ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

言葉

映画『タゴール・ソングス』鑑賞記録

『タゴール・ソングス』を観てきた。 tagore-songs.com こんなブログも書いて楽しみにしていた。 hitotobi.hatenadiary.jp でも感染症流行で公開が伸びた。〈仮設の映画館〉での上映もはじまったけれど、どうしても映画館で観たくて、タイミングを待っていた…

〈レポート〉5/26『パンデミックを生きる指針』を語ろう

ウェブ記事を読んで感想を話すイベント、『パンデミックを生きる指針』を語ろうをひらきました。 hitotobiselection2.peatix.com 当日の準備として いろんな記事を読みました。 ウェブ上で観ただけのもの、映像で観たものも合わせると、数えきれません。 3月…

〈お知らせ〉5/26 ひととびセレクション#2 『パンデミックを生きる指針』を語ろう

5/26(火)の夜、ウェブ記事を読んで感想を語る会をひらきます。 hitotobiselection2.peatix.com 次の3本の記事を扱います。 1. 藤原辰史『パンデミックを生きる指針ー歴史研究のアプローチ』https://www.iwanamishinsho80.com/post/pandemic2. 根本美作子『…

〈レポート〉カミュ『ペスト』を語ろう

カミュ『ペスト』を語ろうという場をひらいています。 4月中旬に1回目をひらき、2回目以降はリクエストにお応えする形にして、ここまで4回開催しました。 talkaboutpest4.peatix.com なぜ『ペスト』を語る場をひらこうと思ったか わたしが『ペスト』が話題に…

〈レポート〉ファシリのお仕事「スペイン語学習について話そう!」

スペイン語学習について話そう! という会のファシリテーションのお仕事をさせていただきました。 主催は、日本とスペイン語圏の架け橋として語学スクールや情報発信の活動をしておられる、イスパニカさん。代表の方がわたしの友人というご縁です。 わたしは…

映画『タゴール・ソングス』から数珠つなぎの詩の話

詩の話。 映画『タゴール・ソングス』の監督・佐々木美佳さんが、タゴールの詩を自分の言葉で訳してくださっている。 note.com ガチガチの理屈や現実主義の言葉に、心も体も疲れて防御的になっているとき。 スッと入っていくのは詩の言葉。 伝達でも依頼でも…

ソフィアシンポジウム「性暴力をなくすために男性ができること」参加記録

昨年11月、上智大学でひらかれた「ソフィアシンポジウム」に参加した。 ソフィアシンポジウム「性暴力をなくすために男性ができること:男性の立場と心理を日米の心理学研究・臨床現場から考える」(上智大学) |国立女性教育会館 「男性ができること」とい…

プリーモ・レーヴィと本歌取り

昨年、プリーモ・レーヴィの詩集出版記念の講演に行ったときのことを話しました。 ▼noteで音声&動画配信しています。 note.com たまにひらきますが、やはりこの詩集、とてもよいです。 プリーモ・レーヴィの詩には、他の詩人の作からの引用が多い、と解説が…

百人一首とお能

今、百人一首とお能の関係を調べています。 先日ひらいた「秋の競技かるた体験会」の中で、「最近別の場で在原行平の歌を鑑賞する機会があって」と教えてくださった方がいました。 在原行平の歌 立ち別れ いなばの山の 峰に生うる まつとし聞かば 今帰り来む…

おすすめ公演:英語で右脳から入るお能

突然ですが、 ・お能に興味はあるが観たことがない、・お能がどこで公演されているか知らない・探し方もわからない、・一番初めにどれを観たらいいかわからない、 …という方におすすめな公演があります。 国立能楽堂の2019年秋の企画公演。 「外国人のための…

聴くを学ぶ、を更新し続ける

わたしがおしごとをする上で、とても重要な手段に「聴く」ということがある。 手段、道具、機能、能力、、、なんだろう? まだぴったりと表現ができないが、欠くことのできないものだ。 ある意味、聴くのが仕事、でもある。 ときどき、自分の聴くについて点…

読み聞かせ 5年生・6月

今年度の読み聞かせがはじまりました。 ボランティアさんが1人増えたので、1学期はとりあえず1回みたい。ほどよい。 前週に図書館で何冊か借りて、ぜんぶ時間を計って、息子相手に試し読みしてみました。 どれも良い本だし、時間もよい感じなんだけど、なん…

今のわたしが「モモ」の世界を旅すると。/『モモ』を精読する読書会

早起きして6時から『"モモ"を精読する読書会』に参加しました。 『モモ』は、小さい頃に読んだときはそれほどピンと来ていなかったのに、大人になってからなんだか気になる存在になってきて、行く先々で出会ってしまう物語。 この会も気になってはいたのだけ…

未来の自分に宣言する、願いをつなぐコラージュ

東京は梅雨の晴れ間。いかがお過ごしですか? 紫陽花が今を盛りと咲いています。 3年前にわたしがつくったコラージュが、Facebookの機能でリマインドされてきました。 人の顔をこんな正面に据えるのは、わたしにしては珍しい。 なにか決意をしていたんでしょ…

【アンケート】第2回参加型対話イベント『語らずにはいられない!沈没家族と"わたしの家族"』

5月10日にひらいた、参加型対話イベント『語らずにはいられない!沈没家族と"わたしの家族"』のレポートを書きましたが、 hitotobi.hatenadiary.jp ご覧いただくとわかるように、とっても壮大になってしまったので、アンケートを別投稿にしました。 当日参加…

