ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

本気で読書会を主催したい方向け: 読書会のつくり方講座をひらきます

10/21に千駄木で読書会を主催したい方向けの講座をひらきます。

読書会のつくり方講座

 

「本気で」と煽っておりますが、ぜひこの機会に本気で考えてみてほしいな!と思って書きました。

 

★ ★ ★

 

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わたしは2014年〜2016年白山夜(はくさんよる)という読書会を営んでいました。

2014年に立ち上げるまでに、ワークショップデザインやファシリテーションについて学ぶと同時に、教える仕事もしていました。なので、ある程度の設計などはできたわけですが、それでも読書会というものがどのようなものなのか、どのようなプログラムが可能なのかは、実際に現場に行ってみないとわかりませんでした。

 

いくつかの読書会に行ってみて、主催している人に話を聞いてみて、どれもとても参考になるし、よい場なのだけれど、わたしがひらいてみたい場とちょっと違う...とどれに関しても思っていました。

 

そのあたりの気持ちをこのメッセージに込めて、ひらきはじめました。

 

立ち上げに協力してくれた相方さんが場所も提供してくれて、いつも応援し励ましてくれました。フライヤーも刷って、ホームページもひらいて、会う人会う人に「読書会をやるんだ」と話して。

 

「でもそれだけがんばってやって、誰も来なかったらどうしよう」とひらく前はびくびくしていたのですが、相方さんが「大丈夫、二人いれば場になるから!」と言ってくれた言葉を、今でも場をひらくときにはおまじないのように唱えています。

 

記念すべき第一回に、近所に住む一人の女性が来てくれたことを、ほんとうに昨日のことのように思い出します。彼女とはそれからずっと親しくしていますが、ほんとうに今も、そのときの丁寧な申し込みのメールの文面そのままの人です。この出会いはほんとうに宝物でした。もちろんその後来てくださった方からも、たくさん宝物の出会いをいただきました。

 

うまくいかないこともありますし、いろいろな事情や変化によって、結果的にこの読書会は仕舞ったわけですが、この場での経験は、何年経っても、幾度となく、わたしにいろんなことを教えてくれています。本気でつくったこと、やりきったことを、ほんとうによかったと思うし、場にも人にもとても感謝しています。

 

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そんなこんなをいろいろと書きましたが、、ともかくお伝えしたいことは、自分の動機から場をひらくことには、何にも変えがたい興奮と幸福があるということです。

 

自分の安心領域から出て(殻を破る)、自分の領域をストレッチする必要がありますが、ひらいてみたときに、自分の見たかった景色が、自力では至れなかった場所に展開されていることに驚く、というような体験でもあります。

一回だけの読書会でも、コミュニティとして存続していく読書会でも、同じようなことが起こるのではないかと思います。

 

 

もう一つは、読書会をひらいてみたいときには、「読書会に参加するのが一番」ということです。場は人。取り上げる本のジャンルだけではなく、進め方も場で大切にしていることも人によってまったく違います。

ぜひ、いろんな読書会に参加されることをお勧めします。

 

 

 

過去に何本か記事を書きましたので、こちらもご参考までに!

 

過去に配信したポッドキャストの中に、読書会を番組として収録したものがあります。
ご興味ありましたらぜひ聴いてみてほしいです。
 
「森の読書会」

 

 

10/21のつくり方講座はこんなふうに考えています。

 

[自己紹介] お互いのことをちょっと知ってみる
[解説] 読書会とは?
[体験&ふりかえり] 持ち寄り紹介型読書会
[解説] つくり方・進め方
[体験&ふりかえり] 感想シェア型読書会
[解説] つくり方・進め方
[解説] 企画の立て方
[ワーク] 自分の読書会を企画しよう
[発表&フィードバック]
[ふりかえり] きょうどうだった?

 

 

もしわたしの場にも興味をもっていただけましたら、ぜひいらしてください。

あなたらしい読書会を一緒に企画・設計していきましょう!

 

お待ちしています^^

 

dokushokai3.peatix.com

 

 

 

✴︎今後の予定です✴︎

 

10/7(日)杉並区男女平等推進センター講座 マンガから学ぶ「女性の働き方と両立支援」ーー「ちはやふる」から学ぶ「百人一首と競技かるた」

http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2018/09/28/103347

 

10/13(土), 11/4(日), 11/18(日) また行きたい!と思える場をつくるゼミ

http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2018/09/16/110234

 

11/21(水) 爽やかな集中感 競技かるた体験会

https://coubic.com/uminoie/174356

 

12/23(土) 自分の今とこれからを見つけるコラージュの会《冬至編》

https://collage3.peatix.com/

 

《随時》場づくりサポート個人セッション 

http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2018/07/18/124924