あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
すっかり告知を出すだけのブログになってしまいましたが、今後の運用もいろいろと考えているところです。これまでのような鑑賞記録をつけるブログからは変更していく予定ですが、そうこうしているうちにあっという間に一年が経ってしまいそうな気がします……。
さて、本日は新年一つめのイベントのお知らせです。
パブコメの書き方講座 〜「緊急避妊薬のOTC化(薬局販売)」のパブリック・コメントを出してみよう
👉詳細・申込 https://publiccommentotc.peatix.com/
これから私がさらに取り組んでいきたいこととして、「声をつくる、声を届ける、そのために学ぶ」があります。本質は「自分の思いや考えを自分の言葉で表現する」で、これまでと変わりありません。パブコメはその一つの手段です。表現です。課題はあるかもしれないけれども、広く開かれた手段です。
そして緊急避妊薬のOTC化は人権に関わるテーマです。私個人としては一日も早く実現してほしいと思います。でもこのイベントはそのような推進の主張を書いてほしいと求める場ではありません。なぜならパブコメ自体が賛成か反対かの二択を迫るものではないからです。
求められているのは、「あなたの考えを書いてください」です。あなたの立場から、経験から、あなたの言葉で書く。そのときに現状を知り、現状の課題を知る。自分の経験を振り返ることになる。 エネルギーの要る作業です。どんな分量であっても自分で書くのはエネルギーが要る。だから意味がある。
講師、ゲストの産婦人科医、厚労省職員の方々は、どなたも「推進か反対かの前に、まずは知ることが大切」というイベントの趣旨に賛同して登壇してくださいます。推進の主張を明確にした言論は既に多くあります。オンライン署名などもあります。それとはまた異なる温度、異なる立ち位置からの場です。
パブリック・コメント自体があまり知られていないと思います。
きょう話した方はご存知なかった。でもいい質問をもらいました。
「無記名だと訳わからないものもあるはず。どれを意見として取り上げるのか、どういう基準か」
「新聞でよくアンケートしているものと同じなのか」
まさにそこのところ、当日講師と厚労省職員の方からお話が聞けます。
この社会ってそうなってたんだ!とまた一つ知る機会になると思います。
ご参加お待ちしております。
講師の阿真京子さんが綴ってくださった、この取り組みへの思いです。
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鑑賞対話の場づくり相談、ファシリテーション、ワークショップ企画等のお仕事を承っております。
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共著書『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』(三恵社, 2020年)