展示
早稲田大学坪内逍遙記念演劇博物館(エンパク)で、『INSIDE/OUT 映像文化とLGBTQ+』を観てきた。 最初に言っておきたいのは、この貴重な展示が、入館料無料で観られるということ。ありがとうございます。 www.waseda.jp わたしがこの展示を観にいった動機は…
2020年12月末、東京都現代美術館で開催の石岡瑛子展に行ってきた。 『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』 www.mot-art-museum.jp よかった……。 創ることの圧倒的なパワーと勇気をもらって帰ってきた。 もうそれしか言うことがない。 ちょっと目新…
墨田区にある、すみだ北斎美術館に行ってきた。 https://hokusai-museum.jp/ 両国の書店に本の営業に行くところで、そういえばまだ行ったことがなかったなと思い出して、立ち寄ってみた。 去年の太田記念美術館の展示や、川崎浮世絵ギャラリーの月岡芳年展、…
門松やしめ飾りが売り出される年の瀬に、しめ飾りの展示を観てきた。最終日ギリギリの駆け込み。 www.setagaya-ldc.net しめかざりを探して訪ね歩いている方がいるというのは、以前、この本で見て知っていた。 『しめかざり—新年の願いを結ぶかたち』森須磨…
千葉市美術館にて『田村一村展』鑑賞してきた。 www.ccma-net.jp 展覧会自体はノーチェックだったが、田村一村のことも知らなかったが、SNSのタイムラインに流れてきた、「アダンの海辺」を使ったポスタービジュアルに目が留まった。 千葉市美術館では、この…
Bunkamura ザ・ミュージアムで『ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代』を観てきた。 www.bunkamura.co.jp 身が切れるように寒く、陰鬱な冬の日。今にも雨が降り出しそう。 ビュフェ作品を鑑賞するのに、これ以上ないくらいぴったりの日。 電車が混む…
2020年の暮れ、文京区根津にある弥生美術館で、「奇想の国の麗人たち ~絵で見る日本のあやしい話~」展を観てきました。 bijutsutecho.com youtu.be スルーしていた展覧会だったのだけれど(ごめんなさい)、加藤美紀さんが出品されていると聞き、これは行…
毎年開催されている、印刷博物館の『世界のブックデザイン』展に行ってきた。 www.printing-museum.org 印刷博物館は、有楽町線江戸川橋駅徒歩8分・トッパン小石川ビル内。 当たり前のように身近にある本。その造作とこれだけ集中して対話できる機会もなかな…
駐日韓国大使館 韓国文化院で開催中の『韓国イラストレーター 紹介展 日本で出会う禹那英の韓服物語』に行ってきた。 https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=6552 韓国文化院とは、韓国文化の総合窓口の役割を担う、韓国の在外政府機関。…
吉田博展へ行ってきた。 yoshida-exhn.jp www.tobikan.jp 昨年から開催を楽しみにしていたので、はりきって2日目に乗り込んだ。 まだフレッシュさの残る展示空間は、人も少なめで、ゆったりと鑑賞できた。 いつものようにまとまらない感想やら調べ学習の結果…
劇場やホールに舞台、音楽、映画などの鑑賞をしに行って、わたし最近あんまり寝ないなぁということに、ふと気づきました。 いや、別に寝てしまってもいいと思います。緊張がほぐれてリラックスできたということだし、眠りに誘われる要素が、その作品や公演に…
*冊子化を意図したため、いつもの記事と異なる体裁になっています。 はじめに 2019年11月のある日、ふと思い立って、浅草にある一葉記念館に行ってきた。樋口一葉の人生と作品を紹介するミュージアムだ。 これまで鑑賞記録はブログやnoteで発信してきたが、…
通りすがりに小一時間ほど立ち寄っただけなので、あれこれ書けるほどのことはないが、残しておきたいこといくつか。 籔内佐斗司退任記念展 私が伝えたかったこと —文化財保存学保存修復彫刻研究室2004−2020の歩みー 2010年、平城遷都1300年祭でせんとくんが…
10月上旬のどしゃ降りの雨の日。 午前中に川崎浮世絵ギャラリーで月岡芳年・月百姿展を観て、午後は沼袋の中野区立歴史民俗資料館に『館蔵品展 哲学堂』を観に行った。 この、中野区歴史民俗資料館というミュージアムが、大変言いにくいのだが、ホームページ…
先日「きものkimono展」の鑑賞記録を投稿したところ、こんなご質問をいただきました。 好みの展覧会を逃さないためには、どのサイトをチェックしていると良いでしょうか?着物や服飾関係は好きです! なるほど。わたしが自然にやっていることで、何かお役に…
