ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

〈お知らせ〉国立映画アーカイブ主催「こども映画館 2024年の夏休み★」の参加型企画のファシリテーション

国立映画アーカイブ主催の「子ども向け鑑賞プログラム こども映画館 2024年の夏休み★」にて、期間中2日間の参加型企画のファシリテーションを務めます。

https://www.nfaj.go.jp/exhibition/kids-cinema2024/#section1-1

チラシPDFはこちら

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7月26日(金)と8月3日(土)上映後にはこども参加型企画も開催!

★ 7月26日「感想を話し合ってみよう」
一緒に見た人たちと、いろんな見方を共有し、理解を深めます。

★ 8月3日「弁士をしてみよう」
登場人物や動物たちになりきって、みんなでセリフをつけてみよう!

ファシリテーター:舟之川聖子
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〈こども映画館〉は、毎年、申し込み開始からすぐに満席になる人気の企画です。
中学生以下のお子さんが周りにいらっしゃる方、申込日時等をチェックしてぜひお越しください!

私も自分の子どもが小さかったときに活弁と生演奏付きのサイレント映画を見に来たことがありました。そのときの作品は『キートンの大列車追跡』で、たくさん笑って帰り道も感想を話しながら帰って、とても楽しかった思い出がありますので、今回こうしてお仕事として関われてとてもありがたく思います。

国立映画アーカイブとしては、これまで来場者向けに映写室ツアーなどは行っていましたが、今回のような映画そのものに対する参加型企画は初めてということで、私は企画の立ち上げ段階から関わらせていただいています。

昨今、来館者の参加を促す取り組みが多くの公的教育施設や文化芸術施設で行われています。作品を上映してハイ解散というだけではなく、双方向の動きが起こったり、場の中で交流が生まれるような企画が注目されています。

今回の2日間の様子は映像で記録されます。類似の取り組みを検討している自治体、団体やグループの参考になればということも企図されています。

この通りにしたら成功するということではなく、これはあくまで一例であり、「こんなこともできますよ!」とか、「あなたの地域や周りの人たちともっといろんなアイディアが出ますよ!」ということがお伝えできればというのが、一緒に企画している方々との共通の願いです。

そのような形で自分のお仕事の広がりを与えていただけるのも、大変ありがたい機会です。

なにより主役である子どもの人たちに喜んでもらえる時間にしたいと、みなさんであれこれ考えています。

当日会場でお会いするのを楽しみにしております!