METライブビューイング の検索結果:
METライブビューイングでオペラ《トゥーランドット》を観た記録。 www.shochiku.co.jp トゥーランドットをMETLVで観るのは2回目。2019-2020シーズンのフランコ・ゼフィレッリ版。 こちらはそのときの鑑賞記録。 hitotobi.hatenadiary.jp 前回、「1秒もよそ見できないほど大好き」と書いた演目、演出なのだけども、今回はだいぶ違う印象を持った。 もやもや3つ その1。 タイトルロールのアンナ・ネトレプコが降板になった。(理由はこちら) …
METライブビューイングのR・シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》を観た記録。 www.shochiku.co.jp youtu.be この日は気圧低下に直撃されて体調ふらふらだったけれど、他は予定が合わないので、がんばって行ってきた。そしてやっぱりところどころ寝落ちてしまった……。 序幕はまだばっちり起きていたのだけれど、オペラはけっこうしっとりしていたからか、気持ちよく包まれていった。(今回のオペラは、一幕、二幕というカウントではなく、「序幕」と「オペラ」に分かれる形式…
METライブビューイング・オペラ《リゴレット》を観た記録。東劇。 www.shochiku.co.jp youtu.be またまた決闘モノでした。男の見栄や男社会の生きづらさから溜め込んだ憎しみのために女が犠牲になる話、と私は見た。 昨年度聴いていたラジオフランス語講座で、オペラ《ペレアスとメリザンド》の展開に対する講師のコメントで、「なぜ悲劇ては女が死ぬのか。ミソジニーではないのか」というものがあった。いや、ほんとうに。 最後の死ぬときには赦しを与えてゆくので、聖母マリア的…
METライブビューイングの《エウリディーチェ》を観た記録。 www.shochiku.co.jp youtu.be 今季のメトはとにかく攻めてる。 今シーズンのチラシによれば、前回ライブビューイングで観た《Fire Shut Up In In My Bones》は、MET史上初のアフリカ系アメリカ人の作曲家による作品だったし、明日からの《シンデレラ》は、短縮版&英語版でファミリー層やオペラ初心者向けのライトな演目にしている。他に現地公園では女性指揮者も4人登場とのこと。 新演…
久しぶりのMETライブビューイングの新作。パンデミックのために休演していたMETが、2021年9月、1年半ぶりの再開一発目に選んだのがこれ!《Fire Shut Up in My Bones》 www.shochiku.co.jp タイトルの意味も、今このタイミングで初演されることの意味も、何重にも噛み締めるような公演だった。METの内部で起こっていた「前任者」の性暴力を見つめ、責任を引き受け、今の潮流に乗って新しいオペラの表現として、世界に提出した。 Metropolita…
… youtu.be METライブビューイングやロイヤルオペラハウス シネマが解説やインタビューなどに力を入れて上映してくれるのに対して、パリ・オペラ座の番組はただ舞台を流しているだけで、そこが物足りなかった。予習なくてもだいたい教えてくれるんだろうなと決め込んで行ったのもよくなかったかもしれないが。 全体としては久しぶりにバレエ番組を見たのもあったし、ハッピーエンドがわかっているお話なので、きらびやかななバレエの世界は楽しかった。コミカル多めのロマンティック、キラキラ、この時…
…、参加者の一人に、「METライブビューイングで『真珠採り』を観てすんごいよかった」と話していたら、「映画では『耳に残るは〜』が満載ですよ」とDVDを貸していただき、観ることができたのだった。 観終わってしばらく、「耳に残るは君の歌声」が耳に残る。音楽と映像と、幸せな映画体験。3頭の馬を自転車で追いかける夜のパリの街、ロマの人たちの野営地で始まる演奏、劇場でのオペラ、 やはりこの監督の映像は美しい。ロマの人たちは馬喰の仕事をしている人もいる。だからここでジョニー・デップが馬つれ…
2020年10月。 METライブビューイングのアンコール上映 にて、2016年のビゼー『真珠採り』を鑑賞。 http://met-live.blogspot.com/2015/07/2015-16-05.html こちらのレビューで、 note.com 「METでの再演が100年ぶりとのことで、お蔵入りになるどんな理由があるのかと思いきや、これはもっと有名になってもよい作品では?」とあり、「これは観なくては!」と珍しく10日前から予約を入れて楽しみにしていた。 2時間35分の…
2020年8月。 METライブビューイングのアンコール上映で、ヴェルディの「仮面舞踏会」を観てきた。2012-13シーズンの公演から。 演劇の構成的にも音楽的にも、とても凝っていて盛りだくさんで、美しくて。 とても満足した。 悲喜劇。可笑しみと、切なさと、勇猛さが同時にある。この複雑さが今の時代に合う。人間ってこうだよね。王様という立場にしても、ある人から見ればよい王様で、また別の人から見ればそうではない。3人の間にある愛はそれぞれほんものなんだけど、掛け違いから悲劇が起きて…
