千駄木の養源寺でひらかれていた「しのばずくんの本の縁日」に出かけました。
青空の下で本を選ぶ、本を通じて会話が生まれる、好きが言える、この本を届けてくれてありがとうが伝えられる。
伝えられた人たちもとてもうれしそうで。
いろんな幸せがここにありました。
本というクラシックな形式で、まだまだ無限に人間は楽しめるよ。
なくなったりなんかしない。
読書家でなくても、いろんな本に出会えるのは楽しいし、フードトラックも出ていて飲んだり食べたりもできて、音楽ライブも心地よくて、うっとりした時間が流れていたなぁ。
美しい秋の日。
古本と新刊の両方が出てるのもよかったな。
かつて生まれた本を今の独自の切り口で見せる人たちと、時代が求める本を今まさに生んでいる人たちと。こういう人たちが作ってるんだなぁ、届けてくれてるんだなぁと、お話して見えてくるあれこれ。
おすすめも愛にあふれてるし、実際いい本がいっぱい出てて、散財しちゃった。
でもわたし、小さい頃から本はなんぼでも買っていいことになってるから、いいの。
エルマガジン社さんで本を買ったら、「うち文庫本出してないんですけど、文庫カバー作りたかったので作ったのでどうぞ」と。
そういうの大好きですよ。
Meets Regional好きだし、滋賀の本を作ってくださってありがとうございますとお伝えできてよかった。
本屋さんが元気なまちに住んでてよかったなー。本屋さんだけじゃないか。
魚屋さん、肉屋さん、八百屋さん、お菓子屋さん、お総菜屋さん、パン屋さん、お寿司屋さん、飲み屋さん、床屋さん、金物屋さん、荒物屋さん、お風呂屋さん、宿屋さん、薬屋さん、畳屋さん、石材屋さん、履き物屋さん、、数えきれない。。
売り買いの原点、仕事の原点に暮らしの中で自然にふれられること。
わたし自身幸せだし、こどもにその環境を提供できていることが、完全に自己の満足だけど、わたしを支えてくれていると思う。
まちとまちの人に尽きせぬ感謝がある。