れていたのかがよくわかる。

 

発見(discovery)、気づき(awareness)、挑戦、信念、守る(protection)、労い、多様性、わかりあえなさと対話、自己共感、座標の確認、葛藤、苛立ち、嘆き、使命、本物である、鍛える、努力、扱う範囲を決める、美的発達段階、明確にする、知る、決めつけのない、見ようとする、現場に行く、可能性を信じる、自分を使う、自分一人でやってみる、嫌われることを恐れない、嫉妬の元を見に行く、過去に起こったことを検証し直す、身体を整える、美を感じる、美とそうでないものを引く......。

 

美学と思い込みは違う。偏屈でもない。線引きと共生は可能、などもわかった。

 

絶対に自分が美しいと感じる場所、だれからも邪魔されない場所を確保しておくこと。

その時間を過ごすことが、自分を調え、自分を生かしていく。

他の誰でもない自分になっていく。

 

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けっこうがんばった10月だったのだなぁ。

11月はどうなるんだろう。楽しみ。

 

 

毎日小学生新聞で見かけて切り取ったもの。そうですよね、わたしはこれですよね。

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募集中のイベント

▼2019年10月29日(火)映画『蜜蜂と遠雷』を語る会
https://mitsubachienrai.peatix.com/  (Zoom)

▼2019年11月23日(土•祝) あのころの《いじめ》と《わたし》に会いに行く読書会
https://coubic.com/uminoie/979560 (横浜)

▼2020年1月8日(水) 爽やかな集中感 競技かるた体験会
https://coubic.com/uminoie/174356 (横浜)

▼Peatixで募集中のイベント 
https://hitotobi.peatix.com/
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