本『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』和田靜香/著(左右社)
映画『香川1区』を観たあと、本屋に寄って帰り、一気に読んだ。
和田さんの選挙日記はnoteで毎日読んでいたし、小川淳也さんの青空対話集会もインスタライブもぜんぶ追いかけていたけれど、こうして一冊の本になることで、何度でもあのときのエネルギーに触れられるのはとてもありがたい。
もちろんそのまま本になったけではない。加筆修正されているし、写真も増えているし、なにより本としての編集が入って、意味づけが加わっている。
「あれはなんだったのか?」に一人ひとりが読みながら考えられるようになっている。
取り組むと決めるから対話を欲するし、対話するから共に作りたくなる。
和田さんは「これは民主主義の記録だ」とおっしゃっていた。そう思う。私達がまだ見たことのなかった民主主義の一つの形。
▼選挙日記の元はここでも読めます。本は大幅に加筆されています。
▼和田さんの前作。
▼『香川1区』初日初回に観たけれど、まだ感想が書けない。(あら、なんとなくビジュアルが『水俣曼荼羅』と似てんな......。)