早稲田大学演劇博物館で『近松半二 奇才の浄瑠璃作者』を観た記録。
うーん、楽しみにして来たけど、本(正本)の展示がメインで、文楽人形や珍しい文楽の錦絵、興行ポスターや舞台の写真パネルは観られてよかったけど、近松半二の「奇才」ぶりはあんまり展示からはわからなくて残念だった。
人形浄瑠璃作品を60余りも作った時点で「奇才」なのかもしれないが。
本人についてはあまりわからないことが多いらしいが、それならそれで、作品分析から見えてくることなどについて知りたかったな。当時の大衆演芸としての文楽とか、カテゴリー、時代背景、作風、など。
そういえば最近あまり文楽を観に行っていなかったので、少し予習をしてから観に行ってみようかな。また違うものが見えるかもしれない。
これも行ったことだし。
常設展示をパトロール。
京マチ子の部屋では市川崑の『鍵』を上映中。時間合わせて全部観たかったなぁ。
スピルバーグの『ウエストサイドストーリー』のポスターが追加になっていた。NTライブの『ロミオとジュリエット』パンフレットもあった。3F廊下ではワヤンの展示。
橙子猫(orange cat)のドライカレーとアイスコーヒー美味しかった。
*追記* 2022.6.21
これを読むとよさそう!
『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』大島 真寿美/著(文藝春秋, 2021年)
大島真寿美さんの小説の書き方の話がメインだったけど、おもしろかった。高校生からの質問に答えていく形式。
_________________________________🖋