ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

アジェのインスピレーション展がよかった話

2017年の館納めは東京都写真美術館の「アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」。 ウジェーヌ・アジェは中学生のときに京都国立近代美術館の売店のポストカードで知った写真家。わたしはそれ以上に知らなかったのだけど、今回の展覧会でどういう時代…

本日受付終了:ものがたりの絵を描こう

受付終了日に書いているというのもあれですが、もしもお気持ちとご都合のあう方がいらしたらなぁと思って、書いてみます。 rainbowegg.exblog.jp こちらは今週日曜日12/10に友人とひらく場です。 お話を絵を見ないで聞いて、自分の好きな場面を自由に描いて…

帰ってきたことほぎラジオ

ことほぎラジオが週刊になって帰ってきたよー! 日々の中でことほぎたいことが、いっぱいいっぱい見つかっちゃって、やっぱり最近どう?とかお話したいし、聴いてほしいみたいなのです。おわったからはじまって、またラジオがお届けできてうれしいです!! 2…

上小阿仁村での芸術祭鑑賞ツアーのレポート(UNLEASH)

今年の夏に秋田・上小阿仁村で行った鑑賞ツアーのレポートを、オンライン情報誌『UNLEASH(アンリーシュ)』に寄稿しました。 unleash.tokyo わたしとしてはアサインされて行く、はじめての遠方での場づくりのお仕事でした。 わたしを含むハバタクのチームメ…

Year-End Collage〜2017年をコラージュでふりかえる、ひらきました

年末または年始にひらいているコラージュの会。 peatix.com 今年でもう6年目になります。雑誌やチラシや写真、思い出の品、マスキングテープ、シールなどを切ったりちぎったり貼ったり。表現しているのは、今の自分であり、これまでの自分であり、これからの…

読書会の課題本の選び方

読書会の作り方をテーマに何本か記事を書いてきました。 読書会って何?どんなことをするの? 読書会って何?どんなことをするの? : 2 読書会は本の話が7割 読書会で脱線が激しいときの戻し方 二人いれば読書話はできる、のだが。 読書会は喜びの場である …

【募集】METライブビューイング「魔笛」を観てあーだこーだ語る会

ことほぎラジオ第11話でも紹介したMETライブビューイングでモーツァルトのオペラ「魔笛」を観ます。METライブビューイングとは、NYのメトロポリタン歌劇場の公演録画を、字幕やインタビューやバックステージツアー付きで映画館のスクリーンで観るエンターテ…

読み聞かせ(3年生・11月)

きょうは息子の小学校で読み聞かせ。 『おじさんのかさ』友だちの家にあって、わたしと息子で一度読み聞かせてもらったときのうれしさが残る本。こっちから読んでほしいー!というリクエストがあり、うんうん、こっちから読むつもりだったよー。この人実はお…

「ディエゴ・リベラの時代展」を観てあーだこーだと語る会、ひらきました

埼玉県立近代美術館で2017/10/21-2017/12/10開催中の、「ディエゴ・リベラの時代展」を観てあーだこーだと語る会をひらきました。 peatix.com ラジオで録ったものを除くと、久しぶりの美術展であーだこーだの会でした。 やっぱりみんなで感想を話すのは楽し…

聖書を学ぶ

友人からきっかけをもらって、今年の夏から、とある勉強会で聖書を学んでいます。 教える人も教わる人もキリスト教の信者ではありません。客観的に、しかし他人事としてではなく、この宗教についてまっさらなところからはじめて学んでみる。解説書ではなく、…

ことほぎラジオ最終話を配信しました

ことほぎラジオ第12話を配信しました。 ...と、その前にも第11話を配信していたのですが、こちらでお知らせするのを失念。。 doremium.seesaa.net 去年のちょうど今ごろにけいさんから「ポッドキャストやってみませんか?」というメールをいただいて、はじま…

火鉢を囲んで昔話

先日、調布はつつじヶ丘にあるもえぎ家さんへうかがい、友人のeicoさんがひらいている「おとなの絵本クラブ」に参加してきました。 もえぎ家は4人の作り手によって運営されている古民家。 書く人、描く人、料る人、温(ぬく)める人が、古くから受け継がれ…

秋のスケッチ遠足

造形+自然の教室にじいろたまごさんによる秋のスケッチ遠足に行ってきました。ここには、春のスケッチ遠足、晩夏の虫取りと来ていて、きょうが三回目。初冬の川縁。色も光も音も来るたびに違っていて、こどもが見つけるものも違っていて、自然遊びやはり楽…

本の縁日にありがとう

千駄木の養源寺でひらかれていた「しのばずくんの本の縁日」に出かけました。 青空の下で本を選ぶ、本を通じて会話が生まれる、好きが言える、この本を届けてくれてありがとうが伝えられる。 伝えられた人たちもとてもうれしそうで。 いろんな幸せがここにあ…

芸工展2017に出展しました

ことほぎ研究室として出展した芸工展。やっぱり今年もすごく楽しかったです! リスナーさんはもちろん、友だち、ご近所さん、芸工展を回っている人、通りすがりの人などなど、たくさんの人と一緒に過ごせました。時間がないんだけどなんとか来た!って顔を出…

