ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

子育ての何かの終わり

2017年11月20日の日記

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さっきラーメン屋で餃子つつきながら息子が、「『アルバイトしたらいいこと』を挙げていくゲームをしよう」などと言ってくるので、「オイコラ、33も歳上でアルバイト経験豊富なあたしに小学生がよう言うたな!」と完全にナメてかかっていた。

 

そうしたら、

「アルバイトの後にお疲れ様ってみんなでビール飲みに行くのが最高」とか、

「アルバイト先やお客さんで友だちができて仲良くなれる」とか、

「ごはん屋さんで働いてたら、常連のお客さんが、同じ職場の人を連れてきてくれて、あー美味しかったって喜んだら、紹介した人もうれしくなって、そういうのを見てるとこっちもやっててよかったなって思える」とか、

「疲れたときにアルバイト先の人ががんばれって励ましてくれるのがうれしい」とか、

どんどんいいネタを繰り出して来てびびった。

 

確かに息子は先月、近所の商店街で半日お店屋さん体験をする授業のため魚屋さんで働いてた。でも、それだけじゃないものが息子の中に蓄積されてきて、今まさに表現されているという感じがした。

 

人とのつながりの中で自分が生かされている、人に喜ばれていることがうれしい、愛し愛されている、という確かな実感があるのだな。

働くことの本質が見えている。すごいなー。

 

わたしはもうネタが尽きてきて、「アルバイトでコツコツがんばってたら、"○○くん、正社員にならないか"って言ってもらえる」など苦し紛れに言ったら、「正社員って何?アルバイトとどう違うの?」と息子に質問されてまともに答えられず。内容もひどすぎる。

けっきょく20ネタずつぐらい出たところで、わたし完敗でした。まじか。

 


なんでそんなにいっぱい出せるの?って聞いたら、「企画者だから当然なんだよ」と言われた…。キカクシャ…!!(◎_◎;)

 

子育てのうちの何かが終わったという感じがしました。その何かが終わるごとに関係性が変わっていく感じ。

 

これからもこの人といるのが楽しみだなー

「キャリア教育」とかわざわざしなくても、今ある環境で良さそうかも。

 

 

 

 

2018年11月1日の日記

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ここのところモヤモヤすることがあって、きょうはついにこのままじゃ眠れん!あしたの仕事にも差し支える!てとこまできたので、頼みの綱、息子(小4)に聴いてもらった。

 

わたしが瀑布の如く話しまくるのを息子はただじっとまるごと聴いていて、その聴き方にびっくりした。

 

さらにわたしがひと塊を話し終えて息をつくタイミングで、「ああー、うーん、そうか、すれ違ってるんだね」とか「それはもうやりたくないんだね」とか「解読しようとする気持ちも持ち続けてるんだね」とか、めちゃめちゃ共感たっぷりの要約や返しをしてくれた。

 

息子にしてみたらまったく知らない単語やまったく経験したことない出来事や感情や感覚の話なはずなのに、話したわたしはすごく共感して理解して聴いてもらえた感じがして、ありがたかった。開放されたり、認められたり、やっぱりわたしはわたしでいいんだって思えた。

 

ありがとう、まじ助かったよーと言ったら、
「まぁこういうのよくあるし。話聴くの好きだし、聴いて自分なりに返してあげて、相手から話してよかったって言ってもらえるとうれしいんだ」……って!!!

 

わたしの子育てのけっこう大きな部分がまた終わったと思った。あとはわたしは自分が健康で息子に迷惑かけず、がんばってお金を稼ぐくらいしかしてやれることないや。

 

いやーここまでほんとよくやってきた、わたし。
そしてよく自分を信じて生きてきてくれた、息子。

 

ギフトが多すぎて大きすぎて抱えきれないこの頃。