ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

願いを込めるコラージュ、秋分の日にお待ちしてます

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2018夏至のコラージュ

 

秋分のコラージュの会の前に、6月21日の夏至の日につくったコラージュをじっくりと見返してみました。(レポートはこちら。)

 

このときどんな状態で、どんな気持ちでつくったのだったか。

 

たしか、友だちの市民オケを聴きに行ったぐらいのときで、それでハーモニーとか、楽器とかが真ん中にきている。

プーシキン展のチラシは前々回の、節分のコラージュでも使っていたけど、全然切り取り方がちがっていて、この男女を友人同士に見立てて使った。

自分の顔をどこかに入れたかったのだけど、写真をそのまま貼るのではないなにかをと探していて、なんとなくぴったりくる女の人の振り向いた感じのイラストに★のシールをつけて。

全体的に黄色に惹かれていたこの頃。

 

「体が動けなくなっても歌い踊り続けよう。」

「ラジオ」

「それぞれの「気持ちいい」のかたち」

「HAPPINESS!」

「L'incontro(出会い)」

「釜茹上等!盗んでGO!」

「ーーもっと遠くへ。」

など、いつも決意を込めることが多いけれど、一つひとつワードも胸に沁みる。

多くのものが、「わたしは、その通りだ。わたしはそのものになっている」と今思える。

 

ちょうちょを3匹飛ばしたのは(羽がパタパタするように貼ってある)、変化の象徴として、そして画面に軽やかさを出したくて。

大きなざるそばや明太子のお茶漬け、自家製の何かを詰めた瓶や台所には、「食」への関心が見て取れる。お店ではたらくことも決まっていたので、量のボリュームのことを考えていたし、それから影響を受けて、自分でこつこつ作ったり、生活を整える楽しみもたくさんあった。

 

少し暗い右下の画面やモノクロの木の枝は、自分の中の夜の部分。大事にしている。

オリオン座を貼って、さらに先の秋や冬の季節も見据えている。

 

でもこのときからまた状況や状態は変わっていて、またぴったりのコラージュがつくれると思う。

今までお守りでいてくれてありがとう。

 

 

6月21日から一歩一歩あるいてきた道のりや瞬間を思い出して、あたたかい気持ちになるのは、この日、みんなの前で話して聴いてもらえたからだなぁ。

この日の場の光っていた、まさに「光景」、光さす部屋を思い出す。

「亡くなったあとも、思い出すのは笑顔ばかりでした」という感じに似ている。

 

 

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↑ 2015年ごろにZINEのためにつくったもの

 

願ってもよい。

ということをいろんなことが起こると忘れてしまう。

その願いに手を伸ばすことを阻むものを、そっと持ち上げて脇に置いてみたら、その下で本当に小さく優しく震えている願いはなんでしょう。

自分で自分をうれしくする、幸せにできる。ということを、わたし自身も確認したくて、光を他の人たちとも分かち合いたくて、この場をひらいています。

 

 

 

この会、節目を迎えている方にとっては特に、印象的な時間になるようです。

三時間半、じっくり話したり、書いたり、自分と対話しながら、時間をかけてつくっていく集約型のコラージュです。

 

未来が漠然としている方には、最初の一歩の光に。

道が見えている方には、自分自身とのつながりをより強く感じる土に。

 

今回は秋分の日につくります。

二十四節気のひとつ。昼夜の長さがほぼ等しい。お彼岸。天秤座のはじまり。

 

 

タイミング、お気持ち合う方のご参加をお待ちしております。

心を込めてガイドいたします。

 

collage-2nd.peatix.com

 

 

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↑ 2016年の年末のコラージュの会でつくったもの