ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

展示「日本で出会う禹那英(ウ・ナヨン)の韓服物語」 @駐日韓国大使館 韓国文化院 鑑賞記録

駐日韓国大使館 韓国文化院で開催中の『韓国イラストレーター 紹介展 日本で出会う禹那英の韓服物語』に行ってきた。

https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=6552

 

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韓国文化院とは、韓国文化の総合窓口の役割を担う、韓国の在外政府機関。四ツ谷四丁目にある。

www.koreanculture.jp

他国の類似の機関として、

イギリス: ブリティッシュ・カウンシル
イタリア: イタリア文化会館
ドイツ: ゲーテ・インスティチュート
フランス: アンスティチュ・フランセ

などがある。

 

何も前知識はなかったが、いつかどこかで見たこの展覧会のポスタービジュアルに惹かれたのと、イラストレーションの最前線や制作過程なども見られる期待があり、行ってみた。

 

 

展示会の紹介動画。

youtu.be

 

この展示会のメッセージは3つ。

1. 韓国のイラストレーター、黒曜石こと禹那英さんを紹介する

2. イラストレーターという職業について、あらためて光を当てる

3. 禹那英さんがイラストレーションに採り入れた韓服(Hanbok)を紹介する

  

禹那英さんは、韓服というモチーフやデジタルドローイングを通じて、伝統と革新、西洋と東洋を超える試みをしている。

会場に流れているインタビュー映像。
イラストレーターは、好きや上手さだけではやれない職業」と語る。


必要な資質として、

・クライアントとのコミュニケーション能力
・デジタル作業能力
・表現を追究し考え続けるタフさ

を挙げる。

わたしの周りのイラストレーターさんを思い浮かべても、確かに、と思う。

 

「日常の中で自分なりの新しい視覚でものを見る。特別に見える瞬間があれば、それをとらえ、表現することが大事」

これはどの職業にも通じる話だろう。

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韓服の展示も少し。

色とラインが美しい。その民族に一番似合う服。

韓服とは:https://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/AKR/AK_JPN_4_3.jsp

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韓服その美しさをイラストにしてさらに拡張し、濃縮して表現し、インターネットを通じて、もっと遠くとつながろうとしている。

作品はミュシャの絵画のような装飾性も魅力。


禹那英さんのイラストをたっぷり味わいながら、韓服についての知識も深められる本。民族衣装好きな方にはたまらないし、これがあれば韓流ドラマ(歴史物)を観るのがもっと楽しくなりそう。

 

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韓国文化院の4階にあるサランバンと庭園。ビルの中にこんなものがあるとは!

サランバンとは:駐日韓国文化院 Korean Cultural Center

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普段はこのような小さな展示の情報まで入ってくることは珍しいので、たまたま出会えてラッキーだった。

 

 

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