対話が連れていってくれる、NOとリクエストを考えるシェア会(夜の部)

NOとリクエストを考えるシェア会〜1/2成人式をめぐる学校とのやりとりを手がかりに〜の夜の部をオンライン会議システムのZoomで開催しました。 (その前日に行った昼の部のレポートはこちら) 進め方は、 ・チェックイン(お名前、お子さんの年齢、きょう楽…

ひらきました!NOとリクエストを考えるシェア会、昼の部

NOとリクエストを考えるシェア会・昼の部が終わりました。とてもよい時間でした。 ご自宅でパンの講座などをなさっている場所、ふみかか亭。 この話をするにあたって、生活の場がいいんじゃないかと思った。人が作って食べて風呂入って寝る。一緒に住んでい…

5/16・17話します『Noとリクエストを考えるシェア会』

友人の高橋ライチさんがセッティングしてくださる場で、こんな話をします。ピンときた方いらしたら、来てくださるとうれしいです。 【Noとリクエストを考えるシェア会】〜1/2成人式をめぐる学校とのやりとりを手がかりに〜 コミュニケーション・カウンセラー…

新年度にあたり

きのうから息子の学校がはじまった。 年度が改まる感覚は、学校に行っている子どもがいると特に強く感じられる。そこにはコントロール不可なリフレッシュ感があって、所属する団体のないわたしとしては、とてもありがたく感じる。 登校してすぐ、クラスを聞…

あなたは大切な人〜『虐待・親にもケアを』オンライン読書会・後編

12月に参加した「虐待・親にもケアを」のオンライン読書会の後編に参加しました。 前編のレポートはこちら↓ hitotobi.hatenadiary.jp MY TREEペアレンツ・プログラムとは、子どもの虐待に至った親の回復プログラムです。 加害する・した人に対して、反省や更…

ほんとうのKJ法に少しふれた話

KJ法 の「花火」技法で2019年を描いてみる会に参加した。 募集文はこんな感じ。 「KJ法って付箋や紙片に書いたキーワードをカテゴリ分けしていく手法のことでしょ?」って思っていたら、主催の由貴さんから、「わたしもそう思ってたんだけど違うんですよ、す…

「心の声と体の声はちょっとだけずれている」を読んで

吉本ばななさんの有料メルマガ(note)を購読している。最新の配信を読んで、思い出したことを書いてみたい。 [お知らせ] メルマガ「どくだみちゃん と ふしばな」が更新されました。(スタッフ)心の声と体の声はちょっとだけずれている|https://t.co/sOZn…

短歌のつくり方がたぶんわかった話

久しぶりに歌会に出た。 いつも「楽しいんだけど、今一歩届かない歯がゆさ」があったのが、きょうは「そうそうこの気持ちが詠みたかったのよね!」とぴったりして、すごくうれしい。 ほかで学んでいることの体系化が進んだからなのか、先生の歌の作るプロセ…

Umiのいえつうしんにコラムを書きました

いのちを育む学びと気づきの場所・場をつくっている NPO法人Umiのいえの季刊誌にコラムを書かせていただきました。「私のライフワーク」というタイトルです。いつも考えていることをこんなにシャープにまとめたのははじめてなので、とてもいい機会をいただい…

絵を鑑賞することと言葉の処理の話

美術展に行って、キャプションや解説を読んでいるときに、なんだか頭に入ってこないのだけれど、併記してある英語を読むとスッと入ってくるということが、わたしはよくあります。 これは和訳がいまいちという可能性もあるだろうけど、別の可能性として、絵を…

学びのシェア会《別腹編》に参加して

友人たちと学びのシェア会という場を営んでいる。 発起人がいて、コアメンバーの運営だと自覚して担う人がいて、いつも参加する前のめりなメンバーがいて、気が向いたときに参加する人がいて、その活動を見ながらいつか参加してみたいと思う人がいる。そうい…

9 years after

今年の春にこんなことがあった。 近所のお店で、たまたま隣同士になった人といろいろしゃべっていたら、その人が、 「ねー、あたし幸せになりたいんだけど、どうしたらいいと思う?」 といきなり息子に聞いてきた。 それに答えて息子、 「自分の好きなもの、…

インゲヤード・ローマン展がよかった話

下半期もいろいろつくってきたので、またモノがもりもりと増えました。年末でもありますし、掃除・片付けをゆるゆるとやっているのですが、ここでモチベーションをさらにぐぐっと高めるには、やはり美しいものを見て、作り手の美学にふれるのが一番良かろう…

リフレクティング(トークとプロセスと場)

久しぶりに「場」の勉強に行ってきました。 リフレクティング。家族療法の一種、対話の手法、コミュニケーション・モデル。 主催していたのは、NPO法人マザーハウス。犯罪からの回復とグループセラピーを行う団体です。https://motherhouse-jp.org/ 講師は矢…

シスターから聞いた話

息子を出産した病院はカトリック系の病院だった。 カトリック系だから選んだのではなかったけれども、家から近いことと、病院の建築や中の雰囲気のやわらかさが、病める人間を迎え慈しみ休める場所として、とてもいい感じがしたからだ。 妊婦は病気ではない…