2020年夏のMETライブビューイングのアンコール上映で、『トゥーランドット』も観た。 2019-2020シーズンの公演で、見逃していたのでありがたかった! プッチーニ《トゥーランドット》 | 演目紹介 | METライブビューイング:オペラ | 松竹 とにかく豪華壮麗な舞台に圧倒されるし、プッチーニの魔法にかけられたような音楽と、一流の歌い手たちにぐいぐいと引っ張られて、最後まで1秒も見逃したくないぐらい夢中になって観た。 この作品、わたしは、女と男の和解の話と受け取った。 …
2020年夏、METライブビューイングのアンコール上映で、ロッシーニの『セビーリャの理髪師』を観てきた。明るいのが観たくて。 誰も死なない、傷つかない、損しない! なんなら、不道徳でゲスい。 ツッコミどころ満載。 恋の喜びとユーモアと平和が、超絶技巧でサラリと歌い上げられ、ただただ楽しい!ギター一本の弾き語りで伯爵が恋する気持ちを歌うところは、光源氏か!というくらいウットリしちゃった。アグリッピーナで凄みを利かせていたジョイス・ディドナートの14年前。 可憐で野心的なお嬢さん…
METライブビューイングで、ヘンデルの『アグリッピーナ』を観てきた。 陰謀大好きな女帝から、ドラッグ大好きなドラ息子、ゴルフ大好きセクハラ王、現代演出だからこそさらに深く面白い!今シーズンのベストワンとの呼び声高い本作(公式twitterより) www.shochiku.co.jp 昨年末に古楽器によるヘンデルの『リナルド』というオペラを紹介してもらったことが大きい。読み返すと当時の興奮を思い出す。やっぱり感想、書いとくといいわぁ。 hitotobi.hatenadiary.…
METライブビューイングでオペラ『ポーギーとベス』を観てきた。 ガーシュウィン《ポーギーとベス》 | 演目紹介 | METライブビューイング:オペラ | 松竹 安定の東劇、好き。 もともと観るつもりでなかったのだけれど、いつもオペラの話をしている鑑賞仲間が続々観に行っていて、持ち帰ってくるその熱狂ぶりが気になって、わたしも観ることにした。 新型コロナウィルスによる感染症拡大の影響を備忘として記録しておくと、 メトロポリタンオペラは、3月12日以降の今シーズンの現地全公演を中止…
…そういえば一番最初にMETライブビューイングに連れて行ってもらったときに、すごく文楽っぽいなって思った。「なんつー酷い話!」「な、なぜそうなる?」と思うような物語なのに、なぜか音楽や演技で没入してしまうし、しばらく経つとまた観たくなる、というようなことが起こる。オペラと文楽はもともと親和性が高い表現形式なのではないか? ・蝶々さんにとって生きのびるための選択だったのかもしれない。1幕から、ピンカートンとは、愛というよりも何か別の関係があり、その歪さが気になった。蝶について話す…
今年も現地に観に行きたいなぁ、来日公演もチェックするぞと思いつつ、ライブビューイングはライブビューイングで好きなので、チェックしております。 MET Opera いつもお世話になっているライブビューイング。HOME感あります。 プッチーニ「蝶々夫人」、フィリップ・グラス「アクナーテン」、ヘンデル「アグリッピーナ」が気になる。昨年連れていってもらったヘンデルの古楽器によるオペラの経験がよかったので、ヘンデル特に楽しみ。 www.shochiku.co.jp 英国ロイヤル・オペラ…
… (長尺については、METライブビューイングでいつも3時間、4時間のオペラを観ていて慣れているので、それほど苦には感じなかった。恵比寿ガーデンシネマの快適設備のおかげもある) ありがたいことに、予習できるものはたくさんある。 一番役に立ったのはこちら。 ▼公開記念パネルディスカッション・ニューヨーク公共図書館と<図書館の未来> moviola.jp 動画と抄録を合わせるとけっこうなボリュームで、じっくり見ていたのもあって2時間ぐらいかかった。でも、これのおかげでだいたいの前提…
…会のフォーマットは、METライブビューイング「椿姫」や「魔笛」や第九予習会経験からできたものを元に。 たかねさんは能のお稽古をして舞台経験も積んできた、「能の世界」の方。ぜひレクチャー部分をと、お願いしました。わたしは場をセットして進行する係。 「個々人の楽しみを大切に、はじめて能を観る方の関心とお能の世界との間に橋をかけたい。そのためには...」という打ち合わせで、必要なこと、できること、やりたいことを共有しながら、一緒につくりました。 まずは参加メンバーとメッセージスレッ…
…るものがあります。 METライブビューイング「サムソンとデリラ」を観ておいてほんとうによかった!と思ったりもしました。 今観ても画期的な表現技法や構図に立ち止まることしばしば。 漫画「乙嫁語り」もびっくりな描き込みもあるのに、72歳の生涯で遺したのが、元アトリエを改造して作ったギュスターヴ・モロー美術館に収められているだけで、油彩850点、水彩350点、デッサン枚数は7,000点という点数。 なおかつ、書くことにも才能があって、一つひとつの作品の構想などを記したメモなども入れ…
