初めて文学フリマに行ってきました。
文学フリマとは、
文学フリマは「自らが<文学>と信じるもの」を自由に販売するフリーマーケット形式のイベントです。小説・評論・俳句・ノンフィクションなど様々なカテゴリの作者が集います。
プロ・アマ問わず。同人誌・商業誌、個人・出版社・文芸サークル・短歌会・句会・同人など。(公式HPより)
友だちが「有象無象」という本を出しているのと、Twitterで見かけたヴァージニア・ウルフ本と、田房永子さん責任編集「エトセトラ」めあてで行ったんですが、思いがけずたくさん連れ帰ってしまった…。
活字と紙と本が好きというのもあるけれど、中学の頃の京都のコミケを思い出して懐かしかったっていうのが大きい。当時はコスプレとかなくて、文芸部と漫研と美術部みたいな、ほんとこんな感じだったのです。
この、ゲットした本を見せっこしたくなる感じも、すごいコミケっぽい!
この話は以前配信したポッドキャストの
http://doremium.seesaa.net/article/451594678.html
10. コミケの話(56'47")
でしてるので、よかったら聴いてください〜
友だちが出店してなかったら、文フリの存在を知りもしなかったので、こうして再会させてもらえて感謝だなぁ。
出店者さんらとたくさん話して、「そんな世界があるんですね!」という発見があったり、「そこが興味関心のはじまりだったんですね!」「そこが萌えポイントなんですねぇ」というやり取りがまた楽しい!
夜になってTwitterやFacebookを見ていたら、実はあの人もあの人も出店していた!ブースに行けば会えた!お話できた!みたいなことがあとでわかって、ぎゃー(ニアミス)となっていたけど、まぁ初回だからこんなもんだ!
膨大なブース数なので、お目当てのもの以外は何を見れば、、と目が泳ぐのですが、そんな方のために見本誌コーナーが用意されているあたり、さすがのキャリア。半年に一度の開催で、東京だけでもう28回を数えるそう。
ものすごくたくさんの人の表現熱に当てられて、1時間くらいでもう退散!
年に一度出店してきた不忍ブックストリートの一箱古本市もエネルギー交換がすごいけど、ここは自分で作った本を売ってるわけだから濃さが違いますね、やっぱり。
好きとか愛とかしかない。
わたしのおしごと的には、今人々がどんなことに関心を向けているか、どんな手段で表現しているか、どんな手段でつながりをつくっているか、どんな場がつくられているか、何が人を突き動かしているのか、などを自分もそこに飛び込んで体験しながら、見てました。
こういう日々の体験が"表現と鑑賞に橋をかける場をつくる仕事"に生かされたり、わたし自身の表現となって循環していきます。
きょうもありがとう、世界。
友だちと合流して、めっちゃうれしそうなわたし。後ろの人のあたまがかぶっておもろいことになってる。
★次回の文フリ東京開催は、2019年11月24日(日)東京流通センターにて