ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

鳩森八幡神社薪能 鑑賞記録

何年も行ってみたかった薪能

初めての薪能鳩森八幡神社薪能

ほんとうは5月に開催の予定だったのが、感染症流行により延期されて、10月というタイミングに。

朝から雨だったのでヒヤヒヤしていたけれど、開始2時間前にさっと上がって、気温もそれほど下がらず、絶好の薪能日和に。

ヒヤヒヤといっても、よほどの荒天でなければ、基本催行されるものらしい。
神事ですね......。

実施はされるとしても観る方はそれなりに装備が要るので、どうなるか?と空を見上げながら考えていた、ということです。


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虫さんがひとり鳴いていてくれて、お囃子に音色を添えてくれたり、薪のはぜる音や燃える匂い、火の粉がはらはらと舞う様なども雰囲気たっぷりで。

平曲 竹生島
狂言 附子
能  経政

美しかった。
ただただ、美しかった。
シテ方の櫻間右陣さんの線の細い感じと、若く美しくて亡くなった経政のイメージが重なる。

ほんとうは美しいものを愛でていたかったのに、"戦い"に駆り出されてしまった人たちの悲哀を思う。
だれもが自分の幸せに添って生きられますように。

附子は、もう何度も観ているけれど、やっぱり笑っちゃう。サイコー。
狂言にももっと注目していきたい。

お能を好きになってくれた友人たちと、たっぷりと分かちあえて、ほんとうにいい夜でした。

 

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