…年のちょうど今頃に、METライブビューイングでオペラ「魔笛」を観る会をひらきました。 hitotobi.hatenadiary.jp 「魔笛」はファンタジックで美しいだけではなくて、不思議というか、奇妙なところが多い作品です。そのうちの一つ、ザラストロという神官が出てきます。非常に重要な人物なのですが、彼がイシスとオシリスを崇めている僧であるというところで、「えええ、なんでなんでエジプト?!」となります。エジプト風の装束や舞台装置も出てきます。ネットをちらと覗き見ただけでも、…
…映像、音源の数々。 METライブビューイングでオペラに親しみだしたこの頃、「MET友」から「これ観に行く予定!」と教えてもらい、「なんか観といたほうがいいかも」という気がして、わたしも急いでババっと予習して駆けつけた。 ▼予習メモ。*は「こういうものが観られそうかな?」という期待。わたし的な目の付け所。ここまでやってあると相当受け取れる。それが描かれてないとしてもよい。 ▼友だちがシェアしてくれた新聞記事も参考に。ファッションも楽しみのひとつ。 わたしにとって、マリア・カラス…
… 最後のひと押しは、METライブビューイングをよく観に行く仲間でバレエの経験者の、「とにかく『くるみ割り人形』は観て!!」というひと言で、予習として見所や演者のことを教えてもらって行ってきた。 ついでにその日別の用事で会う友人にも声をかけたらなんだか二つ返事で、気づけば界隈の友人たち5人が映画館に集結していた。 ★ youtu.be 感想としては一夜明けた今もまだ「よかった!!」しか出てこない。 はじめから終わりまで胸がいっぱいで、比喩でなく大げさでもなく、ほんとうに涙が止ま…
METライブビューイングHPより METライブビューイング2018-2019シーズン、 「アイーダ」がよかった話 「サムソンとデリラ」がよかった話 に続いて、「マーニー」を観てきました。 ヒッチコックも映画化した心理サスペンスが、若き鬼才作曲家の手でオペラに!美貌と美声のI・レナード演じる謎めいた美女マーニーの秘められた過去とは?シックでオシャレなM・メイヤーの演出や魅惑的な衣裳も見逃せない話題作! ということで、 新作ってはじめて!へー、オペラってこんなモダンなのもあるんだ…
…てきました。 今季のMETライブビューイングのラインナップはなかなかよいです! https://www.shochiku.co.jp/met/ はじめてご覧になる方は、「カルメン」や「椿姫」など有名な演目もあるので、ぜひ体験していただきたいなぁ。 METライブビューイングがおもしろい話についてはポッドキャストで話したこともあるので、ご興味あれば聴いてみてください〜 32:54からその話してます。 第11話 ひょっこり動物感: 週刊ことほぎラジオ わたしはこのあとは「マーニー」…
2018年のMETライブビューイング、プッチーニの『トスカ』鑑賞の覚書として、 ツイッターに投稿したものを貼っておきます。 東劇のロビーの昭和な感じが好きで(劇場内は現代のシネコン)、METライブビューイングはなるべくここで観たい。これから友だちと「トスカ」!終わったら先に観た友だちとみんなでオンラインであーだこーだするの。最近芸術みに欠けてたからめちゃうれしい!ヨンチェヴァ、魂を歌い上げてくれぇ! — 舟之川聖子|Seiko Funanokawa (@seikofunano…
…ートが遅い...) METライブビューイング「魔笛」 を観てあーだこーだ語る会をひらきました。場として募集するのは、「椿姫」以来。その間に「薔薇の騎士」を観て、もうすっかりMETライブビューイングのファン。 METライブビューイングって何なの?何がそんなにいいの?という話は、ポッドキャスト「ことほぎラジオ」第11話でも話しましたので、ご興味ある方はぜひ聞いてみてください。 こんな告知を出しました>> peatix.com 映画館で解説・字幕付きでモーツァルトのオペラ「魔笛」を…
…第11話でも紹介したMETライブビューイングでモーツァルトのオペラ「魔笛」を観ます。METライブビューイングとは、NYのメトロポリタン歌劇場の公演録画を、字幕やインタビューやバックステージツアー付きで映画館のスクリーンで観るエンターテインメントです。 終わったあとは、映画館近くのカフェでランチしながら、みんなであーだこーだ感想を話します。 オペラがはじめての方も、共催のゆかこさんが予習サイトを作ってくださったので、それを読んで約3分の動画6本を聞き込んでいけば楽しめます。やは…
…ています。 今回は、METライブビューイングを利用して、NYのメトロポリタン・オペラの公演映像を映画館で観ました。 METライブビューイングの特長は、 ・生で観るのに比べて値段が安い(1作品3,600円)・映画を観るような気軽さ・複数のカメラで撮影されていて、引きも寄りもあるので、METの劇場の雰囲気から歌手の表情やよく見える、観どころがわかる・映画館の大スクリーンと音響でPCやTVのモニターと比べ物にならない迫力・日本語字幕付きで何を歌っているかもわかる・幕間にバックステー…