『たけくらべ(若い人の絵本)』樋口一葉/著, 岩崎ちひろ/画(童心社, 1971年)
この記事を書いているときに知った絵本。
いわさきちひろの挿画、やはりよかった。
いろいろ本や絵で表現されているけど、一葉が今見たら一番気に入るのはこれじゃないかな。
欲を言えば、1971年初版の本なので、今の時代に合わせた解説文を添えて、改訂新版出してほしい。
毎晩少しずつ音読してみた。
目で追っていただけではわからなかった細かなディテールが立ち上がるようになって驚いている。現代語訳もあるのだけど、あえてここは原文をたどってみる。
もともとは和歌の人だから、音で一番美しいように物語を描いていたのかもしれない。
夏子さん、127年後の人間もあなたの文学を愛していますよ!
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2020年12月著書(共著)を出版しました。
『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』(三恵社)