2021年 冬至のコラージュの会、開催しました。
https://collage202112.peatix.com/
北半球では一年で最も昼間の時間が短くなり、夜の時間が長くなる日。
陰が極まる。
不安なことやうまくいかないこと、なにとはなしに気分が落ち込むことも、天体の運行に左右されていることもあるのかも、と大きく捉えてみる。
とりあえず明日からは陰から陽に転じていくのだからと言い聞かせてみる。
参加してくださったのは、今回も含めて3回以上参加してくださっているリピーターさんばかりでした。ありがとうございます。
・一年のふりかえりに。来年を望みに。
・この3ヶ月、半年、1年の自分の変化を感じに。
・ただただ、このコラージュの場が楽しいから。
それぞれの動機で集ってくださいました。
2ヶ月前に告知を出したらすぐに申し込んでくださった前のめりな方も。変化の激しいときなのだそうです。そういう時期、ありますよね。
進め方は前回とほぼ同じ。もちろん起こることは今回限り。
「気になっていること」について話したり聴いたり、分かち合いました。
私が話をした後、ペアになった方からいただいたフィードバックはこんな感じ。
「話を聴いていて、もどかしさを感じた。世界に対して、自分に対して。自分の力不足を感じながら、でもできることはまだあると思っている感じ。自分なりに満足もしていることを点検しながら。自分がどう向き合い、世の中にどう出していくのか、表現に変えるのか、方法を見つける、生き方を見つける.....そんなことを感じました」
話の中から、これだけのことを汲み取っていただけて、ありがたいです。
このようなやり取りをZoomのブレイクアウトルーム機能を作って2人ずつやってもらいました。その経験、どうだった?も共有しました。
制作に入る前に、今回初めて詩を朗読してみました。
たまたま新聞で見かけた谷川俊太郎さんの「終わりと始まり」という詩です。
この時間を挟むことで、少し時間の区切りを持って、制作に入っていきました。
みなさんの作品(一部)
感想を伝える側にも発見やインスピレーションがもらえます。
わたしは今回はこんなものが出来上がりました。
春分までの3ヶ月、壁に貼って毎日眺めながら過ごしていきます。
最後のふりかえりでいただいたコメントを紹介します。
・参加できて本当によかった!
・コラージュの会が大好き!
・何を作るのか自分でもわからないまま来たが、こんなん作ったか!と自分で驚いている。でもできたものを見ると「わたしこうだわ」とも思う。
・言葉で書くと綺麗になっちゃうところが、コラージュはえぐさも視覚的に表現できる。いろんな状態の人たちがいる中で、いろんな状態の一つとしてこのえぐさを出せるのがありがたい。楽しく昇華される。
・お互いに鑑賞するのがやっぱり楽しい。そんなふうに作れるんだ、見られるんだ、と発見がある。
・重大なことがたくさんありすぎた一年だったので、素材を集めながら何ができるのか全くわからなかった。ちゃんと整理できていないと思っていたけれど、できたものを見て、皆さんからコメントをもらって、前向きに捉えられてるんだな、なんとかなるんじゃないかって気がしてきた。読んでもらった詩の影響もあった。冬至を過ぎたら、これから良くなっていくんじゃないか。
・制作前に二人一組で話す時間があったから、やっぱりこれを作ってみたいと思えた。
・コラージュは一人で作ってみることもあるが、みんなで扱ってもらえるのはありがたい。
・作るのも楽しいけれど、人の作品を見るのもおもしろい。(このモチーフや色は)こういう意味?と聞いたり、聞かれたりするのがおもしろい。
・今回は自分では不完全燃焼な感じがするので、もう一枚作るかもしれない。
作品が皆さんの日々のお守りに、インスピレーションの源に、自分に還る時間のきっかけになってくれますように。
ご参加ありがとうございました。
またご一緒するのを楽しみにしています。
さらに翌日、うれしいことがありました。
満席のためにご参加いただけなかった方が、「同じ時刻に自分でも作ってみました」と、作品の写真を撮って送ってくださいました。離れていても同じ時間、同じ体験を共有できていたんですね。
こちらの方へも、ありがとうございました。
次回は2022年3月21日(月・祝)春分の日に開催します
その後は、
夏至:2022年6月21日(火)
秋分:2022年9月23日(金・祝)
を予定しています。
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