ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

個人美術館の愉しみ

個人美術館とは

画家や芸術家個人をフィーチャーした美術館。

所縁のある土地に建っていて、邸宅を改装しているものも多い。

 

20代の半ばごろに友人が個人美術館の良さをアピールしてくれたおかげで、自分の暮らすまちや旅先で、個人美術館を訪ねるのが楽しみになった。

 

公共性はありつつも、全く異なるアーティストの異なる作品が入れ替わりながら展示されていく美術館とは違い、ある個人にフォーカスして、ただひたすら再解釈、再編集をし続ける場所。

白い壁、白い床、白い天井、会期中のみの施工になる美術館とは違い、その空間に蓄積していく時間、経験。

 

なんといってもその芸術家が生きた土地の風土にふれながら、人生を知り、作品に出会い直せるのがいいところだ。

このような地形、歴史、文化の土地で日々を営み、創作活動をしていたんだなぁと体ごと感じられるのは貴重だ。

当時の景色や街並みはどのようだったのだろうと想像するのも楽しい。

 

どれだけインターネットを検索しても関連書籍を読んでも、目にとまらなかったことに、なぜか個人美術館で出会うことも多い。

それは新しい情報や知識を得るというのではなく、ここだからこそ、今のわたしだからこそ出会えた大切なものという存在。

このときの「!」という感じを、わたしは大切にしている。

 

 

わたしが館巡りの際に参考にしている書籍。

 

▼大竹さんの本は2009年発刊と少し古いので、データは変わっている可能性はあるが、読み物として素晴らしくて色褪せない。いつか訪れたい、と思わせてくれる。

  

 

▼以前お仕事でご一緒した増山さんの本は、個人美術館や小さな美術館を含む、さまざまな東京の文化芸術施設のガイドになっている。温度のある紹介文や見所が添えられていて、ぱらぱらと眺めるだけでも楽しい。

  

 

▼これからの美術館の展覧会を確認する用に。でも博物館や小さなギャラリーまでは網羅できないので、日々のチラシ収集やSNSでの情報集めも多い。

 

 

 

▼このスマホアプリが秀逸!!

eplus.jp

 

 

今年行ってみたい館

去年の後半から今まで、

泉鏡花記念館

一葉記念館

・田端文士村記念館

横山大観記念館

早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館

・神奈川近代文学館

・文化学園服飾博物館

などなど、よい館との出会いがたくさんあった。

 

今年わたしが行きたいのは、このあたり。

・旧江戸川乱歩

川端龍子記念館

・郵政博物館

たばこと塩の博物館

・浜松楽器博物館

 

東京以外も、日本以外も、行くぞ!!!

 

 

f:id:hitotobi:20190914103815j:plain