ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

書籍『スケープゴーティング』ほか 〜集団心理を学ぶ

以前調べものの関係で読んだ本が、新型コロナウィルス感染症に対する社会の反応を理解するのに役に立っている。

 

 

 

なんの因果関係もない人が責められたり排除されることなんて、普通に考えたらありえないわけだが、実際には起こる。

 

集団心理、心理に基づく行動を学ぶことで、望まない選択をしなくて済む。

からくりがわかれば不安なもの、怖いものが減る。

自分の生きづらさを理解できる。

人生を他人に奪われない。

 

社会の構成員としての義務と責任は一人ひとりにあるとしても、
「あの人のせい、この人のせい」「この人を罰すればどうにかなる」ほど簡単ではない。

意志というあやふやなものや、強い言葉のスローガン、脅しでは、根本的な解決は難しい。

 

場をつくる、複数や集団の人間とのあいだに機会と関係をつくるわたしの仕事では、理論、体系、構造、機構、制度を学ぶことが欠かせない。

同時に個別具体を見る。丁寧に聴く。

その行ったり来たりを愚直に繰り返していく。