「性食考」の発刊記念イベント

本屋B&Bにて、赤坂憲雄さんの「性食考」の発刊記念イベント。 カバー絵を描かれた鴻池朋子さんのファンすぎて、今年は3回もご本人が登場するイベントに行ってるのだけど、きょうは真ん前の席で、距離にして1メートル!かぶりつきで見て聞いてた。 赤坂さん…

季節のおたより

以前バッグを購入したショップからシーズン毎に届くカタログの中にいつもノベルティグッズが入っている。物も材質も様々。今回は箸置きだった。 お手紙も添えられていて、 「ご挨拶と、日頃の感謝の気持ちを込めてお届けさせて頂きます。そして、出来る限り…

芸工展2017に今年も出展します

去年「ヒトトビ」で出展した芸工展に、今年はことほぎ研究室で出展いたしまーす。 皆さまのお越しをお待ちしております。 * * * 私たち「ことほぎ研究室」では、自分たちの好きなことを書いたり作ったり話したり聴いたりすることを通して、この世のさまざ…

映画「沈没家族」を観た

Pia Film Festival(PFF)のPFFアワード2017作品の一本、「沈没家族」というドキュメンタリー映画を観てきた。 映画周辺の仕事をしたい!と漠然とした気持ちだけで上京し、映画ビジネスを学び、映画製作にもほんのちょびっとかかわるという経験をしてきたわ…

なんでもかんでも楽しい日

きのう悲しい日のことを書いたけど、きょうは二人とも打って変わってなんでもかんでも楽しい日だった。きょうは湿度が高く蒸し暑くて、わたしはほとんど息がし辛く、耳もなんかおかしかったし、移動も多かったけど、ちょいちょい嬉しいことがあったのだ。 息…

どうにも悲しくなる日

息子とは概ね楽しく仲良く日々を暮らしているのだけれど、どうにも二人とも悲しくなってしまう日がたまにあって、そういう日は迎えに行って目が合うと、もう怒りを発しているのでだいたいわかる。 きょうもちょうどそんな日で、待ってましたと言わんばかりに…

ことほぎラジオ第10話、配信しました

12回完結のことほぎラジオ、ついに二桁になりました。おおお......。 今回は、けいさん、せいこが夏に出かけたそれぞれの旅のおみやげ話です。 音だけですが、晩夏の山本亭(葛飾区柴又)もなかなか趣があります。 リスナーさんが立会ってくださっていたのも…

ALPS BOOK CAMP 2017

7月最後の週末は、長野・木崎湖のほとりのALPS BOOK CAMPにいました。 alpsbookcamp.jp ここのところ切実に求めていた「大量の淡水」を補給できて、とても満足でした。この日は初日かつ前夜祭ということで、ゆったりとはじまっていて人も多すぎなくて居心地…

明日8/25から!《生還せよ!秋田・上小阿仁村でアートと野生に捕らわれる3日間!》

超直前のお知らせですが、あした8/25金から、金・土・日で秋田県上小阿仁村でアートプログラムがあります。わたくし、企画・運営で携わっております。 peraichi.com 「あら、ちょうど空いてるぢゃないの」という自由に生きる女たちよ、ぜひ一緒にいきましょ…

谷川史子原画展に行ってきた

時間が経った話ばっかりUPしております...。これは5月の話。 --- 谷川史子原画展に行ってきました。 うわーん、よかった!!!!!!! 写真撮影可(一部不可)なのも、ファンにとってはうれしかった。 りぼんとLaLaの併読をはじめたころに谷川さんが現れて…

N.S.ハルシャ展を観た

4月末、森美術館に「N.S.ハルシャ展」を観に行った。 www.mori.art.museum ストレートな表現をあれこれ考えずまるごと観たような感じ。皮肉も傷みも描かれていて、怒りや悲しみもあるのだろうけど、表現自体はあんまりねじれていない。深みがないというわけ…

映画「人生フルーツ」を観た

5月初旬の話。 ポスターからの印象の、「丁寧な暮らし」とか「ほっこりほのぼのいい気分」じゃない、ずっしり重くて強い力。今のわたしにとても関係あるのかも…と思った人が集まってきたのか、満席&パイプ椅子&階段までびっしりお客さんでいっぱい。 ことほ…

モンフィーユ、夏

立秋を過ぎて、まだまだ暑いけれど涼しさも出てきて、夏がいつの間にか半ばを過ぎたことを肌で知る。 年々、気温も湿度も高くなり、かつて訪れた東南アジアの国々や沖縄の気候を思い出す。きょうは金子光晴の「マレー蘭印紀行」や「どくろ杯」の気分。湿度の…

読書会『いのちを"つくって"もいいですか?』をひらきました

ひらきました、といっても、2017/1/29の話です。どんだけ前...。時間が経ってもう少し気持ちが進んで書けるかなぁと思っていたのですが、結局何も書けず...。こういうのはすぐ書かないとダメですね。直後にFacebookにUPしたものに加筆して転載します。とりあ…

「台北ストーリー」でエドワード・ヤンにまた会えた

まさか観られる日が来るとは! エドワード・ヤンとホウ・シャオシェンの青春のすべてが凝縮されていて眩い。夢のように過ぎた時代。戒厳令下の台湾総督府前のシーンの奇跡。すべてのカットが、セリフが、詩的で音楽的で美しい。日本が字幕文化でよかった。 …