〈おうちで映画を観にいこう〉第三弾ひらきます!
気になってはいたけれど、観るタイミングを逸していたという方も多いのでは?
どこの地で生まれたか、どんな民族に生まれたか、どんな両親から生まれたか。
文化、風習、言語。
誰しもその人固有のルーツと血を持っています。
観る人の中には、自分のルーツを思い起こすかもしれません。
あるいは、サーミに人類学的な興味関心を寄せる気持ちをもって、観続けるかもしれません。
そのコミュニティから引き千切れるように脱出し、自立していく一人の少女の成長を見守る気持ちとのあいだで、葛藤するかもしれません。
観終わったときに残る風景、感情はどのようなものでしょうか。
遠い国の話のようで、日本で起こっていることでもある。
閉鎖的な(疎外された)コミュニティで生きるしんどさや、そこからの自立をはかる物語には普遍性があります。
映画『アナと雪の女王2』に登場するクリストフや、架空の⺠族「ノーサルドラ」のモデルになったと言われるのが、サーミ。
大きな映画『アナ雪2』と小さな映画『サーミの血』の行き来もまた、おもしろいトピックでしょう。
ご参加お待ちしております!