7月最後の週末は、長野・木崎湖のほとりのALPS BOOK CAMPにいました。
ここのところ切実に求めていた「大量の淡水」を補給できて、とても満足でした。この日は初日かつ前夜祭ということで、ゆったりとはじまっていて人も多すぎなくて居心地よかったです。お店はまだそんなにたくさんは出てなかったけど、ごはんも飲み物もおいしくて、気持ちいい音楽が聞こえていました。寺尾紗穂さんの生歌が聞けてよかった。
木々のあいだにいて、山と水に囲まれている。湖畔。そうそう、この感じなんだよねと思い出す。わたしはやっぱりこうなんだよ、これがいいんだよ、こうしていたいんだよ。
ゆっくりと暮れていく湖を、ぽつりぽつりとおしゃべりしながら眺めていた。
松本のゲストハウスに泊まりました。閉まりぎわの銭湯に一人でのびのび入って極楽でした。
一緒に行った人は会った回数は3回とかなんだけど、いつも2時間ぐらい濃い会話をしていて、イギリスから帰国のときにはいつも会おうよと声をかけてくれるのですが、今回はいきなり「旅に出る」とかでおもしろかった。普段あまりそういうことはしないので。しかも前々から予定していたというのでもなく突然決まって。そういうのもよかった。
翌日は松本のまちを2時間ほど散歩して、カフェでモーニングして、おおこれが松本城か、開智学校か、と言いながらひと巡り。なんとなくここは、文化度の高いまち、というイメージ。
都市計画・ランドスケープと法整備の話にはじまり、建築、アート、金融、家族、パートナーシップ、戸籍、茶の湯、能、比較文化論、宗教学、小説、物語、移住、移民、ロンドン、大阪、東京、英語、日本語、公共私などなど、ずーっと話していても尽きず、楽しかった。
またいつ会えるかわからないけど、次回の「雪かき」を楽しみに、じゃあねと別れ。
思い立ってパッと行くのはいい。軽やかでいたい。
次回はお店やさんのほうで行ってテント泊するのもいいなぁ!