久しぶりに東京国立近代美術館の夜間開館に行ってきた。
#MOMATコレクション特別編 は前期(7/18まで)と後期(7/20-9/26)で展示替えがございます。日本画や写真作品は、大きく入れ替わりますので、お見逃しなく。4階ハイライトの横山大観《生々流転》は巻き替えがあり、後半部分が登場します。展示作品リストはこちら💁♀️https://t.co/65VF1rYmpF pic.twitter.com/fo4uZaUMIK
— 【公式】東京国立近代美術館 広報 (@MOMAT60th) 2021年7月15日
外の明るさは鑑賞にはほとんど関係ないのに、やはり夜、日が暮れてから美術館に行くのはいい。特別な感じがする。
今回のおめあてはこちら。横山大観の「生々流転」。
#MOMATコレクション特別編 1室ハイライトでは、横山大観《生々流転》1923年(重要文化財)を展示中。流転する水の一生を描いた超大作で、なんと全長40メートル。長すぎて一気にお見せすることができず、前期(7月18日まで)と後期(7月20日ー9月26日)で展示箇所が異なります。お見逃しなく! pic.twitter.com/0QJG4LRKFE
— 【公式】東京国立近代美術館 広報 (@MOMAT60th) 2021年7月1日
川端龍子記念館の企画展で観た「逆・生々流転」。龍子から大観へのオマージュ。オマージュなのに「逆」とは、これはいかに。反骨精神か?
龍子と大観の関係を知りたいなぁと思っていたら、山種美術館の川合玉堂展で謎が明らかになる。
一つ前の企画展「院展時代の川端龍子」で二人の関係がもっとよくわかった。
これは「元ネタ」、大観の「生々流転」も観ねばと思っていたところ、素晴らしいタイミングで今回の公開となった。ありがとうございます。
龍子の側に立って見ていると、大観は頑固親父に見えるけれど、やっぱりこれはすごかった。この長さで作品をつくろうと思うところが、まず凄い。
常設展やコレクション展の愉しみは小学生のときからたぶん知っていた。
「いつ行ってもいてくれるあの作品」「展示替えでまた会えたあの作品」ていいよね。
他所の美術館の企画展や回顧展でまた会ったり。「あ、あなたここに来ていたの?」とか。作品と仲良くなれる。