ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

〈お知らせ〉5/22 おうちで映画を観にいこう #3 『サーミの血』

〈おうちで映画を観にいこう〉第三弾ひらきます!

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気になってはいたけれど、観るタイミングを逸していたという方も多いのでは?

 

どこの地で生まれたか、どんな民族に生まれたか、どんな両親から生まれたか。
文化、風習、言語。
誰しもその人固有のルーツと血を持っています。
観る人の中には、自分のルーツを思い起こすかもしれません。

あるいは、サーミに人類学的な興味関心を寄せる気持ちをもって、観続けるかもしれません。
そのコミュニティから引き千切れるように脱出し、自立していく一人の少女の成長を見守る気持ちとのあいだで、葛藤するかもしれません。
観終わったときに残る風景、感情はどのようなものでしょうか。

遠い国の話のようで、日本で起こっていることでもある。
閉鎖的な(疎外された)コミュニティで生きるしんどさや、そこからの自立をはかる物語には普遍性があります。

 

映画『アナと雪の女王2』に登場するクリストフや、架空の⺠族「ノーサルドラ」のモデルになったと言われるのが、サーミ
大きな映画『アナ雪2』と小さな映画『サーミの血』の行き来もまた、おもしろいトピックでしょう。

 

ご参加お待ちしております!

 

※UPLINKのオンデマンド配信を同時再生して、鑑賞後にZoomで感想をシェアする会です。UPLINKや映画業界の応援にもつながります。

 

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