ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

奇想を競う!

息子が行きたいと言っていたので、「奇想の系譜」展に行きました。雨で寒いからか、チケット売り場も展示も並ばずに観られました。

 

 

▼ジュニアガイド楽しい。見所をパッとおさえられるので大人がありがたい。


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いやー楽しかった!

 

動物いっぱい!物語いっぱい!大きい!小さい!カッコいい!こわい!かわいい!きれい!細かい!キモい!などなど。

シンプルな感想しか出てこな〜い。

とにかくスカッとする展覧会。

 

久しぶりにオーディオガイドを借りずに観ました。たまにはこういうのもいいな。

 

 

▼こどもにはこういうボードを貸してくれる。「おえかきせんせい」みたいなやつ。


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▼わたしも描いてみた。この日はこれ一枚だけ。珍しい。


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若冲の象と鯨の絵はMIHO MUSEUM(滋賀)が所蔵していると、知らなかった。実はまだ行ったことがない。

びじゅちゅーんでおなじみの洛中洛外図も生で見られたり。

 


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今回紹介の江戸絵画の8人がフィーチャーされたのも、1970年の辻惟雄さんという美術史家の研究が元になっているそうで。

つまり若冲国芳も比較的最近に発掘され光があたった画家たちだったんだですね。こういうこと、これからもたくさんあるんだろうなぁ。

歴史を積み重ねながら、歴史を解き明かし続ける人類。

 

 

雨の夜の上野公園も好きです。


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