2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2022年正月に早稲田松竹で田中絹代監督特集を観た記録を書いている。 最初の3本はこちらに書いた。 hitotobi.hatenadiary.jp 早稲田松竹の上映作品紹介ページ wasedashochiku.co.jp 女ばかりの夜 1961年公開。原作:梁雅子、脚色:田中澄江、監督:田中絹代…
2022年2月、早稲田松竹で田中絹代監督特集を観た記録。5本分なので記事を3つに分けた。 wasedashochiku.co.jp 1月3日と4日。2022年の映画初め。 上映が2、3分押したぐらい混んでいた。すごいな。 国立映画アーカイブに来ていそうなお客さんもいるし、若い人…
東京都現代美術館で「ユージーン・スタジオ 新しい海」展を観た記録。 www.mot-art-museum.jp よかった……。ただただ、よかった。 帰ってきてからドビュッシーをずっと流している。よかった。 ちょうどエネルギーを使う仕事のキリがついたところだったので、…
きょうはクラウドファンディングのご案内です。 とはいっても、私が立ち上げたものではなく、友人の所属している団体が発起人となっています。一昨年、自分が本を出版するときに行ったクラウドファンディングの経験を生かし、協力しています。(その経験につ…
森美術館で『アナザーエナジー展 挑戦しつづける力 ーー世界の女性アーティスト16人』を観た記録。 www.mori.art.museum ▼紹介動画 youtu.be とても話したくなる展覧会。行った人と別々に2回話した。 2回目に話した友達は、2人の乳幼児を連れて行って、エレ…
2021年11月、東京国立博物館で『最澄と天台宗のすべて』展を観た記録。 youtu.be www.tnm.jp tsumugu.yomiuri.co.jp 会期終了間際に滑り込み。あれこれ締め切りに追われていて観に行っている場合ではなかったのだが、自分のルーツに関係する滋賀、比叡山、最…
金沢21世紀美術館の映画祭「まるびぃ シネマ・パラダイス!」で観た4本。 『おかしな奴』(1963年)『喜劇 急行列車』(1967年)『吹けば飛ぶよな男だが』(1968年)『あゝ軍歌』(1970年) ▼映画データ、あらすじなどもこちらに。 www.kanazawa21.jp 時代に…
2021年11月、金沢21世紀美術館より招聘いただき、映画祭「まるびぃ シネマ・パラダイス!」にて、鑑賞対話ファシリテーションのレクチャー&サポートを務めました。 ●11月27日(土) 「映画を観て語り合う時間のススメ」レクチャーシネマ・チュプキ・タバタで…
演劇『鷗外の怪談』を穂の国とよはし芸術劇場PLATで観た記録。 www.nitosha.net youtu.be 初めて降り立った、豊橋。駅から直結、徒歩2分の劇場。 なぜ東京からはるばる豊橋まで観に来たかというと、東京公演を知ったときが遅く、予定が合わなかったから。こ…
この記事は、シンガポールにルーツを持つアーティスト、ホー・ツーニェンの《百鬼夜行》《旅館アポリア》《ボイス・オブ・ヴォイド》に関する記事などを収集しておく場所として投稿している。今後随時更新する。 実は私はどの作品も観ることはできていない。…
NTLiveの『ロミオとジュリエット』を観てきた記録。 youtu.be spice.eplus.jp 久しぶりのNTLiveの新作ということで、喜び勇んで行ってきた。 ……が、始まってすぐに違和感。 解説(ナビゲート)もなし、インタビューもなし。 あらら? これは映画だったの?そ…
2022年最初のコラージュの会です。 新年度に向けて、ふりかえったり、展望したり。 ぜひお越しください。 詳細、お申し込み https://collageshunbun2022.peatix.com/ 前回冬至の会のレポート https://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2021/12/23/122503 _____…
『わたしの青春、台湾』傅楡(フーユー)/著(五月書房新社, 2020年) ドキュメンタリー映画 #私たちの青春台湾 を観てから、ずっと読みたかった本。監督の傅楡さんの手記。映画だけではわからなかった台湾社会の背景、主人公たちの来歴、撮影の日々の記録…
『たけくらべ(若い人の絵本)』樋口一葉/著, 岩崎ちひろ/画(童心社, 1971年) この記事を書いているときに知った絵本。 hitotobi.hatenadiary.jp いわさきちひろの挿画、やはりよかった。いろいろ本や絵で表現されているけど、一葉が今見たら一番気に入…
『世界を食べよう 東京外国語大学の世界料理』沼野恭子/編(東京外国語大学出版会, 2015年)を読んだ記録。 東京外大教授でロシア文学、食文化、比較文化がご專門の沼野恭子さんの編集。 「本書の最大の特徴は、世界各地の言語・文化・文学・社会・歴史・宗…
『阿賀の記憶、阿賀からの語り 語り部たちの新潟水俣病』関礼子ゼミナール/編(新泉社) 新潟水俣病の語り部さんの言葉を大学のゼミの学生たちがまとめた記録集。 語りだけではなく、ゼミの指導教員である関礼子さんの解説も詳しい。 View this post on Ins…
『魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣』石井妙子/著(文藝春秋, 2021年)を読んだ記録。 ユージン・スミスとアイリーン・スミスのそれぞれの人生裏話や夫婦関係に終始しているのかと勝手に思い込んでいたが(すみません)、かれらを通して水俣…
ケアマネジャーを応援し、ケアマネジメントの在り方を読者ともに考える月刊誌『ケアマネジメント』2月号にて、舟之川へのインタビューをご掲載いただきました。 www.care-m.net 本誌は、制度や知識のアップデートのほか、現場に生かせる事例などを詳しく解説…
2020年に共著『きみがつくる きみが見つける 社会のトリセツ』を出版してから、本を起点とした様々な対話の場をつくってきました。 そのうちの一つが、神戸のラーンネット・グローバルスクールとつくっている通年の授業です。3人の著者で3つの学期を分担して…
久しぶりのMETライブビューイングの新作。パンデミックのために休演していたMETが、2021年9月、1年半ぶりの再開一発目に選んだのがこれ!《Fire Shut Up in My Bones》 www.shochiku.co.jp タイトルの意味も、今このタイミングで初演されることの意味も、何…
『公務員という仕事』村木厚子/著(筑摩書房, 2020年)を読んだ記録 来月、小学校で仕事について授業するので、リサーチのために読んだ。公務員の仕事について、ここまで本質をついた説明は見たことがなかったかもしれない。実際に動いていた実感からの言葉…