齋藤陽道 写真展『絶対』を観てきた。 https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0401.html 齋藤さんが主演のドキュメンタリー映画『うたのはじまり』を観て、こんな感想を書いた。 hitotobi.hatenadiary.jp 映画…
市川市文学ミュージアムに、さかざきちはるの本づくり展を観に行きました。 http://www.city.ichikawa.lg.jp/cul06/1111000295.html 誘ってくれた友だちが、さかざきさんとお友だちということで、作家さん御自ら解説いただき、大変な幸運でした。"手のひらサ…
町田国際版画美術館で『西洋の木版画 500年の物語』展を観てきた。 hanga-museum.jp 最終日に飛び込み。少し遠かったけれど、はるばる行った甲斐あった。 ひと言で言うと、木版画の印象が覆った!初期の木版画、グーテンベルク登場後、デューラーの(変態的…
国立ハンセン病資料館に行ってきた。 www.hansen-dis.jp 以前から訪ねたかった東村山市の国立ハンセン病資料館。 石井正則さんの写真展の会期中に行けることになった。 http://www.hansen-dis.jp/03evt/photoexhibition20200229#online 感染症対策で入館者を…
サントリー美術館で『日本美術の裏の裏』を観てきた。 公式ホームページ www.suntory.co.jp 実は行ったことがなかったサントリー美術館。 今までも興味深いテーマなのに会期を逃していたり、他の展覧会を優先していたために縁遠かったミュージアム。 今回は…
国立映画アーカイブに『羅生門』展を観に行ってきた。 https://www.nfaj.go.jp/exhibition/rashomon2020/ ついつい馴染みの「フィルムセンター」という名称で検索してしまうけれど、 東京国立近代美術館フィルムセンターは2018年4月1日に東京国立近代美術館…
大田区大森にある川端龍子の記念館へ。 https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryushi/tabid/218/Default.aspx 3年前に東京国立近代美術館で龍子の「草炎」を見て以来、気になっていた館でした。 今遡ったら、こんなことも呟いていました。 川端 龍子と川…
日本民藝館で『アイヌの美しき手仕事』展を観てきた。 https://mingeikan.or.jp/events/ 考古学でも民族学でも民俗学でもない、民藝としてのアイヌ工芸。 日本民藝館では、1941年以来のまとまったアイヌ工芸展だそうです。ちょっと意外な感じがしました。な…
2020年7月14日。 東京国立博物館で開催の『きものKIMONO』展を観てきた。 kimonoten2020.exhibit.jp 当初4月〜6月の開催予定だったのが、感染症流行の影響で延期され、なんとか6月〜8月に開催となった展覧会。中止にならずにほんとうによかった。 この一つ前…
書道博物館へ。 ずっと来てみたかったけれど、なかなかきっかけがつかめなかった館のひとつ。うれしい。 台東区立書道博物館|中村不折コレクション 書の専門博物館 今回の展示は、中村不折。この人のことはよく知らない。でも、洋画家でもあった人。わたし…
過去の記録を再記録。2016年9月5日 ---- 最終日に駆け込みで行ってきた。 www.asahi.com まとまらない感想をつらつらと。 カリブー、グリズリー、ムース...どれも星野さんに教えてもらった動物たち。 大きく引き伸ばされた写真には、わたしが写真集からは読…
10月初旬。 毎年楽しみにしている、丸井金猊の展示に行ってきた。ほんとうは今年3月〜5月の東京国立博物館での『法隆寺金堂壁画と百済観音』展に着想を得て同時期に開催される予定だったもの。 東博が開催中止になって、外出や移動の自粛もあって、この展示…
横浜そごうにて『ショーン・タンの世界』展。珍しく息子と鑑賞。 ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ | 何箇所か巡回していて、今は北九州の美術館で開催を待っているところ。 うちから横浜は少し遠いのだけれど、がんばって行った甲斐があった。…
アーティゾン美術館に『鴻池朋子 ちゅうがえり』展を観に。 www.artizon.museum 会期終了間際に滑り込み。なんとなくこのタイミングだった。ギリギリすぎて、だれかにシェアする間もない。自分のタイミングじゃないと展覧会に行けないというのは。 やっぱり…
東京外国語大学で仮面展を観てから、練馬区立牧野富太郎記念庭園へハシゴした日。 もう少し先の日程で行く予定だったのだけど、天気がよいのでむらむらきて、今日しかない!と行ってきた。 www.makinoteien.jp 『牧野日本植物図鑑』出版80周年記念ということ…