ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

片付け祭りレポート②

片付けに真剣に取り組むこと約1ヵ月。

日々EUREKA!!と叫ぶことばかり。

 

きょうはじめてうちに来た人が見たらめっちゃ散らかってると思うだろうけど、ビフォーを知っている人なら目を剥く美しさになった。

 

そもそもこの片付けの物語は、1月にかるたの大会で優勝した前後に体感した「身体と心のぴったり」からはじまっている。

話すと長いので割愛するけど、まぁ人生ぶんと言っていいぐらい、ほんとーうにいろいろあっての今なのだ。

 

妹がGWに片付けを手伝ってくれたとき、片付けをする上で大事なことをさまざまに伝授してくれた。

 

中でも、

・色

・Z軸

・8割

・メリハリ

・一軍とそれ以外

・既成概念から自由になり自分だけの快適さを追究せよ

は非常に役に立っている。

 

夜中に「えーん(ToT)」みたいな気分になったときによく、お世話になったスクールカウンセラーさんの「せいこさん、それは別にやらなくていいんじゃないですか」と「せいこさんはほんとうによくやってらっしゃる」をさかんに脳内再生させてるときみたいに、片付けのときのフレーズを妹の声で脳内再生することにした。

 

「いや、それはやばいで...」

「これはもうええんちゃうかぁ?」

「ねねは疲れてんねん、ほんまはきれい好きな人やって知ってるで」

など。

 

生き延びるために、よく生きるために、使えるもんはなんでも使う!!!

 

さらに妹からは、「片付けはどうですか、進んでますか。困ってることない?」「きれいになった部屋の写真送ってや」などの励ましのメールが数日おきに来る。

 

ありがたいことである。

 

きょうもアイロン台と収納グッズを買いに、仕事の後に上野のダイソーニトリと無印をはしごしていた。

 

無印でふと写真のイデーのバブーシュが目に留まった。

先日桐島かれんさんのお店で試したバブーシュが可愛くて、履き心地もよくて、買わなかったけど、バブーシュっていいなぁという印象が残っていた。

(その時の用事がまた片付けにめっちゃ関係あるのだけど、それはまた後日別途独り言する)

 

 

税込3,780円。

 

室内履きにこの金額出したことない。超高級品だ。

 

いつもはユニクロの800円のスリッパをボロッボロになるまで履き込んで捨てるわたしが、こんなものを買ったらあかんよね、と一瞬思う。

 

でも一応履いてみる。履くのはタダ。

 

……わー履き心地いい...。なにこれーぴったりやん!

 

そのとき気づいた。市販のスリッパはわたしには大きすぎるのだ。

女性向けでも25cmぐらいある。

わたしは22.5-23cmなので、大きいスリッパは実はとても歩きにくい。

ものによってはミッキーマウスの足みたいになる。

 

この狭い家の中でさえも、そういうものを毎日履いて歩くことが小さくストレスだったのだ。

でも「それしかない」ので履いていた。

 

このバブーシュは23-24cm。

そうか、こういうのが欲しかったのか、わたし!

 

もう一度値段を見る。

でも…他を探しに行く手間…気にいるかどうかもわからない…またここへ出直す手間…めんどう…めんどう...

 

......面倒!!!!!

 

色、どうする?

 

 

妹曰く「片付けは色」。

茶と白で迷う。

結局、床の色に近い茶をお買い上げ。

 

帰ってきて、買ったばかりのバブーシュを履いて台所に立ってお茶を入れてみる。なんと気分が良いことか!

そうか、買い物っていうのはこうするのか。

 

片付けとは「色」と「サイズ」と「性質」なのかもしれないなーと、今のところのキーワード。

 

またしてもEUREKA。例えばこういうことが日々起こっている。楽しい。

 

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