きのうりぼん展に行ったときに、そういえば一昨年ぐらいにLaLa展があったなぁと思い出しました。
ブログの記事にはしていなかったので、遅ればせながら記録しておきます。
(2018.8.2)
きのうLaLa原画展に行ってきました。漫画の原画ってこんなに美しいんだってことにまず感動。「次号はなんと巻頭カラー!!」って言われても、あの頃は「あ、そーなんだ 。きれいだね、うん」ぐらいにしか思ってなかった。こんなありがたみのあるものだとは !
漫画の担当さんいいな…。
成田美奈子先生と清水玲子先生がやっぱわたしの中では、美しいってこれだぁ~!みたいな感覚をゆっさゆっさとされました。
もちろん、懐かしいなオイ!!って気持ちも爆発して、「エイリアン通り」「荒野の天使ども」「Z -ツェット」の前で、うわーぎゃーとか声もれてたけど、隣の人も涙ぐんでたり、友だち 同士できゃあきゃあ言ってたりしてて、あーいいよね、こういうのね。姉を連れてきてわ ぁわぁ言いたかったな。
一番好きだったCIPHERもそうだし、シニカル・ヒステリー・アワーもだし、大島弓子の綿の国星とか、なんか80年代のLaLaは、すっごい自由だった。現実世界では、小学校高学年から中学生で、友人関係だの、勉強だの、家庭のごたごただのがキ ツかったわたしにとって、すごくありがたい存在でした。
あらためて、ありがとう、LaLa。今は「夏目友人帳」しかわかんないけど、これからもがんばってください!
ということがありまして。
LaLa展にあまりに心揺さぶられたので、成田美名子先生の「CIPHER」を一気読みして、語る会をやったのでした。
これ、ほんとやってよかったなぁ。
アニスは、それまでの「少女漫画」の枠では見たことがないキャラクターだった。
「アイドル」にきゃあきゃあ言ってる彼女の周りの女の子たちと違って、サイファともシヴァとも、人間として付き合っていたし、自分の考えをもっていて素敵だと思った。
日本の学校とあまりにも違う、大人扱いされている感じ。
自分が選択してよいという自由。選択しなければならないというシビアさ。
親子関係の対等さもまぶしかったなぁ。NYという設定も、とにかく何もかもが遠くて眩しくて憧れだった。
今も大好きな漫画です。
Information
自分の好きなもの、好きなことをみんなにシェアする、みんなで愛でる会、読書会、勉強会など、イベントの企画・設計・進行・宣伝のご相談承ります。
個別セッション 30分¥5,400/60分¥10,800
対面またはZoomにて。
お問い合わせはこちらへ。