時間が経った話ばっかりUPしております...。これは5月の話。
---
谷川史子原画展に行ってきました。
うわーん、よかった!!!!!!!
写真撮影可(一部不可)なのも、ファンにとってはうれしかった。
りぼんとLaLaの併読をはじめたころに谷川さんが現れて、絵もお話もすごく好きだなーと思って、りぼんを卒業してからもコミックを買って読んでいた。
最初のコミック「花いちもんめ」に入っている、おくんちのお話がやたら切なくて印象に残っている。「きみのこと好きなんだ」「各駅停車」「くじら日和」の時代もいいし、大人になってから読んだ「忘れられない」「積極」「くらしのいずみ」「吐息と稲妻」も好き。
谷川漫画のどんなところが好きなんだろう、と考えてみたけど、平安時代の和歌っぽいんだなぁ。気持ちの表し方とかが。他のところでは「そんなこと起こるわけない」「こんな人間いるわけがない」と物事を斜めに見がちなわたしも、このゆるぎない「可愛い」や「トキメキ」や細やかな線描の世界にいると、自分の可愛い部分が喜んで顔を出してくるという感じがしてうれしい。そう、うれしくなる感じなのだな。
恋っていいね〜 いや、恋というのかなんというのか、「仮に恋としておく、名前のつけようのない感情」みたいなもの、かな。
それにしても漫画の原画って、ほんとうに溜息が出るくらいきれい。
★関連記事も貼っておきます。